「医療ライターになったけれど、実は人と話すのが好き」
「医療現場で培った“聞く力”を在宅で活かしたい」
そんなあなたは、医療系取材ライターに向いています。
医療系取材ライターとは、医療従事者や医療機器、医療系サービスなどに関する取材をおこない、それを元に記事を書く仕事です。取材と言えば、現地に赴くイメージがありますが、インターネットが普及した今、オンラインのやり取りだけで取材が完結する案件もあるため在宅で仕事ができます。

潮見ゆうかさん
この記事では、第1回「Medi+医療系取材ライターのはじめかた講座」を卒業し、薬剤師で医療系取材ライターでもある筆者が、医療系取材ライターの仕事内容や流れ、案件獲得方法について解説します。
必要なスキルやツールも紹介するため、取材に興味のある方はぜひ参考にしてください。


医療系取材ライターとは?


医療系取材ライターとは、医療に特化した取材ライターを指します。
医療従事者や医療機器、医療系サービスなどに関する取材をおこない、それを元に記事を書く仕事です。



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とくに医療ライターは医療業界に精通している方が多いため、SEO記事だけでなく取材記事に挑戦するケースもあります。
仕事内容
主な仕事は、医療に関する人・物・イベントなどに対して取材をおこない、それを元に記事を執筆することです。医療系取材ライターが手がける仕事は以下のとおりです。
メディア | 記事の種類 |
クリニックなどのホームページ | ・院長や常勤医師の経歴や治療への想いを取材した記事 ・院内で開催したイベントのレポート記事 |
病院の検索・紹介サイト | ・院長や常勤医師の経歴や治療への想いを取材した記事 |
医療従事者向けの求人サイト | ・先輩医療従事者の仕事内容や職場の雰囲気を取材した記事 |
一般向け医療情報サイト | ・専門医の疾患解説や予防について取材した記事 ・闘病体験談を元にした記事 |
医療従事者向け医療情報サイト | ・学会でおこなわれた講演やセミナー、イベントを取材した記事 |
医療機器やサービスを提供する会社のホームページ | ・機器(サービス)導入事例を元にした記事 |
企画から携わることもあれば、取材をせずに音声や録画などの音源から記事を執筆することもあります。現地取材の場合は写真撮影もおこなうなど、仕事内容の幅は案件によりさまざまです。



潮見ゆうかさん
初心者の方は、自分では取材をおこなわずに音源から取材記事を執筆する仕事や、自分と同じ職種の方に取材する仕事が取り組みやすいでしょう。
SEOライターとの違い
SEOライターとは、Googleなどの検索エンジンで上位に表示されることを目的とした記事を作成するWebライターです。検索エンジン最適化(SEO)の知識を持ち、読者のニーズを汲み取る力や綿密に調査をする力が必要です。上位表示ページの調査や分析をもとに執筆できるため、未経験者でも参入しやすい傾向があります。
一方で、取材ライターは取材相手の人・物・イベントのリアルな声や雰囲気を届けることを目的とした記事を作成します。読者のニーズを汲み取る力や調査力が必要な点はSEOと同様ですが、取材がメインとなるためコミュニケーション能力や聞く力が重視されるでしょう。



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また、取材はやり直しがきかない仕事であるため、事前調査や経験が重視される傾向があります。
インタビュー記事の価格相場
取材記事の価格相場は、SEO記事に比べると高い傾向があります。クラウドソーシングサイト大手のクラウドワークスによると、1記事あたり2〜3万円前後。同じく大手のランサーズは、1記事あたり約1.5〜5万円と紹介しています。
また、医療系クリエイターコミュニティ「MediWebラボ」内での情報交換会では、取材記事の価格相場について以下のようなコメントがありました。
- SEOよりは価格が高めの傾向です!
企画から取材、執筆までの案件で、取材時間1時間、2000〜3000字の記事で4万(税抜)の案件を受注しています。取材は基本オンラインですが、現地の場合は交通費も出ます。 - 取材時間1時間、3000文字程度で約5〜6万でお仕事していました。仕事内容は、取材と文字起こし、記事作成です。修正回数や経験値によって、価格は変わります。
- 企画なし、取材1時間、文字起こし、2000〜3000字の記事作成で3万円の見積もりを提案しました。



潮見ゆうかさん
ただし取材記事の価格は、仕事内容の範囲や工数、経験によって大きく変動するため、あくまで参考となります。
医療系取材ライターに必要なスキルは?


