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未経験から憧れのメディカルライター正社員へ転職を成功!青野テルさん

病院薬剤師の頃からメディカルライター*への転職を目指し、2度の落選を経験していた青野さん。
第18回「Medi+医療ライターのはじめかた講座」(2024年7月開催)と、第3回「Medi+医療系取材ライターのはじめかた講座」(2024年12月開催)を受講。再度メディカルライターへの転職に挑戦し、見事成功しました。

Medi+講座卒業後、未経験からどのように憧れの職種への転職を成功させたのでしょうか?メディカルライターの仕事における、Medi+講座で得たスキルの活用についてもお伺いしました。

メディカルライター*:医学や薬学などの専門知識を活かし、医薬品の申請資料や論文、医療系の記事、パンフレットなどの文書を執筆・編集する専門職です。専門的な知識やスキルが求められるメディカルライターは、未経験者からの転職はハードルが高いことが特徴です。

病院薬剤師からメディカルライターへ、青野テルさん

取材の様子

ーー本日はよろしくお願いします。まずは自己紹介をお願いします。

青野テルです。12年ほど地域の中核病院で薬剤師として働いていました。おもに循環器科やICUなどのハイユニット領域を担当。学会発表や地域の薬剤師会での勉強会企画、企業主催の講演会での座長など、体外的な活動にも精力的に取り組んでいました。

プライベートでは、3児の父です。第3子誕生時に育児休業を取得し、「Medi+(メディタス)」でリスキリングに取り組みました。病院に復帰後、翌年に医療系企業のメディカルライターに転職し、現在は医療系のコンテンツ作成を主におこなっています

家族と時間を共有したい。転職を意識

ーー病院薬剤師として12年という長いキャリアを持つ青野さん。「転職」を考えたのはいつごろでしょうか?

第2子誕生後、新型コロナウイルス流行があり、世の中の“働きかた”が大きく変わり、病院薬剤師という固定された働きかたに違和感を持っていました。
当時勤めていた病院には夜勤や転勤もあったため、ライフプランを考えたときに仕事と育児の両立は難しいと考え、転職を意識しはじめました

ーー医療ライターやメディカルライターなど、「書く」仕事に興味を持たれたのはなぜでしょうか?

学会発表や地域の勉強会などの経験を通じて、医療従事者に対して「正しい情報をわかりやすく整理して届けること」も患者貢献につながると考えるようになったのが「書くこと」「発信する」ことに興味を持ったきっかけです。

病院薬剤師の業務では、後輩への指導や看護師向けの勉強会で「資料がわかりやすい」と言ってもらえたこともあり、医療ライターやメディカルライターは自分の能力を活かせる職業なのではと感じていました

当時、現在転職した会社にちょうど求人募集が出ており、病院薬剤師の職務経験や体外的な活動が募集条件となっていたため、応募をしたところ、書類選考で落選してしまいました。

まずはライティングスキルを獲得!Medi+講座を受講

青野さんの実際の在宅ワークの様子

ーーはじめての応募では落選してしまったのですね。その後、どのように取り組まれたのでしょうか?

はじめての応募で落選した理由のひとつは、商業ライティングの実績がないことでした。

臨床経験だけでは、メディカルライターへの転職は難しいことがわかったので、ライティングの実績を作ろうと決めました。そこで受講したのが「Medi+医療ライターのはじめかた講座」(2024年7〜9月)と「Medi+医療系取材ライターのはじめかた講座」(2024年12月〜2025年2月)です。第3子の育児休業の期間を活用して受講しました。

受講後は、副業で医療ライターとして活動開始。職場復帰までの半年間でクラウドソーシングや、株式会社Meditedが運営するメディア「MediJump(メディジャンプ)」、医療系コンテンツ制作チーム「Medi+プロダクション」でさまざまな案件をいただき、合計13件の医療系記事執筆の実績を作りました。

ーーさらに、AI関連の学習にも取り組まれたとお聞きしました。

AIの基礎知識に関する資格「Google AI Essenntials」「GUGA生成AIパスポート」を取得しました。医療ライターとしてのキャリアの差別化を考慮して取得しましたが、メディカルライターの仕事においても文章生成などAIツールが役立つと思い、継続して学習を進めました

Medi+卒業生向けコミュニティ「MediWebラボ」が採用の後押しに

ーー青野さんはメディカルライター未経験ですよね?メディカルライターは経験者が優遇されると聞きます。医療ライティングの実績を積んで再挑戦したそうですが、結果はいかがでしたか?

メディカルライターの求人は、大多数が経験者の募集です。私はメディカルライターの職務経験はないので、条件が合った求人を探すのも難しかったです。現在勤めている会社は、未経験者も応募できたので、自分でも2度挑戦していたのですが、あえなく書類選考で落ちてしまいました。

しかし、2度目の落選後「縁がなかったのかな」と諦めようとした矢先、採用担当の方から直接スカウトメールをいただいたんです。講座や医療ライター業で培った「プロフィールページを整えておく」ことをしていてよかったと感じた瞬間でした

ーーそれは素敵なタイミングですね!会社側は、青野さんのどのような点でスカウトしたいと考えたのでしょうか?

