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「挑戦のすすめ」進化を続ける薬剤師の森川ゆらさん

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こんにちは!
「医療資格は、ずっと味方」をテーマに医療資格保有者専用の働き方の選択肢を広げるスクールプラットフォームを運営しています、Medi+です!

「Medi+医療系取材ライターのはじめかた講座」内課題のペアインタビュー&取材記事をご紹介していきます✨

今回は第4回「Medi+医療系取材ライターのはじめかた講座」を受講した森川ゆらさんにインタビューしました。

「新しい世界に興味を持ちながらも、日々の忙しさや不安を理由に一歩を踏み出せない」多くの方が経験する悩みではないでしょうか。

「変化は怖くない。変わらない方が怖い」と森川さんは言います。

キャリアチェンジを重ね、現在は薬剤師として働きながら、医療系取材ライターの勉強をしている森川さん。医療系取材ライターを目指した理由や今後の展望、挑戦を続ける秘訣を伺いました

森川さんの言葉は、迷っている人の背中をそっと押してくれることでしょう。

経験を活かして挑戦を重ねる森川さんの歩み

ーーはじめに、自己紹介をお願いします。

森川ゆらです。

大学院を修了後、企業に研究職として就職しました。7年間働いた後、出産を機に退職。夫の海外転勤に同行することになりました。海外にいる間は子育てに専念し、帰国後は、調剤薬局に転職しました。

現在は、派遣薬剤師として働きながら、医療系取材ライターの勉強をしています

退職して育児に奮闘

ーー大学院修了後は企業に就職されたのですね。どのような仕事をしていましたか?

品質管理にかかわる製品の開発製造に携わっていました。実験に明け暮れる毎日は大変でしたが、充実していました。大きなプロジェクトが終わった時の達成感は今でも忘れられません。

ーーやりがいを感じていた仕事を辞める決断は大変なものだったと思います。仕事から離れた期間があったからこそ、気づけたことはありますか?

学んだことを活かして社会貢献をしたいという思いでずっと働いてきました。そのため、仕事を辞めた後も、仕事をしない生活になかなか慣れず……。働かないことで、周りに置いていかれるような不安を感じることも。それでも、自分にとって、子どもと一緒に過ごす時間は、とても大切なものでした。

また、仕事だけが社会に貢献する手段ではなく、子育てや家事を通じて家族や地域を支えるという貢献の仕方もあると気づくことができました

海外生活を経て薬局薬剤師に転身

ーー海外での子育ては大変そうですが、実際にどのような経験をされましたか?

住んでいた地域は日本人が多かったため、日本人育児グループがありました。そこでは、さまざまな情報やアドバイスをいただけて、とても心強かったです。

また、私が薬剤師であることから、医療に関する相談を受けることもありました。しかし、医療現場で働いた経験がなかったため期待に十分応えられず、悔しい思いをしました。

帰国後に調剤薬局で働きはじめたのは、この悔しさがきっかけですね。

ーーなるほど。相談してくれた方の役に立ちたいという思いで、調剤薬局に転職されたのですね。薬剤師として働きはじめて、どのようなことに苦労されましたか?

勤めた調剤薬局が大学病院の近くにあったため、幅広い診療科の処方に対応しなければなりませんでした。医療現場での薬剤師業務は、はじめてだったうえに、多くの薬を覚えなければならず、最初はとても大変でした。次第に、患者さんの役に立てることが増え、仕事にやりがいを感じるようになりました。

海外で頑張る人を日本から支えたい

ーーやりがいを持って薬局薬剤師として働きながら、新たな挑戦をはじめた森川さんですが、医療系取材ライターを目指したきっかけを教えてください。

きっかけはコロナ禍です。薬剤師という職業柄、在宅勤務ができず不安を感じていました。それ以来、薬剤師を続けたいと思う一方で、柔軟な働き方ができる仕事をしたいと思うようになりました。

ーーコロナ禍が働き方を見つめ直すきっかけになったのですね。在宅でできる仕事のなかで、医療系取材ライターに興味を持ったのはなぜですか?