医療系取材ライターは、取材をスムーズに進行し、取材相手から話を引き出すために独自のスキルが必要です。



潮見ゆうかさん
医療系の取材記事を手がける上で、必要な3つのスキルと、向いている人の特徴について、医療系取材ライターである筆者の経験をもとに詳しく解説します。
医療系取材ライターに必要な3つのスキル
医療系取材ライターに必要なスキルは次のとおりです。
- 話を引き出すスキル
- スケジュールを管理するスキル
- 科学的根拠をリサーチするスキル
話を引き出すスキル
言うまでもなく、医療系取材ライターには「話を引き出すスキル」が最も重要です。ただし、適切なタイミングで的確な質問をするテクニックは一朝一夕で身につくものではありません。
では、初心者はどうすれば良い取材ができるのでしょうか。



潮見ゆうかさん
まずは取材相手に信頼してもらえる関係づくりを心がけましょう。
丁寧なメールを送る、傾聴する姿勢を見せるなど、取材相手と誠実に向き合うことが信頼への第一歩です。
スケジュールを管理するスキル
医療系取材ライターには「スケジュールを管理するスキル」が必要です。記事の納期をはじめ、取材日の調整や取材相手への記事内容確認の期日管理など、相手に配慮しつつ進捗を管理しなければなりません。そのため、自分に合った方法でスケジュール管理し、必要に応じてリマインドメールを送るといった工夫をして納期を守れるようにしましょう。
科学的根拠をリサーチするスキル
医療に関する仕事をするのであれば「科学的根拠(エビデンス)をリサーチするスキル」は必須になるでしょう。医療系の取材は一般的な取材と異なり、診療ガイドラインや最新の研究など、医療情報が話題にあがることがあります。



潮見ゆうかさん
万が一、間違った情報を掲載してしまうと、読者の健康被害につながる可能性もあるため、たとえ取材相手が話した内容であっても、科学的根拠を確認する必要があるでしょう。
医療系取材ライターに向いている人は?
医療系取材ライターは、医療従事者や医療機器、医療系サービスなどについて取材をするため、医療業界に精通している方は向いているでしょう。
- 医療資格(医師、看護師、薬剤師、理学療法士など)を持っている方
- すでに医療ライターとして活動している方
- 人とお話しするのが好きな方
- さまざまな医療機関を見学してみたい方
- 会話を通じて知見を広げることが楽しめる方
医療ライターをしていると、すべてテキストコミュニケーションで完結してしまい「人と話す機会がない」と物足りない気持ちになることはありませんか。取材を通じて、普段お話しできないような方と交流できたり、新たな知見を得られたりするため、人と関わることが好きな方に医療系取材ライターはおすすめです。
医療系取材ライターの仕事の流れ


医療系取材ライターの仕事内容や流れは、案件ごとに多少の違いはありますが、一般的な流れは以下のとおりです。
- 企画
- 取材打診
- 事前準備
- 取材当日
- 文字起こし
- 執筆
- 取材先への確認
- 納品・公開
それぞれの仕事の詳しい内容を解説します。
1.企画
最初に取材企画の立案です。医療機関のイメージアップや今後提供予定の医療サービス、メディアの認知度アップなどの目的に合わせて、企画を考えます。
取材ライターが取材記事の作成目的の段階で関わることは少ないですが、取材相手の選定や質問事項の提案から依頼されることもあります。クライアントに記事作成の目的を十分に確認し、方針のズレが起きないようにしましょう。
2.取材打診
企画の段階で取材対象の候補となった方に取材の打診をします。取材相手につながる問い合わせ窓口やメール、電話などでおこないます。



