看護師ライターとは、看護師の資格を持ち、知識や経験をもとにWebメディアや雑誌、書籍などで読者に役立つ記事を書く仕事です。
「看護師として得た知識や経験を多くの人にわかりやすく発信したい」
「子育て中に看護師資格を活かせる在宅ワークをはじめてみたい」
「体力的にしんどくなってきたので、年をとっても続けられる看護師の仕事をしたい」
白石さん
看護師としてこれからのキャリアに悩んだときに、看護師ライターの仕事は上記の希望に当てはまるのではないでしょうか。
Webライターの仕事に特別な資格は必要なく、誰でもチャレンジできます。しかし、看護師ライターが扱う情報は専門性の高い医療分野であるため、Webライターとして仕事になるまでの道は一朝一夕にはいきません。
今回は現役で看護師を続けながら兼業でWebライターをしている筆者が、看護師ライターとはどのような仕事なのか、未経験でも仕事として成り立つまでのステップを自身の体験も交えてわかりやすく解説していきます。
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看護師ライターとは
看護師ライターとはその名のとおり、看護師の資格を持ちながらWebメディアや雑誌、書籍などの媒体で記事を書く職業です。
白石さん
まずは、看護師ライターの仕事内容やメリット・デメリットについてみていきましょう。
看護師ライターの業務内容
看護師ライターの主な業務内容は、看護師の資格や知識、経験を活かしてさまざまな内容の記事を執筆することです。
主なジャンルとしては、看護、医療、保健、福祉、介護、子育て、美容、メンタルヘルス、生活やくらしに関するものなど、幅広いジャンルがあげられます。
例えば、看護師・看護学生などの医療従事者向けのWebメディアだと、以下のような内容の記事執筆が多いです。
- 基礎医学、看護技術
- 最新の医療情報
- 話題のニュース
- 仕事のノウハウ
- 私生活に関する情報
また、看護師ライターが書く記事には、医学情報に特化して学術的で硬めな文章から、エンタメ要素があるようなやわらかい文章のコラムやエッセイなどさまざまな形式があります。
【看護師ライターが執筆する記事例】
・医療者向けの取材記事
・イベントレポート
・病院やクリニックなどの医療機関のWebサイトの文章
・看護学校・看護大学のWebサイトの記事
・採用広報に携わる記事
・パンフレット内の記事
・医療機器の事例紹介
・記事医療に関する動画やSNSの台本 など
白石さん
患者さん向けの医療記事から、病院やクリニックなどの医療者向けの記事など、看護師ライターとして携わる仕事は多岐にわたります。
看護師ライターの業務体系
看護師ライターの業務体系としては、フリーランスとして業務委託で契約をするか、会社員として正社員・契約社員で働くのが一般的です。
業務委託は、それぞれの媒体の担当者を通してクライアント(企業)と契約を結び、成果物(Webライターでいえば記事)を納品して報酬を得るスタイルです。
白石さん
いわゆるフリーランスはこの業務委託で仕事をしています。
他には会社員として出版社や医療系企業で正社員、契約社員として週〇日、〇時間で看護師ライターの仕事をするケースもあります。
具体例として、「看護師向け媒体で1本記事を書いてほしい」という依頼を想定し、看護師ライターの業務の流れをみてみましょう。
【看護師ライターの業務の流れ】
1.執筆する記事の内容のすり合わせ
2.執筆内容のリサーチ
3.執筆
4.納品
5.編集者による校正
6.編集・修正・追記が必要であれば対応
7.記事公開
上記のような流れで業務を行い、依頼が複数くれば並行して仕事をしていきます。
看護師ライターのメリット
次に、看護師ライターの4つのメリットをご紹介します。
【看護師ライターのメリット】
・看護師の知識や経験が活かせる
・在宅ワーク・リモートワークが可能
・自分で仕事を選んでスケジュールが組める
・看護師ライターの経験が本業にも役に立つ
看護師の知識や経験が活かせる
白石さん
看護師ライターでは、看護師としての知識や経験したことが、そのままコンテンツ企画、記事で活かせます。