採用担当の方から伺った話では、「病院薬剤師としての主体的な働き」や「ライティングやAI知識などのリスキリングに対する学び続ける姿勢」を評価してくださったそうです。会社のバリューに非常にマッチしていると言われました。

私自身も会社が掲げるバリューや社会的意義には共感する点が多く、双方の価値観がマッチしたと感じています。採用の最終面談では、スキル以上に「どのように働きたいか。働くうえで大切にしていることは」という価値観のすり合わせに多くの時間が割かれ、ここなら自分の全力を注げると確信しました。

ーー選考プロセスでは、Medi+卒業生向けコミュニティ「MediWebラボ」での活動も活きたと伺っています。

選考の過程で、講座同期で「MediWebラボ」の仲間でもある方に、私の人柄や仕事の姿勢を証明する形でサポートしていただきました。結果、コミュニティ内での活動も評価され、採用の後押しとなりました。病院の同僚以外に、自分の「医療ライターとしての姿勢」を客観的に評価してくれる仲間がいたことは、大きな強みですね。

「柔軟性」のある生活と新たな挑戦へ

仕事で使用する機器

ーー入社されて数ヶ月。生活はどのように変化しましたか?

生活は大きく変わりましたね。往復2時間の通勤や夜勤がなくなったので、とくに体力的に楽ですね。

現在の勤務体制は、完全フルリモートかつスーパーフレックス*という環境になったので、朝は家族全員で食卓を囲めるようになりました。子どもたちの送り出しをして、簡単な家事をしてから始業しています。

【メディカルライター青野さんの1日のスケジュール】

5:30~6:00起床
洗濯、朝食づくり
7:00家族で朝食
8:00~9:00始業
10:00~11:00オンラインミーティング
18:00終業

子どものお迎えや急な体調不良も時間を調整して対応できる働きかたはありがたいですね。

収入面は転職後も変動なく安定しています。ただ、デスクワーク中心の仕事に変わったので、運動不足は必須です。今後、健康への配慮は課題ですね。

スーパーフレックス*:コアタイム(必ず勤務しなければならない時間帯)を設けず、始業・終業時刻を労働者が自由に決められる働きかた。

「Medi+」の学びが実務のあらゆる場面で直結

ーー青野さんはメディカルライターとして、具体的にどのような仕事をしているのでしょうか?

現在はコンテンツグループに配属されており、医師などの医療従事者向けのコンテンツをメインで作成しています。チーム制で分担されていますが、1日1〜2本程度のペースで執筆しています。具体的な内容としては、新薬や診療ガイドラインの最新情報の収集と記事化です。

ーーメディカルライターの仕事において、「Medi+(メディタス)」で学んだことはどのように役立っているでしょうか?

医療情報の検索や引用などの基礎的な取り扱いは、現在もとくに役立っています
また在宅ワークなので、同僚とのコミュニケーションは基本的にテキストベースです。「Medi+」ではDiscordというチャットツールを使い、講師と質問や添削のやり取りをするため、テキストコミュニケーションスキルも身につきました。記事のゴール設定など、文章でしっかりと確認する力がついたと思います。どれも、病院薬剤師の業務のみでは獲得しずらい、医療系ライティングに特化したスキルですね。

今後は、医療系学会のキーオピニオンリーダーの先生方へ取材する仕事もはじまり、企画立案や取材、編集といったスキルが求められてきます。「Medi+医療系取材ライターのはじめかた講座」で学んだ取材スキルが活きる場面が増えそうです。

【メディカルライターへの転職において、Medi+講座内容を活かせるポイント
1.講座課題でのプロフィール文章作成
2.医療情報の検索や引用などの基礎的な取り扱い
3.チャットツールでのテキストコミュニケーションスキルを獲得
4.企画立案や取材、編集スキル

臨床経験を武器に。新しい形の「医療貢献」

ーー青野さんが考える「メディカルライターのやりがい」とは何でしょうか?

実臨床で役立つ医療コンテンツを、医療者(読者)に届け、最終的に患者さんの利益になることです。

医療ライターは「記事の納品する」で仕事が終わってしまうのに対し、メディカルライターは自社のコンテンツであれば、記事の保存数や閲覧率を自分の目で確かめられます。そういった数値で読者に伝わっているのを実感できるのは、やりがいにつながりますね。

病院薬剤師のときは、処方提案や疑義照会をすることで、医療者に対して直接サポートすることにやりがいを感じていました。現在は少しサポートの形が変わりましたが、臨床現場で働いていた経験をもとに、医療者の助けになるコンテンツ作りに励んでいきたいです。

ーー最後に、メディカルライターを目指す医療者や医療ライターの方へアドバイスをお願いします。

働きかたや転職を迷っているのであれば、まずは行動してみるのがいいと思います
メディカルライターに限らず、目指したい仕事があるのであれば、実際に手を動かして「転職の目的」や「望む働きかた」を壁打ちして明確にすることがおすすめです。私の場合、はじめての転職活動では動機などがぼんやりとした状態で応募してしまい、失敗してしまいました。
目的や動機を明確にすると、次にするべき行動にも迷いなく進めると思います。

ーーありがとうございました!改めて、憧れの職種への転職おめでとうございます。更なるご活躍を応援しています!

青野さんの転職成功ポイント
1. 臨床経験に「ライティングスキル」と「AI知識」を掛けあわせ、メディカルライター未経験でも即戦力として働ける能力・学び続ける姿勢が評価された
2. 二度の挫折を糧に、転職の目的と理想の働きかたを明確にし、企業理念と深く共鳴するまで自己分析を実施
3. コミュニティ活動を通じて、自身のスキルや人柄を客観的にサポートしてくれる「仲間」を見つけた

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執筆

薬剤師。大学卒業後、総合病院に勤務し、内科・泌尿器科・透析科・循環器科での服薬指導を経験。日本糖尿病指導療法士、栄養サポートチーム専門療法士、心不全指導療法士の資格を有する。現在は未就学児2人を子育てしながら病院薬剤師として従事、現場経験をもとに医療ライターを行う。第14回Medi+医療ライターのはじめかた講座、第1回Medi+医療系取材ライターのはじめかた講座卒業生。