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取材をお願いするときには「取材依頼書」もあわせて提示するのがおすすめです。
取材依頼書とは、取材の趣旨や概要などをA4用紙1枚程度で作成するもので、次のような項目が簡潔にまとめられていると良いでしょう。
- 取材の目的
- 取材対象者の選定理由
- 掲載メディアの概要
- 希望日時
- 希望場所(オンライン取材の場合は使用ツールやURL)
- 当日の質問内容
- 公開スケジュール
- 取材ライターの連絡先
取材依頼書は、取材相手が内容を把握しやすくなり、結果的に取材の承諾の可否にもつながります。取材に対する“熱意”もあわせて記載すると取材の目的がより伝わるでしょう。
3.事前準備
取材の承諾が得られたら、当日スムーズに取材ができるよう準備をしましょう。とくに、取材相手について事前にリサーチすることが大切です。経歴や企業理念などの基本情報だけでなく、過去の取材記事や著書など調べることで人物像を把握できます。



潮見ゆうかさん
また、SNSやブログをチェックしておくことで、よりリアルな考え方や最近の取り組みなどもわかるでしょう。
その他の準備としては、取材場所の手配、使用ツールの取り揃え、写真撮影も依頼されている場合には写真の構図の想定などがあります。取材に必要なツールは後述しますので、最後までご覧ください。
4.取材当日
現地取材では、電車遅延、道に迷ってしまうことを想定して、時間に余裕を持って向かいましょう。オンライン形式の場合には、早めに入室しておくのがおすすめです。とくに初心者は不慣れのため、準備に時間がかかる可能性があります。



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当日遅刻したり、取材対象者を待たせたりすると、信頼を損ない取材の質に影響するため注意しましょう。
5.文字起こし
取材が無事に終わったら、記録した音声や動画の音源をテキストに起こします。文字起こしには精度によって、3つの種類があります。音源の音源を一字一句正確に起こす「素起こし」、「うーん」や「えっと」など意味のない言葉を取り除く「ケバ取り」、ケバ取りした文章をさらにわかりやすくする「整文」。
どのくらいの精度で文字起こしをするかは案件によるため、受注の段階で確認しておくと良いでしょう。
6.執筆
文字起こしを終えたら、記事の執筆です。取材テーマや取材相手が伝えたいことを踏まえて、構成を考え、その後本文の執筆を進めます。
本文の執筆において、初心者でありがちな失敗は、文字起こしをそのまま貼りつけてしまうことです。取材で話した言葉をそのまま文章にすると、場の流れや雰囲気で省かれている主語や詳しい状況が足りず、何も知らない読者にはわかりにくい文章になります。



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本文は、文字起こしや取材時のメモから新たに文章でまとめていくと「伝わる」取材記事になるでしょう。
7.取材先への確認
取材記事は、公開前に取材相手へ記事の内容確認を依頼するのが一般的です。なぜなら「取材で話した内容の中に実は公表したくない内容があった」「話した内容と記事での表現に乖離がある」ということがどうしても起きてしまうためです。
メールやメッセージツールで、取材相手に記事の内容確認をおこないましょう。



潮見ゆうかさん
このとき、期日も含めてお願いをしておくと、納期に遅れるといった事態が防げます。
また、記事納品後にクライアント側が取材相手へ内容確認をする場合もあるため、案件受注の段階で確認しておくと漏れなく仕事が進められます。
8.納品・公開
取材先での記事の内容確認やそれに伴う修正が済んだら、再び誤字脱字や固有名称の間違いなどがないか確認して納品しましょう。また、音源や文字起こし、写真などクライアントより指定の提出物がある場合は合わせて納品します。
記事の公開後は、あらためて取材相手に公開のお知らせとお礼の連絡を入れると良いでしょう。
医療系取材ライターに必要なツール6つ


