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【卒業生インタビューvol.25】言葉の力で女性をサポート!助産師×医療ライターなかのふみさん

結婚など人生の大きな変化にあわせ、働き方を柔軟に変えていきたいと考える医療職の人も多いのではないでしょうか。

大学病院で助産師として働いていた、なかのふみさんも国際結婚を機に生活スタイルが変化し退職を決意。在宅で仕事ができる医療ライターを目指し、病院勤務の傍ら、第16回「Medi+医療ライターのはじめかた講座」(2023年11月開催)を受講しました。

「女性をサポートする仕事に就きたい」と助産師の道へ進んだふみさん。現在はマタニティヨガを取り入れた妊婦ケアにも尽力しています。豊富な看護経験を強みに医療ライターとして新たな挑戦をしているふみさんに、受講後の働き方や助産師としての活動について、たくさんお話をしていただきました。

国際結婚をして生活を見つめなおす

ーー最初に自己紹介からお願いします。

はじめまして、なかのふみです。

助産師として7年、看護師として2年、約9年間病院で働いていました。一昨年アメリカ人である夫と結婚、夫は海外での仕事もあるため、現在は海外移住も視野に入れています。

病院で働いていると長期休暇を取るのが難しく、アメリカへ行くたびにとても苦労しました。病院勤務という働き方は結婚後の生活に合わないのではないかと考え退職。現在は看護師や助産師の経験を活かし、在宅で働いています

【なかのふみさんの活動内容】
• 医療ライター:クリニックの記事執筆、クラウドソーシングサイトでの受注記事、企業ポータルサイトでの連載記事作成など
• 助産師相談サービス:企業の委託を受け、「助産師コンシェルジュ」として相談サービスを提供
• 講座サポート:「Medi+医療ライターのはじめかた講座」にて添削サポーターとして活動

女性をサポートしたい!助産師の道へ

ーー看護師、助産師、保健師の医療資格を持っている、なかのふみさん。そもそも医療の道へ進むきっかけは何だったのでしょうか?

「将来自立して生きていくためには、専門職の資格があると安心」と考え、看護の道に。以前より「女性の力になれるような仕事をしたい」と思っていたので、産科や婦人科に進みました

女性が「自分らしく」生きられるために

ーーなぜ「女性の力になりたい」と思うようになったのでしょうか?

大学時代のサークルでおこなっていた、思春期の子どもに対するカウンセリング活動がきっかけです。子どもたちとのピアカウンセリング*を通じて、女性が自己実現するうえで、さまざまな壁に直面しやすいことを実感。世界的にも、女性の学ぶ機会や権利に制限のある地域があると知りました。そういった経験から、「女性が自分らしく生きられるように支えたい」という思いを強く持つようになったんです。

ピアカウンセリング*:同じ境遇や経験を持つ「仲間(ピア)」同士が対等な立場で話し合い、精神的なサポートや情報提供を通じて互いに助け合うカウンセリング手法。

助産師×マタニティヨガで心もサポート

ーーふみさんはマタニティヨガの指導もされているそうですね。

「もっと妊婦さんに何かできることはないだろうか」と考え、趣味ではじめたヨガを活かそうとマタニティヨガインストラクター(一般社団法人日本マタニティフィットネス協会*認定)の資格を取得しました。

マタニティヨガには出産のための体づくりだけでなく、リラックス効果も期待できます。「心も体もスッキリした」「ありがとう」など感謝の言葉がとても嬉しいですね。

JMFA(一般社団法人日本マタニティフィットネス協会)*:妊娠、出産、産後、更年期など女性のライフステージに合わせた運動指導を提供する団体。助産師や医療従事者向けの資格講習をおこなっている。

医療ライターに未経験から挑戦

ーー結婚後、在宅ワークという働き方を考えたときに数ある中で医療ライターを選んだ理由は何ですか?

