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人の話を聞くのが好き!好奇心旺盛なドラッグストア薬剤師のゆゆゆ。さん

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「Medi+医療系取材ライターのはじめかた講座」内課題のペアインタビュー&取材記事をご紹介していきます✨

今回は第4回「Medi+医療系取材ライターのはじめかた講座」を受講したゆゆゆ。さんにインタビューしました。

薬剤師として患者さんに頼られる存在となり、やりがいを感じる方は多くいるでしょう。一方で精神面や体力面に悩む現実があり、「このまま仕事を続けられるだろうか……」と不安に感じることはないでしょうか?

今回取材したゆゆゆ。さんはドラッグストア薬剤師として働くなかで、同じように感じ「Medi+医療系取材ライターのはじめかた講座」を受講しました。

ゆゆゆ。さんに、現在の仕事のやりがいや講座受講の経緯、これから目指す働き方について伺いました

ドラッグストア薬剤師として働くゆゆゆ。さん

ーーさっそくですが、自己紹介をお願いします。

ドラッグストアの調剤併設店舗で薬剤師をしている、ゆゆゆ。です。

普段は薬局の薬剤師と同じように、調剤業務や患者さんへのお薬の説明をメインに仕事しています。ドラッグストアにはOTC*の販売ブースもあるので、市販薬に関する相談も毎日受けています。

OTC* : 薬局・ドラッグストアなどで処方箋なしで購入できる医薬品のこと。「Over The Counter」の略。 

患者さんにとって身近な薬剤師になりたい

ーーなぜ薬剤師を目指したのでしょうか?

高校生のときに理数科目が好きだったので、進路選択で理系分野を選びました。他に大きなきっかけはないですが、何か資格があったらいいなと思い、頭に浮かんだ職種が医療職でした。

ーー薬剤師といえば薬局や病院などの働き方がありますが、そのなかでもドラッグストアを選んだ理由はありますか?

薬局や病院はふらっと立ち寄れる場所ではないですが、ドラッグストアは買い物ついでに足を運びやすいですよね。薬剤師として身近な存在になれると思ったので就職を決めました。OTCも含む幅広い業務に携われるという点も決め手です。

「やりがい」と「しんどさ」の狭間

ーー実際にドラッグストアで薬剤師として働いて、やりがいに感じる部分はありますか?

定期的に来局される患者さんは、お薬に関すること以外に雑談をする機会があります。何気ない会話から、お薬の相談に発展したときは身近な存在になれたように感じて嬉しいですね

また薬剤師として、お薬の知識がない方にわかりやすく説明できたとき、今までの自分の学びが活かせたと実感しました。

ーー専門職ならではのやりがいがありますよね。ドラッグストアでの薬剤師業務といえば、勤務時間が長い印象がありますが、その点はいかがでしょうか?

正直、現在の職場は人員が足りているとは言えない状況です。閉局時間の少し前に混雑すると業務が延長したり、翌日お薬を取りに来局される方への調剤業務もあったりします。時間のコントロールは、なかなか難しいですね。

言葉の力で患者を支える医療系取材ライター

ーードラッグストアの薬剤師としてやりがいを見出しているように思いますが、在宅ワークを考えたきっかけはありますか?

現場で仕事をしていて、体力面と精神面でしんどさを感じたことが一番のきっかけです

ドラッグストアでの仕事は、一日中動き回っていることが多く、体力的な辛さを感じています。以前、指を怪我したときや、喉の調子が悪くて声が出なくなったときは、やはり仕事に影響が出てしまいました。

また、ドラッグストアという狭い空間で同僚とのコミュニケーションに気疲れを感じる場面もあります。これからも現在の仕事を続けていくことに、疑問を感じてしまいました。

ーー精神面や体力面の心配は、薬剤師が仕事を続けるうえで課題になりやすいですよね。

好奇心旺盛な性格を活かし医療系取材ライターに

ーー在宅ワークを考えた際に、医療系取材ライターを目指した理由は何でしょうか?

人の話を聞くことが好きで、好奇心旺盛なタイプなので向いてそうだと思ったんです。普段から人の話を聞いているときに自分とは違う考え方や価値観を感じると、新しい学びがあって楽しい気持ちになります。さまざまな方に話が聞ける「医療系取材ライター」という仕事に魅力を感じました。

ーー人の話を聞くのが好き、という点でとても向いてそうですね。

講座を通した新たな発見

ーー講座の課題を通して多くの取材記事を読む機会がありましたが、印象に残った記事はありましたか?