医療系取材ライターとして活動するために必要なツールを6つ紹介します。



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「医療系取材ライターに挑戦したいけど、何を準備したらいいかわからない」という方の参考になるよう、理由も含めてまとめましたので、ぜひご覧ください。
名刺
現地取材をする場合には必須のツールです。取材相手に限らず、同行するディレクターやカメラマンと挨拶をするときにも使います。
名刺を持っていない方は、ぜひネット印刷会社などを利用してオリジナルの名刺を作成しましょう。名前や連絡先のほか、自身のポートフォリオサイトのURLやQRコードも載せておくと、今後の営業にも役立つため、おすすめです。
パソコン
オンラインでの打ち合わせや取材、記事執筆、取材時のメモ取りなどに使います。オンライン式の取材に使う場合には、Webカメラやマイク、スピーカーの機能を持ち、オンライン会議ツールに対応するスペックがあるパソコンが必要です。
一方、現地取材で持ち歩くことが多い場合には重さやバッテリー稼働時間を重視すると良いでしょう。また、パソコンに録音や録画アプリを入れておくと、録音機としても使えます。
ボイスレコーダー
取材に必要なツールといえば、ボイスレコーダーを思い浮かべる方は多いでしょう。言わずもがなですが、取材時の音源を録画するときに使います。
用途に合ったボイスレコーダーを選ぶと良いでしょう。たとえば、準備に慌てたくない方は「操作が簡単なもの」、イベントなどの人が多く集まる場所で取材をすることが多い方は「ノイズカットや集音機能付のもの」などです。
ほかに、電源の種類や対応メモリーといった自分の周辺機器に合ったものを選ぶと準備が楽になります。



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最近ではAIを搭載したボイスレコーダーも。
取材のときには、トラブルで録音できなかった場合を想定して、2つ以上のボイスレコーダーを準備するのがおすすめです。パソコンやスマートフォンの録音アプリも活用すると良いでしょう。
カメラ
取材や執筆だけでなく、写真撮影も依頼されている場合にはカメラも必要となります。案件によってはスマートフォンのカメラのクオリティで良い場合もあります。基本はミラーレスや一眼レフのカメラで撮った高画質の写真を使うと、記事の見栄えも良いでしょう。
携帯電話
携帯電話は、連絡手段として必ず持ち歩きましょう。スマートフォンの場合には、連絡手段としてだけでなく、録音機器やカメラとしても活用ができます。
ただし、取材時には通知音がならないように、通知音をOFFにする、マナーモードにしておくなどの配慮は必要でしょう。
時計
取材先に時計がない場合もあるため、腕時計があると便利でしょう。腕時計があると、メモを取りながら、取材時のペース配分や残り時間などを確認できます。
パソコンやスマートフォンでも代用はできますが、場所や状況によって使いにくかったり、取材相手から不自然に視線を外して失礼になってしまったりすることがあります。
番外編:取材時の服装
筆者も卒業し運営に関わっている「Medi+医療系取材ライターのはじめかた講座」でよくある質問のひとつである「取材時の服装」について、番外編として紹介します。
取材時の服装について正解はありませんが、指定がない場合、スーツに準じた服装がおすすめです。ジャケットを1枚羽織るだけでも、きちんとした印象になります。