私は話すことがあまり得意なタイプではないと感じています。言葉を文章にして伝えたら、気持ちがうまく伝わったという経験がありました。日記をつけるのが日課ですが、仕事で辛かった経験を文章にするとスッキリできたんです。

読書も好きだったので、Webライターの仕事に興味が湧き、医療経験も活かせる医療ライターを目指すようになりました。

まいまいさんの言葉で一歩踏み出す勇気を

ーー「Medi+医療ライターのはじめかた講座」受講の決め手は何でしたか?

実は、しばらくは受講を迷っていました。「医療ライターとして稼げるだろうか」「自分には向いていないかもしれない」と不安があったんです。

受講前にMedi+代表のまいまいさんと直接お話をする機会があり、そんな不安な気持ちを打ち明けてみたところ、優しく丁寧に答えてくれました。まいまいさんの言葉に「自分にもできそう!」と思い受講を決意しました。

充実したサポートで課題もクリア

ーー講座を受けてみて全体的な感想をお願いします。

最初はパソコンに不慣れなこともあり、病院勤めながら最後まで受講できるのか不安でした。

受講してみると、一つひとつ丁寧な説明で未経験者にもわかりやすい内容で、問題なく課題も提出できました。「こんな本がおすすめだから読んでみて」など、具体的で実践しやすいアドバイスもとても良かったですね。

仕事や育児で時間がない方や働きながら勉強したい方にとっても、無理のないカリキュラムだと思います。

病院勤務しながら受講!勉強スケジュールを公開

ーー病院で働きながらの受講は大変だったと思います。どのように工夫して勉強しましたか?

日勤のときは勉強にまで手が回らないので、夜勤明けや休日に時間を決めて、集中して取り組んでいました

【講座受講中の勉強スケジュール(夜勤明け)】

9:00退勤
11:00~15:00仮眠
15:00~19:00講座の復習や医療ライターの勉強
19:00夕食、家族団らん
24:00就寝

【講座受講中の勉強スケジュール(休日)】

7:00~起床、朝食、身支度
9:00~17:00講座の復習や医療ライターの勉強
19:00夕食、家族団らん
24:00就寝

また家では集中できないので、主にカフェやワーキングスペースで勉強していました。働きながらなので昼間に勉強時間は確保できませんが、それでも課題提出はできていましたね。

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「言葉の力」で女性を支える医療ライターに

ーー受講前は不安な気持ちが大きかったようですが、受講後に変化はありましたか?

看護師、助産師以外にも活躍できる場があり「こういう世界もあるんだ」と新しい生き方を知ってワクワクしています。病院以外の働き方は自分次第で見つけられると知り、前向きになれました。新しいことに臆せずチャレンジしていこうと思っています。

ーー受講後、自信をつけたふみさん。医療ライターとして挑戦してみたいことはありますか?

自分の経験を活かし、「女性」の健康に役立つ情報や産後ケアをサポートできるような発信をしていきたいです。また、その女性の周りにいる人が読んで、「サポートする環境づくり」ができたらいいですね。

ーー講座受講を考えている方へメッセージをお願いします。

もし受講を悩んでいるのであれば、ぜひ無料面談を利用していただけたらと思います

臨床以外の働き方を考えている方には、ぜひおすすめしたいですね。新しい世界が広がりワクワクすると思います。講座では、文章の書き方やリサーチの方法など、日常生活や仕事においても役立つようなこともたくさん学べました。

ーーありがとうございました。なかのふみさんの今後のご活躍も応援しております。

医療ライターのはじめかた講座
医療者専用の医療ライター講座として2020年にスタート。約100名の卒業生が90以上のメディアで活躍中。医療資格を持つ医療・薬機法ライターによる無制限の質問添削対応が大好評!医療情報をわかりやすく届けたい方におすすめです。

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執筆

臨床検査技師。現在、二次救命救急病院にて細胞検査士として勤務。本業の傍ら、動画編集クリエイターとして活動中。女性が自分らしく健康で幸せな生活を送るためにをテーマにSNSで発信している。地域の人へ、健康維持に役立つ医療情報や医療者の声をお届けしたいとMedi+主催「医療系取材ライターのはじめかた」講座を受講。