看護師の仕事は目の前の患者さんに対する看護ケアが多いですが、看護師ライターの記事はさまざまなメディアによって多くの人に読まれます。
目の前にいる患者さんのみならず、遠くにいる人が抱えるさまざまな悩みを解決することが可能です。
在宅ワーク・リモートワークが可能
看護師ライターの仕事は、基本的には在宅で完結できることが多いこともメリットの1つです。
取材やインタビューの場合には出社、出張などもありますが、現状はコロナ禍の影響でオンライン対応も増え、多くの仕事が在宅で可能です。
白石さん
そのため自宅に限らず、カフェやコワーキングスペース、旅行先などでパソコンとネットがあればどこでも働けます。
自分で仕事を選んでスケジュールを組める
Webライターとして駆け出しのころは仕事を選ぶ余裕はないかもしれませんが、ある程度仕事がもらえるようになると、自分がやりたい仕事を取捨選択できるようになってきます。
フリーランスとして収入が安定し、自分でスケジュールが組めるようになると1週間以上の連休を取ることも可能です。
白石さん
急遽、翌日から弾丸で旅行したり、仕事の合間にマッサージや美容室に行くなど、柔軟に対応できるようになります。
看護師ライターの経験が本業にも役に立つ
看護師の知識や経験を活かすばかりではなく、看護師ライターとしての知識や経験を本業に還元することも大きなメリットです。
看護師の資格、知識や経験を活かして医療、福祉、介護などの分野でライティングをしていると、業界の動向や診療報酬、法律関連、現場で働く人の声などさまざまな情報が入ってきます。
白石さん
それが学びとなって本業の看護師の仕事でも活かすことができるでしょう。
こうした現在とは異なる新しい分野のスキルを獲得し、学び直しをする機会が看護師ライターにはあります。
看護師ライターとしてのスキルを得ることで、変化の激しい今の時代においても柔軟な働き方が実現できるでしょう。
看護師ライターのデメリット
看護師資格を持つ方が看護師ライターになるメリットは大きいですが、デメリットについても理解しておきましょう。
【看護師ライターのデメリット】
・フリーランス、ライターという働き方ゆえの不安定さ
・看護師ライターにはさまざまなスキルが必要
フリーランス、ライターという働き方ゆえの不安定さ
在宅でできる仕事として、フリーランスやWebライターの仕事が注目され、筆者の周りでも副業としてWebライターの仕事をしている人が増えてきました。
白石さん
そのため、看護師ライターの競争率は年々高くなっていると実感しています。
なかでも未経験Webライターの場合は、記事執筆の実績がないため低単価の仕事からスタートしなければならないこともあるでしょう。
また、業務委託は案件や成果に対して報酬が支払われるため、毎月一定の収入が見込めるものではなく、不安定な仕事でもあります。
特にコロナ禍では、医療機関での対面取材は軒並み中止となり、取材方法に大きな制限がかかりました。
白石さん
こうしたフリーランスやWebライターとしての業界の動向や特徴を知り、備えることが大切です。
看護師ライターにはさまざまなスキルが必要
看護師ライターとして活躍するためには看護師の知識や経験、書くスキルを学ぶだけでは足りません。
看護師としての知識や経験が豊富にあっても、クライアントや読者が求めることを知り、情報をわかりやすく伝えるなどのスキルは必要不可欠です。
白石さん
看護師ライターに必要なスキルには、以下のようなものが上げられます。
【看護師ライターに必要なスキル】
・情報処理能力
・コミュニケーション力
・企画・営業力
・書く・伝える力
・ビジネススキル
・スケジュール・タスク管理
・税務管理
看護師の場合には、営業やビジネススキルはなくても病院では仕事がある状態が当たり前だったので、そのマインドセットの切り替えが必要です。
こうして自己分析や自己管理をして、受け身で仕事を待つのではなく自ら仕事を取りにいく必要があり、人によって向き不向きがあるともいえます。
白石さん
自分が看護師ライターに向いているかどうか知りたい方は、まずは副業から試してみてはいかがでしょうか。
看護師ライターになるには?【未経験向け3ステップ】
次に、看護師ライターになるために必要な3つのステップをまとめました。