闘病した方への取材記事が印象に残りましたね。私自身が、悩みや気持ちを抱えてもうまく伝えられない性格なので共感した部分があったと思います

同じ病気を抱えている人は闘病記事を読むことで、救われたり気持ちが軽くなったりするのではないでしょうか。

ーー講座を受講するなかで、自分自身が今後伸ばしていきたいところはありましたか?

これまでは読者として普通に取材記事を読んでいたのですが、実は構成や文章など読者が読みやすいようにとても考えられていることに気づきました。自分が執筆者になったとき、読みやすく書けるだろうかと不安に思いました。

まずは「人がすらすら読める文章を書く」という点が課題ですね

薬剤師と医療系取材ライター、両立を目指して

ーー薬剤師として今後身につけたいスキルや取得したい資格はありますか?

身につけたいスキルとしては「栄養」が気になっています。

来局される方から食生活について相談を受けることが多く、最近では美容系やプロテインの相談も増えています。栄養をはじめ「食」に関する知識を深めたいですね。

ーー今後どのように働いていきたいと考えていますか?

明確なビジョンはないですが、現在の仕事と医療系取材ライターを両立した働き方ができたらと思います。

「今の仕事を続けていくのは違うかも……」と思い、医療系取材ライターに挑戦しましたが、実際に現場の仕事を離れるのは少し寂しい気持ちもありますね。それぞれの仕事で得られることがあると思うんです。

私が書いた取材記事を通して、読者が「おもしろかった」「少し気持ちが軽くなった」など、気持ちが前向きになってもらえたら嬉しいです

ーー取材記事はどのようなジャンルに挑戦してみたいですか?やはり闘病記事でしょうか?

そうですね。他には、医療関係でない方が医療に興味を持つきっかけになったり、知識の橋渡しをしたりするような取材記事も書いてみたいです。

ーーゆゆゆ。さんの「身近な存在になりたい」という気持ちが取材にも活きていきそうですね。

一歩を踏み出すか迷っている方へ

ーー最後に、これから挑戦したい人に向けてメッセージがあればお願いします。

挑戦しようか迷ってやめてしまったら、やらなかった後悔が残ってしまうと思います。何でもいいので分野に限らず挑戦してみることが大切だと感じています

もし合わなかったとしても、自分自身の経験や財産になるはずなので、まずは一歩踏み出してみましょう!

ーー失敗した経験も成長につながりますよね。本日はありがとうございました。

ペアインタビューをしてみて:取材ライターの感想

薬剤師ライター

小芝ユウさん

私も薬剤師なので、ゆゆゆ。さんのお話を聞くなかで共感する部分が多かったです。

最初は緊張していましたが、ゆゆゆ。さんの人柄に安心して緊張がほぐれました。質問を多く準備したので、当日は焦ることなく取材を終えることができたと思います

ただ、取材記事を書くなかで「あれも深堀りして聞けば良かった……」と思うことがあったので、記事の流れを想定して質問を準備することが大切だと思いました。

取材ライターの経験ができ、今回の講座を受講して本当に良かったと思います。まいまいさんをはじめ、運営してくださった講師の皆さまに感謝申し上げます。

この記事の執筆者

薬剤師ライター:小芝ユウさん

6年制薬科大学卒。ケアミックス病院にて薬剤師として勤務し、複数診療科での服薬指導に携わる。他病院への半年間出向経験や、NSTラウンド従事経験あり。2025年に「Medi+医療系取材ライターのはじめかた講座」を受講。「気持ちや想いを正確に届ける」ことを大切に活動中。趣味は散歩、音楽鑑賞、雑貨屋めぐり

X(Twitter):https://x.com/yu_koshiba_

小芝さんも受講、「Medi+医療系取材ライターのはじめかた講座」とは?

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執筆

医療者のための冒険書であるMedi Jumpは「一歩踏み出したい医療従事者さんが、ワクワクしたり元気をもらえたり、新しい挑戦につながるメディア」をテーマに、さまざまな医療従事者の生き方や記名記事を、旅するように楽めるメディアです。医療従事者のクリエイターたちが集まり運営しています。