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検索ボリュームを知りSEOの改善につなげよう|初心者ライター向け4つのツールも解説!

SEOライティングをはじめたい。けれどいろいろな専門用語が出てきてむずかしそう」そう思ったことはありませんか?

どうせなら上位検索されやすい記事を書きたいけれど、どうやってキーワードを選定するべきか迷いますよね。

この記事では、初心者WebライターがSEOライティングにチャレンジしようと思ったときに、知っておくべき検索ボリュームの目安やおすすめのツールについて解説していきます。

SEOライティングは慣れるまでに時間がかかってしまうもの。
けれど用語を理解してツールをうまく使いこなせば、キーワード選定も楽しくなってきますよ

ぜひこの記事を参考にして、あたなもSEOライティングにチャレンジしませんか?

検索ボリュームとは?

あなたは記事を執筆する際に、どのようにキーワード選定しているでしょうか

SEOを意識して上位に検索されやすいものを選ぶ方は多いですよね。
では、SEOを意識したキーワード選定をするにあたって「検索ボリュームを意識するとよい」と耳にしたことはありませんか?

検索ボリュームとは、GoogleやYahoo等の検索エンジンを利用して検索されるキーワードの検索回数を指します
この検索ボリュームが大きいほどよく検索され、サイトにアクセスするユーザーも多くなるといえるでしょう。

また、検索ボリュームが小さいものは、サイトにアクセスするユーザーは少なくなるかもしれませんが、上位表示を狙いやすくなります。

一概に、検索ボリュームが大きいほどよいというわけではないのです

検索ボリュームを調べるメリット

では、なぜ検索ボリュームを調べるとよいのでしょうか。

検索ボリュームは「どんなキーワードがよく検索されているのか」というトレンドの指標としても利用できます。[1]そのため、検索ボリュームを調べると、キーワードに対する需要度がわかります。

また、「熱中症」「寒さ対策」など、キーワードによっては時期により変動するものもありますよね。想定するキーワードに対してどれくらい興味や関心を持たれているかという目安がわかると、月ごとの記事のアクセス数を予想できます

検索ボリュームを調べずにコンテンツ作成してしまうと、検索エンジンからの流入が見込めずアクセス数が伸びない場合があります。また検索エンジンから低品質なホームページと判断される可能性もあるので注意しましょう。

選定したキーワードの検索ボリュームがどのくらいかを調べておくことは、記事へ流入させるための戦略として、欠かせないものなのです。

検索ボリュームの4つの目安と対策

では、どのくらいを目安に検索ボリュームを選ぶとよいのでしょうか

検索ボリュームは、月ごとの「月間検索ボリューム(ひと月の間に、想定するキーワードが検索されている回数)」で調べられます。
大きく4段階で分けられている「月間検索ボリュームについて、見ていきましょう。

ビックキーワード

月間検索ボリュームが10000以上のキーワードを「ビッグキーワード」といいます。[2]
検索ボリュームは、大抵は1つの単語のみであらわされていますが、その単語の中には10万~100万というキーワードも出てきます。

検索ボリュームが大きいものは、「さまざまな人によく検索されている」という指標であるため、そのキーワードで記事作成をすると読んでもらえる可能性が上がりますよね。しかし、そのぶん大手メディアなどの競合サイトも多いでしょう。そのため、ビッグキーワードでSEO上位に表示されるためには、戦略が必要になります

もし、うまく攻略してビッグキーワードで上位に表示されれば、たくさんの人に記事を読まれるという大きなリターンが期待できます。また、クオリティが高いサイトと判断されるでしょう。

ミドルキーワード

月間の検索ボリュームが1,000~10,000のキーワードを「ミドルキーワード」といいます。[2]
2~3単語で検索されることが多いですが、ニッチな領域では1単語でも検索される場合もあります。

ミドルキーワードは、読者の検索ニーズ(想定したキーワードで、読者が検索したいと考えた意図)がさらに明確になります。また、検索ボリュームが安定しているため、長期的にサイトへの流入が期待できると考えられます。

スモールキーワード

月間の検索ボリュームが100~1,000のキーワードを「スモールキーワード」といいます。[2]
スモールキーワードもミドルキーワードと同様に、2~3単語で検索されることが多いです。