海外生活を経験し、多くの日本人が、外国で体調を崩すことに不安を感じていると知りました。海外での闘病体験を自分で発信している人もいますが、声を届けられない人も多くいます。そうした人の体験を記事にすることができれば、同じ不安を抱える人たちに役立つ情報を提供できるのではないかと思ったからです。

ーー読者の住んでいる場所にかかわらず、情報を届けられることは、医療系取材ライターの魅力の一つですね。

変化を「力」に!医療系取材ライターへの挑戦

ーー医療系取材ライターになったら、どのような働き方をしたいですか?

仕事全体の時間は変えずに、薬剤師と医療系取材ライターを同程度でやりたいです。子どもがいますので、在宅勤務ができる柔軟さは魅力的です。

悩んでいる人に新しい視点を届けたい

ーー医療系取材ライターになって叶えたい夢は何ですか?

悩んだり迷ったりしている人が、問題解決のヒントになるような記事を書きたいです。具体的には、次のようなことを考えています。

・医療現場で働き続けることに不安を感じている人へ
 医療資格を活かして、医療現場の外で活躍している人を紹介する。
・海外生活で不安を感じている人へ
 同じような悩みを乗り越えた人の経験をもとに、役立つ情報を提供する。
・キャリアアップを目指す人へ
 同じ職種で専門性を磨き、活躍している人の姿を紹介する。

ーー素敵ですね!どれも、これまでのさまざまな経験があったからこそ生まれた視点なのだと思います。

挑戦を乗りこえる秘訣は、常に全力投球!

ーー豊富な経験は、多くの挑戦を乗り超えてきた証ですね。変化を続けてこられた秘訣をお聞かせいただけますか?

もともとは、保守的な性格で変化が苦手でした。しかし、最初に勤めた会社が「変化を求める」方針だったため、自然と変化することに慣れていきました。今では、自分が変わらなければ時代においていかれるので、「変わることは悪いことではなく、変わらないことのほうが怖い」と考えるように

挑戦の前には作戦を立て、動きはじめたら、とにかく目の前の仕事に全力で取り組む!これが私の秘訣ですね

医療系取材ライターの勉強をはじめた時も、外の世界に飛び出すことに不安がありました。そのため、独学ではなく、講座からはじめることにしました。おかげで、案件獲得から企画、取材、記事作成と仕事の流れが一通り学べたので、受講してよかったと思っています。

また、日頃から子供に「失敗してもいいから、どんどんチャレンジしていこう。なんでも経験」と伝えている手前、自分も挑戦する姿を見せなくては、という気持ちもありました。

ーー変化をプラスにとらえる考え方にハッとさせられました!全力で挑む森川さんの姿は、お子さんだけでなく、この記事を読んでくださる方々にも、大きな励ましとなると思います。

ペアインタビューをしてみて:取材ライターの感想

薬剤師ライター

せなさん

森川さんは、諦めずに努力を続けられる人でした。

「これまでで一番高いと感じた壁は何ですか?」と尋ねると、少し考えた後、「越えられていない壁」として、コロナ禍で在宅勤務の仕事を探したが、実現できなかったという話をしてくれました。

そして数年後、在宅勤務ができる医療系取材ライターを目指している森川さんは、できなかったことを心に留め、次の挑戦に活かしているように感じました。無意識だったかもしれませんが、「超えられていない壁」という表現は、今も挑戦を続けていることを示しているようでした

できなかったことから次の課題を見つけられる森川さんは、医療系取材ライターとしても、間違いなくご活躍されることでしょう。そんな未来がとても楽しみです。

この記事の執筆者

薬剤師ライター:せなさん

薬剤師として7年間働いた後に転職。薬事申請業務を10年間行ってきました。現在は子育てと両立しながら、取材ライターとして活動しています。「取材相手の魅力を読者に届けること」と、「専門家や現場の声を分かりやすく伝えること」をモットーに、一つ一つの仕事に丁寧に向き合います。

X(Twitter):https://x.com/sena_since_2025
note:https://note.com/sena_since_2025

せなさんも受講、「Medi+医療系取材ライターのはじめかた講座」とは?

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執筆

医療者のための冒険書であるMedi Jumpは「一歩踏み出したい医療従事者さんが、ワクワクしたり元気をもらえたり、新しい挑戦につながるメディア」をテーマに、さまざまな医療従事者の生き方や記名記事を、旅するように楽めるメディアです。医療従事者のクリエイターたちが集まり運営しています。