潮見ゆうかさん
また、医療機関への取材の場合には、高いヒールの靴は避けると良いでしょう。
【体験談】医療系取材ライターの仕事の獲得方法


医療系取材ライターとしての準備ができたら、実際に案件に挑戦しましょう。



潮見ゆうかさん
医療系の取材案件を受注する方法を解説します。
また、医療系取材ライターの仕事について、筆者の体験談をまとめましたので、リアルな仕事内容が気になる方はぜひ参考にしてください。
仕事の獲得方法
医療系の取材案件は、一般的なライティング案件と同様に、クラウドソーシングサイトや求人サイト、X(Twitter)やnoteなどSNS等を通じて受注できます。
ただし、一般的なライティングと異なる点としては、公募が少ないということです。これまで筆者が受注した方法も主に公募ではなく、スカウトや相談という形から案件受注につながっています。その理由としては、取材案件は「経験を重視」する傾向があるためです。
そのため、取材案件を受注するには、まずは次のような方法を試しましょう。
- 取材記事の自主制作をする
- ポートフォリオサイトを整備する
- クラウドソーシングサイトのプロフィールに取材経験について記載する
取材経験を示すには、取材記事の自主制作をし、ポートフォリオやプロフィール、営業メールに掲載するのは大切です。自主制作をするのがハードルが高いという方は、取材ライターの育成講座を利用して記名記事を作成するのもひとつの手段になります。
【体験談】実際にどんな仕事があるの?
医療系取材ライターとして活動中の筆者が、これまでどのような仕事をしてきたのかを紹介します。執筆した取材記事は以下のとおりです。
- クリニックのホームページに掲載する、院長インタビュー
- 医師のキャリアインタビュー
- 在宅医療や小児医療などを題材としたインタビュー
- クリニックの強みをインタビューして、診療メニューページ作成
- 医療系サービス導入事例
多くの案件が、クラウドソーシングサイトやSNSからの相談という形から案件受注につながりました。クライアントからはインタビュー記事作成のノウハウはあるけれど、「医療」という特殊領域をお願いできる方がなかなかいないということで依頼をいただいています。
なかには、取材案件をきっかけにSEO記事の案件をいただいた経験もあり、継続的な仕事の依頼にもつながっています。
実際の取材では「取材ライターもしていますが、実は薬剤師なんです」と必ず自己紹介します。すると、取材相手の方に同じ医療従事者として親近感を持ってもらえることが多く、取材がスムーズに進められます。



潮見ゆうかさん
あまりの盛り上がりにクライアントから「お願いして良かったです」という、うれしい声もいただいたこともあり、医療系取材ライターとして収入以上のやりがいを感じています。
医療系取材のポイント
最後に医療系取材におけるポイントや注意点を解説します。一般的な取材記事とは異なる点については、とくに注意しましょう。ポイントは以下の3点です。
- 取材相手の過去の記事は一読する
- 医療情報は事前に調べておく
- 個人情報やプライバシーに配慮を
前述しましたが、取材前に取材相手の過去の記事は一読することをおすすめします。取材相手のことを事前にわかるだけでなく、取材記事の差別化にも役立つためです。



潮見ゆうかさん
ほかのメディアとは異なる内容やエピソードは、一次情報としての価値を高めるため、過去の取材記事にはない視点での質問やテーマを設定すると良い記事が作成できるでしょう。
次に、取材相手の専門分野や得意とする治療法など、関連した医療情報も事前に調べておくと良いでしょう。取材の時間は限られており、インターネットや本で調べられる知識を取材時に聞くのは勿体ないため、事前に調査や勉強をしておくことで取材をスムーズに進められます。調べた知識をもとに、さらに踏み込んだ質問ができるとより良いでしょう。
最後に、医療系の取材には患者の個人情報やプライバシーに触れることもあります。とくに闘病をテーマとした取材では、患者の病気や病期、治療方法、患者家族について話題があがります。取材前後でどの範囲で公開して良いか確認する、といった十分な配慮をしましょう。



潮見ゆうかさん
また、取材時に体調が悪くなることも想定されるため、患者の体調に合わせて取材を進められるよう余裕をもったスケジュールを組みましょう。
医療系取材ライターの一歩を踏み出そう


医療系取材ライターとは、医療従事者や医療機器、医療系サービスなどに関する取材をおこない、それを元に記事を書く仕事です。医療機関の院長インタビューをはじめ、リクルートや闘病体験談、イベントレポートなど仕事の幅は広く、仕事の内容もさまざまです。
ただし、取材の仕事は「経験値」が重視されます。
医療系取材ライターになるには、経験がアピールできるように取材記事の自主制作からはじめると良いでしょう。



潮見ゆうかさん
友人や知人に取材して、取材記事を1本執筆し、ポートフォリオに掲載しましょう。
「自主制作はハードルが高い」という方は、記名記事作成のサポートをしてくれる取材ライター育成講座がおすすめです。
「人と話すのが好き」な方、医療系取材ライターにチャレンジしてみませんか。
医療系”取材”ライターのはじめかた講座
コミュニケーションが好きな医療者さんにおすすめ!医療業界の取材ライターを目指します。医師などの医療従事者、医療機関、医療業界の専門家や研究者への取材をする上での注意点や、具体的な取材の流れを学び実践する講座です。