【看護師ライターになるための3つのステップ】
1. ライティングの基本を学ぶ
2. 案件に応募してみる
3. スキルやアンテナを増やして仕事として安定させる
看護師ライターに挑戦しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
①ライティングの基本を学ぶ
白石さん
看護師ライターになるための最初のステップは、ライティングの基本(文章の書き方や型)を学ぶことからはじまります。
ライティングの基本を学ぶ方法としては、ライティングに関する記事や書籍、動画、スクールなどがあります。
しかし、Webと紙媒体、書きたいジャンルによっては書き方やルールなどが違うため、自分はどういう媒体で、どんな記事を書きたいのかをある程度考えてから情報を精査するといいでしょう。
白石さん
また看護師ライターとして医療記事を書く場合には、一般的なライティングスキルに加えて、医療情報を扱うための法律やガイドライン(薬機法・医療広告ガイドライン、守秘義務など)が必要となることがあります。
自分の性格や生活スタイルにあった学び方を選ぶことも重要です。以下に勉強方法の例と特徴をまとめていきます。
- 自分のペースで勉強したい
→記事・書籍・動画 - 文字で読む方が理解しやすい
→記事・書籍 - 図解やイラスト、音声で勉強したい
→Web記事・動画 - 自分だけでは集中できない、先輩から添削やアドバイスが欲しい、短期間でガッツリ勉強したい
→スクール
Web記事や動画であれば無料で勉強できますし、興味のあるスクールを見つけたらどんな内容を学べるか問い合わせしてみるのもいいでしょう。
白石さん
最近のスクールでは、主催している団体の関連媒体にスクール卒業生が寄稿できるシステムがあり、それが実績となるケースもあります。
スクールはお金がかかりますが、卒業生同士での交流ができて仕事につながるメリットもあるため、学ぶ選択肢のひとつとして知っておくといいでしょう。
②案件に応募してみる
白石さん
ライティングの基本を理解したら、実際に案件に応募してみましょう。
看護師ライターの案件は、クラウドソーシングサイト(仕事を依頼する発注者と、仕事を受注するワーカーをマッチングさせるサービス)や出版社、Webメディアへの問い合わせなどから、応募します。
看護師ライター向けの案件では、経験者を募集していることが多いですが、なかにはライター未経験者でもOKの案件もあります。
白石さん
ライター募集を出していなくても、クライアント経由で別の仕事が貰えることもあるので、まずは1つひとつの案件を丁寧にこなしていくことが大切です。
応募する際に気を付けることは、まず応募条件をよく読むこと。自分がどこの誰で、この応募案件に対して自分はどんなことができるのかをわかりやすく書くことが大切です。
実際にWebライターの案件を募集してみると、「経験者のみ」「○○の経験がある人のみ」募集としているのに、全くの未経験の方からの応募は意外に多いです。
白石さん
それだけで、この人は応募条件をきちんと読んでいない人だと思われてしまうため、注意が必要です。
また、いきなり「私にやらせてください」と勢いだけある人もいますが、冒頭の挨拶、自己紹介や経歴を簡単に述べてから、自分であればこのようなテーマで記事が書けるという相手側に立ったアピールが大事です。
こうした礼儀・ビジネスマナーができていない初心者の方は多いので、これができているだけで好印象となります。当たり前のことではありますが、意識していきましょう。
③スキルやアンテナを増やして仕事として安定させる
ライティングの基本は、学んですぐに身につくものばかりではありません。
白石さん
そのため、いくつか仕事をして編集者さんにフィードバックをもらいながら、継続的に学んでいくことも大切です。
まずは未経験向けの案件から始めて、中級者向けのライティングスキル、Webマーケティングや法律など、周辺の知識やスキルを身につけていくことで、より効果的にスキルアップが見込めます。
【看護師ライターと相性の良い知識や経験】
・取材ライティング
・編集・ディレクタースキル
・SEO
・薬機法
・医療広告ガイドライン
・コピーライティング/セールスライティング
・広報