検索ボリュームは小さいですが、上位表示させやすいキーワードとなります
また、読者の検索ニーズが明確であるため、より専門性が重視されやすくなります。

ロングテールキーワード

スモールキーワードを3単語以上使用したものを「ロングテールキーワード」といいます
読者の検索ニーズがスモールキーワードよりさらに明確であることが多く、より悩み解決につながるコンテンツ作成をしやすくなります。そのためコンバーション(ユーザーが、サイトの目標とするアクションを行う可能性)も高くなりやすいでしょう

サイト立ち上げ時期は、ロングテールキーワードからはじめるのがよいと言われています。
なぜなら上位表示の難易度が低く、確実に流入を得られるためです。[3]

また、競合記事にロングテールキーワードを狙われることが少ないため、1度上位を獲得できれば、そのあとは安定的して読者の流入確保につながるでしょう。

検索ボリュームを調べるおすすめツール4選

検索ボリュームを知ることが、SEOライティングにとって欠かせないことを理解していただけたでしょうか。
ここからは、実際に検索ボリュームを調べるためにおすすめのツールを4つご紹介します

aramkijake.jp

画像引用:aramkijake.jp

Google以外にも、Yahoo!の検索ボリュームを調査できる完全無料のツールです
手軽にキーワードを調べられるため、はじめて検索ボリュームを調べる方におすすめのツールです。
まずはaramakijake.jpから調べ方に慣れてきてから、他のツールを試すとよいでしょう。[4]

キーワードプランナー

画像引用:キーワードプランナー

2つ目は、Google公式の無料ツールであるキーワードプランナー
Google広告を使っている人向けのサービスですが、一部機能は登録すると誰でも無料で利用できます。ただし無料で利用する場合は、具体的な検索ボリュームはわからないため、あくまで参考程度がよいでしょう

キーワードプランナーの特徴としては、パソコンやスマートフォンなどの機器ごとに検索ボリュームを把握できることが挙げられます。[1]

キーワードファインダー

画像引用:キーワードファインダー

キーワードファインダーの特徴は、登録したキーワードとサイト情報を元に、キーワードだけでなく「月間検索数」「SEO難易度」「関連度」を自動で取得してくれることです。

キーワードファインダーも、キーワードプランナーと同様に、パソコンやスマートフォンなどの機器ごとで検索ボリュームを把握できます。
まずは、7日間の無料体験から試してみるとよいでしょう[5]

Ubersuggest

画像引用:Ubersuggest

Ubersuggestは、月間検索ボリュームはもちろん、数値でSEO難易度を教えてくれます
トレンドや検索ボリュームの時期変動を表示し、総合的にSEOの改善ができる万能ツールです。

ただし、無料版は1日に3回しか調査できないため注意が必要です。他のツールと併用しながら比較するとよいでしょう。[6]

SEOライティングにチャレンジしよう

検索ボリュームの目安について知っているのと知らないのとでは、サイトの流入に大きな差が生まれます

今までなんとなく検索ボリュームが大きいキーワードを選定し、なかなか成果に繋がらないと思っていた方は、まずは記事に記載した4種類のうち、自分に合うキーワード検索ツールの使用をおすすめします。そして、検索ボリュームを意識したキーワード選定で、上位表示にチャレンジしてみましょう!

この記事の執筆者

薬剤師ライター:ゆまっちさん

昭和大学薬学部卒。病院、調剤薬局、ドラッグストアと幅広く薬剤師として経験。特にプレコンセプションケアをはじめとした”女性の健康”に特化したサポートが得意。現在は薬機法ライターとして活動中。法律を意識しながら魅せる言い換え表現が武器。
また薬機法ライティングについて講師業も行い、活動の幅を広げている。

X(Twitter):https://twitter.com/pmdwriteryuma
ゆまっちさんも受講、添削付きオンライン講座「医療ライターのはじめかた」

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執筆

京薬卒、(株)Medited代表取締役。 医療・取材ライターや医療系介護メディアの編集長業務、キャリアスクールでの講師メンター業などを経て2020年よりオンライン動画講座「医療ライターのはじめかた」メディア「MediJump」の運営を開始。2022年より医療×Webクリエイターの交流コミュニティ「MediWebラボ」をスタート。2023年に法人化し、経済産業省JStarX起業家プログラム等に採択。「医療資格は、ずっと味方」をテーマに活動しています。