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【体験談】フリーライターになるには?収入や働き方、医療ライター1年目のリアルを解説

通勤時間が長く毎日疲れる……
「毎日仕事で帰りが遅くなってしまう。子どもとの時間をもっと増やしたい」
「医療関係の資格を持っているけれど、在宅で働きたい」

このように時間や場所を選ばずに、今より自由に働きたいと思ったことはありませんか?

フリーライターはパソコンさえあれば比較的簡単にはじめられるため、人気の仕事のひとつです。

働く時間や場所を自由に決められることから、家庭やプライベートの事情に合わせて働きたい方にもおすすめの働き方といえます。

薬剤師ライター

山野まりさん

この記事では医療ライターになって1年目の筆者が、フリーライターのなり方や収入、仕事内容について実体験をもとに解説します。

フリーライターとは|企業に属さない働き方

フリーライターとは、一般的にフリーランスのWebライターを指します。具体的には、組織や会社に属さずに、クライアントと個人で契約して記事を書く仕事のことです。

薬剤師ライター

山野まりさん

本章ではフリーライターの仕事内容や特徴、収入について詳しく解説します。

フリーライターの仕事内容

フリーライターの仕事内容には、いくつか種類があります。主な仕事内容について、表を使って簡単にまとめました。

主な仕事内容
SEOライタークライアントが指定するキーワードに沿った記事を書く。キーワード検索をしたときに、記事が検索上位に出るよう対策した記事(SEO記事)を執筆する。
取材ライター人やイベントに対して取材をおこない、内容を記事にする
コピーライター商品やサービスの購買を促すような言葉や文章を作成する
セールスライター商品が売れるような広告記事やメールマガジンを書く
ライターの種類別主な仕事内容

SEO記事は他の記事に比べると比較的案件数が多く、実績が作りやすいため初心者の方にもおすすめです。医療ライターの筆者も、現在執筆している記事はSEO記事が中心です。

薬剤師ライター

山野まりさん

フリーライターの仕事内容については上記以外のものもあるため、詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

フリーライターの特徴

フリーライターの特徴について、以下にまとめました。

  • 働く場所や時間を自由に決められる
  • 自分のペースで作業ができる
  • 計画的にスケジュールを組む必要がある
  • 文章力、リサーチ力が必須

フリーライターはパソコンが1台あれば作業ができるため、働く場所や時間を自由に決められる特徴があります。他人に干渉されず、ひとりで黙々と作業したい方にもおすすめです。

薬剤師ライター

山野まりさん

ただし自分のペースで作業ができる分、納期の厳守などスケジュール管理はしっかりとしなければなりません

納期を設定するときは、自分がどのくらいの日数で書ける記事なのか、よく考えて決めましょう。

フリーライターの収入

フリーライターの収入については、副業か、本業としているのかで大きな差があります。

フリーランス白書2025によると、フリーランスの年収は「200〜400万」がもっとも多く、次いで「400〜800万」「200万円以下」が多いという結果となりました。[1]
参考:フリーランス白書2025

フリーライターの収入は文字単価や記事単価で決まる案件が多く、時給制で報酬が支払われるケースもあります。文字単価はライター歴や実績に応じて上がる場合が多く、医療系などの専門性が高い記事では、元々の文字単価も他のジャンルに比べ高い傾向にあります。

薬剤師ライター

山野まりさん

筆者は副業で医療ライターとして活動をはじめ、翌月の収入は5千円、3ヶ月目は4万円ほどでした。

フリーライターになるには|独学でもなれる?

フリーライターになるには、以下の方法があります。

  • 本やネットから独学で学ぶ
  • SEO会社で働きながら学ぶ
  • Webライターのスクールで学ぶ

それぞれメリットデメリットを含め詳しく説明しますので、自分に合った方法を探してみてください。

本やインターネットから独学で学ぶ

近年、フリーライターを目指す人向けの書籍が数多く出版されています。YouTubeや個人のブログ記事でも、初心者向けの案件獲得方法や、おすすめの勉強方法などが紹介されており、独学でも学習手段は豊富です。

独学で学ぶメリット、デメリットとしては以下のとおりです。

メリット費用が抑えられる
デメリット添削やフィードバックを受けられないため、スキル習得に時間がかかる疑問点を相談できる相手がいないため、挫折しやすい
独学で学ぶメリットとデメリット

SEO会社で働きながら学ぶ

SEO会社とは、クライアントのWebサイトを、検索結果で上位に表示させるための対策(SEO)や、記事の制作をおこなう会社です。SEOの実施で、より多くの人に商品やサービスを知ってもらい、利益につなげられます