そして、医療や看護師業界の動向や看護師同士の交流で情報をアップデートしつつ、いざというときにすぐに仕事につながるように種をまくことも必要です。
白石さん
それらの地道な活動により、仕事の幅や収入が増え、看護師ライターの仕事として安定につながります。
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看護師ライターのスキルアップ情報や様々な働き方を実現する医療者のインタビュー記事を紹介しています。
看護師ライターの案件の探し方
続いて、実際に看護師ライターとして働くための案件の探し方について解説していきます。
これから看護師ライターに挑戦しようと思っている方の中には、そもそも案件をどこで探せばいいのか分からない人も多いかもしれません。
看護師ライターの案件の探し方には、以下のようなものがあります。
【看護師ライターの案件の探し方】
・クラウドソーシングサービスで探す
・SNSで探す
・求人サイトで探す
白石さん
筆者としては、看護師として日常生活でよく読んでいるメディアや書籍、その周辺からチャレンジしてみることもおすすめです。
クラウドソーシングサービスで探す
看護師ライターの案件のあるクラウドソーシングサイトには以下のようなサイトがあります。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- サグーワークス
- ココナラ
- ライターステーション
クラウドソーシングサイトで案件を探す場合には、名前、プロフィール写真、経歴、住所、電話番号、身分証明書類、銀行口座情報などの登録が必要です。(登録自体は即日可能、個人情報の確認は反映まで少しかかる場合もあります)
白石さん
顔写真や本名を出したほうがクライアントの信用度は上がりますが、必ずしも必須ではないため、ペンネームや似顔絵(著作権のあるもの以外で)などでも登録は可能です。
看護師ライターの案件を探す場合は、以下の内容を意識してプロフィール文を整えておくことで、クライアントとのミスマッチが少なくなります。
【看護師資格が活かせる案件の探し方】
・医療系の案件が多いサービスを活用する
・「医療」「看護」などのタグ、フリーワードで探す
・医療系企業やクライアントをフォローしておく
【看護師資格が活かせる仕事の受注がしやすくなる方法】
・プロフィールに看護師の資格があることを記載する
・看護師としての経歴、経験分野、実績などを具体的に記載する
・医療記事の分野でも、対応可能な具体的なジャンルやキーワードを入れておく
クラウドソーシングサービスや案件獲得のポイントについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。
SNSで探す
最近のSNSでは医療系、看護師向け媒体の公式アカウントで編集者が発信しているケースもあります。
しかし、記事執筆の応募がしたい場合はSNS上でリプライやDMを送るより、Webサイトの問い合わせからしっかりと応募したほうが好印象です。
ただ、編集者自身がSNS上で募集をかけていてDMを希望している場合を除きます。
白石さん
Webライターや編集者、コンテンツディレクターなどをフォローして情報を拾うことも、Webライター界隈の動向を知るうえでは大切です。
「#ライター募集」のタグで案件を検索する方法もありますが、なかには初心者ライターを食い物にする業者も存在します。
発信している人や会社の素性や、執筆する記事の媒体については事前にチェックしておきましょう。
求人サイトで探す
最後に紹介するのが、一般向けのアルバイト・パートの求人サイトで看護師ライターの案件を探す方法です。
医療、看護系の求人サイトでは業務委託だけではなく、正社員・非正社員でライター募集としている企業もあります。
求人サイトで案件を探したい場合は、「看護師ライター 求人」「看護師ライター アルバイト」などで検索して表示された求人サイトを確認してみましょう。
白石さん
ライター未経験の場合には、編集補助のような形からライティングや編集に関して学びつつ働けるため、こうした方法で案件を探すのもおすすめです。
【体験談あり】看護師ライターの収入はどれくらい?