主な業務には、キーワードリサーチやニーズの分析、記事の構成設計や競合サイトの分析などがあり、検索エンジンに関する知識と分析力が求められます。

メリットSEOに特化した知識を身につけられる社内で添削やフィードバックが受けられる
デメリット多くが正社員雇用のため、副業では難しい出社が必要な場合もある
SEO会社で働きながら学ぶメリットとデメリット

Webライタースクールで学ぶ

Webライターのスクールでは、Webライターになるための基本的な知識や営業方法、記事の書き方などを学べます。要点をおさえて学べるため、独学で学ぶよりも効率良く知識を取得できるでしょう。

メリット添削やフィードバックが受けられるため、短時間でのスキルの向上につながりやすい卒業後もコミュニティなどでつながりが持てる
デメリット受講費用がかかる
Webライタースクールで学ぶメリットとデメリット
薬剤師ライター

山野まりさん

筆者が受講した第19回Medi+医療ライターのはじめかた講座」では、卒業制作として記名記事*を執筆できました

記名記事は実績として活用できるため、案件の獲得に役立ちました。

記名記事*:執筆者の名前が記載されている記事

フリーライターとして稼ぐには

フリーライターとして今後稼いでいくためには、どのようなことを意識したら良いのか気になる方もいるでしょう。

薬剤師ライター

山野まりさん

本章ではフリーライターとして稼ぐために、おさえておきたい2つのポイントについて説明します。

営業スキルを身につける

フリーライターとして案件を獲得するには、自ら営業をかけることが必要です。

クラウドソーシングサイトなどを活用し、自分の強みをしっかりアピールできるような自己紹介文や提案文を作成して、案件に応募しましょう。自分の実績などをわかりやすくまとめたポートフォリオを整えることも重要です。

また個人ブログは、ライティングの練習ができるだけでなく、サンプル記事を示せる場としても活用できます。営業に役立つこともあるため、時間に余裕がある方はブログの開設も検討してみましょう。

薬剤師ライター

山野まりさん

筆者も個人ブログを運営しており、記事がきっかけで営業担当者の目に留まり、案件獲得につながった経験があります。

営業方法については、下記の記事でも紹介していますのでご覧ください。

専門ジャンルに特化する

医療系や金融系、法律系などの専門性の高い記事は、単価が高い傾向にあります。医療ライターなどの特化ライターになることで、初心者でも比較的高い文字単価(約2円〜)からのスタートも期待できます

薬剤師ライター

山野まりさん

筆者も現在医療ライターとして活動しており、はじめて獲得した案件は文字単価2.5円と高単価のものでした。

【体験談】医療ライター1年目のリアル

薬剤師ライター

山野まりさん

筆者が医療ライターを目指したきっかけは、出産・育児を機に、自宅にいながら薬剤師の資格と知識を活かせる仕事がしたいと考えたからです。

医療ライターを独学で習得するのは難しいと感じたため、オンラインスクールの第19回「Medi+医療ライターのはじめかた講座」を受講。講座卒業後はクラウドソーシングサイトやメディアに1日3〜4件ほど営業をかけましたが、最初はなかなか案件を獲得できず、苦戦しました

その後、ブログを作成してポートフォリオを整えたり、営業を何度もおこなったりしているうちに複数のクライアントと契約でき、継続案件もいただけるようになりました

現在は、医療系や美容系の記事を月に3〜4本執筆。

薬剤師ライター

山野まりさん

日中は本業があるため、無理のないよう余裕を持ったスケジュールで活動を続けています。

自由な働き方のできるフリーライターを目指そう

育児のため自宅にいる時間を増やしたい方や、場所や時間にとらわれず、自由に働きたい方にとって、フリーライターはおすすめの働き方です。仕事量を調節できるため、副業としても無理なく続けられます。

医療系の資格を持つ方は、その経験と知識を活かせる医療ライターになることがおすすめです。

薬剤師ライター

山野まりさん

独学で不安がある方は、ぜひ「Medi+医療ライターのはじめかた講座」の受講を考えてみてください。

医療ライターのはじめかた講座
医療者専用の医療ライター講座として2020年にスタート。約100名の卒業生が90以上のメディアで活躍中。医療資格を持つ医療・薬機法ライターによる無制限の質問添削対応が大好評!医療情報をわかりやすく届けたい方におすすめです。

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執筆

仕事と育児に奮闘する現役薬剤師。総合病院で勤務したのち、地域密着型の薬局に就職。赤ちゃんから高齢者の方まで、幅広い世代の健康をサポートしてきました。子育てをきっかけに働き方を見直し、現在は薬局薬剤師として働きながら医療ライターとしても活動中。医療・美容分野を中心に、正確でわかりやすい情報発信を心がけています。