看護師ライターの仕事では、実際どのくらい収入が得られるのか気になる人もいるかもしれません。
白石さん
最後に、兼業ライターである筆者の体験談も含めて看護師ライターの収入についてお伝えします。
副業ライターの収入
本業が別にある副業としての看護師ライターの収入は、月1万〜数10万円と収入の幅はかなり広いでしょう。未経験なのか、経験者なのかによっても収入は大きく変わります。
文字単価でいえば、医療系の記事は専門分野になるため一般的なWebライター案件のなかでも高単価になります。それでも1文字1円〜1文字10円など幅広く、企業や媒体によってさまざまです。
白石さん
筆者の場合は、最初はバイトの求人サイトやクラウドソーシングサイトなどで案件を探し、医療以外の記事は1文字1円~、医療記事は1文字2~4円(記事単価でいえば、2000文字で2000~8000円の報酬)くらいを平均報酬としてスタートしました。
兼業1~2年目の駆け出し時期はこのベースは大きく変わらず、ライティングのスキルがついてきて、自分から企画構成や取材などもするようになってきてからは、1文字4~5円以上で仕事ができるようになりました。
兼業7年目の現在は平均報酬として1文字5~8円(記事単価でいえば、2000文字で1万~1.6万円)くらいになっています。
白石さん
記事の執筆だけではなく、企画構成から入ったり、取材のアポ取りをしたり、予算が多くある大手企業、媒体などではさらに単価が上がることもあります。
ただし、これはあくまで目安であり、成長・仕事の範囲を広げるペースは人それぞれです。
筆者の場合は積極的に仕事を取ってきたタイプではありますが、単価だけで仕事を決めるわけではありません。
コンテンツ立ち上げのタイミングで予算が少ないところでは、単価が低めでも仕事が面白そうであればお受けすることもあります。
白石さん
そのため、月収や年収はWebライターのなかでも特別高い方ではないと思います。
また、駆け出し当時は1記事2000文字書くのに半日くらいかかっていましたが、慣れてくると2〜3時間くらいで書けるようになりました。これも特別書くのが速いわけではないので、平均的だと思います。
看護師ライターとしての筆者の報酬としては、月10万円前後からスタートし、現在は月30万円前後で、月ごとの報酬の差は5万円前後で、ある程度安定しているのが現状です。
専業ライターの収入
専業ライターでも業務委託であれば、副業ライターと同じように文字単価・記事単価などで報酬が発生します。
また専業ライターの場合は、編集の仕事や校閲、ディレクションなどの仕事も掛け持ちで行うことも可能です。
白石さん
筆者の周りでは、時給や月で固定の報酬も含めて月20万~40万円(年収700万円)という方、それ以上で起業・法人化できるレベルの方もいます。
医療系出版社や企業に入社してWebライターの仕事をする場合には、一般の会社員の月給として給料が発生します。
給料自体は企業によりけりですが、おそらく月20〜30万円以上にはなるのではないかと思います。
看護師ライターとして副業に挑戦しよう
Webライターの仕事は在宅で完結する仕事として、SNSの普及やクラウドソーシングサイトの充実もあり、誰でも挑戦しやすい仕事となりました。
白石さん
看護師の資格と、現場での知識や経験を活かして働く看護師ライターも同じく挑戦しやすい環境にあるでしょう。
今後の看護師としてのキャリアを考えたときに、病院で働く以外の働き方をしてみたい、これまでの知識や経験を活かしたい、子育てで自宅にいながら働きたいなどの希望を叶えてくれるとして、看護師ライターに興味のある方はぜひ挑戦してみてください。
株式会社Meditedが運営する、医療者向けライティング講座「医療ライターのはじめかた」は現在、新規受講生を募集中です。
看護師ライターの働き方に興味がある方は、ぜひ公式LINEからお問い合わせください!
>>「医療ライターのはじめかた」講座について問い合わせする(公式LINE)
看護師ライター:白石弓夏(しらいしゆみか)さん
小児科や整形外科を中心に10年以上病院で勤務。派遣ではクリニックや施設、ツアーナース、保育園などさまざまなフィールドで勤務経験し、現在は整形外科病棟で非常勤をしながら、ライターとして活動して5年以上経つ。著書『Letters~今を生きる「看護」の話を聞こう~(メディカ出版)』
Twitter(X):https://twitter.com/yumika_shi