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【卒業生インタビューvol.38】苦境の中で見つけた医療ライターへの道。薬剤師ももさん

大人になると、何かに挑戦することにためらいを感じることが多くなる。そんな経験はありませんか。

今回お話を伺ったのは、そんな思いの中で勇気を出して新たな道に挑戦された、薬剤師のももさん。第19回「Medi+医療ライターのはじめかた講座」(2024年9月開催)を卒業後、現在は家事と育児の傍ら、医療ライターとしてご活動されています。

医療ライターへのチャレンジに至った経緯から現在のご活躍、そして、これからの目標についてお話を伺いました。

専業主婦から医療ライターに挑戦、薬剤師のももさん

取材の様子

ーーさっそくですが、自己紹介をお願いします。

薬剤師のももです。大学卒業後は調剤薬局に勤務していましたが、結婚を期に退職。出産後に調剤薬局のパートタイム勤務として復職しましたが、人間関係のストレスから体調を崩してしまい、退職しました。現在は育児と家事をしながら、医療ライターをしています

ーー現在の生活に至るまで、さまざまなライフイベントがあったと思いますが、ももさんの人生のターニングポイントは何でしょうか?

出産後にパートタイム勤務として調剤薬局に復帰したのですが、職場の人間関係で悩んでしまい……。結局、ストレスから体調を崩して退職することになりましたが、働きかたを見直すきっかけにもなったので、それがターニングポイントだったのかなと思います。

ーー働きかたについて、具体的にどのようなポイントについて見直されたのでしょうか?

性格的に、周囲の目をとても気にしてしまい、小さなことでも失敗すると必要以上に自分を責めてしまう傾向があるので、薬剤師の資格を生かしつつ、周りを気にせず一人でコツコツとできる仕事がないかなと考えました。何か良い仕事がないかWebで探していたところ、「医療ライター」の存在を知り、「これだ!」と思いました。
そこから、医療ライターとして活動するにはどのようなことをしたら良いのか調べていたところ、「Medi+医療ライターのはじめかた講座」を発見し、受講しました。

PC操作も手探り状態。質問できる環境が支えてくれた

ーーなるほど。医療ライターを育成する講座は他にも多くありますが、その中で「Medi+医療ライターのはじめかた講座」を選び、受講された理由は何でしょうか?

ホームページに、怪しさや、曖昧さが少ないと思ったことです。調べた講座の中には、「絶対儲かる」や「必ずこうなれる」といったキャッチコピーがあり、個人的に苦手でした。
「Medi+医療ライターのはじめかた講座」は学習内容が明確で、ホームページもやわらかいイメージだったので、安心感がありました。さらに、Medi+代表のまいまいさんと面談し、働きかたの悩みについて相談ものっていただき、受講を決意しました。

今回の受講は、自分自身の「純粋な挑戦」として大切に温めたかったため、あえて家族には相談せずに決意しました。周囲に心配をかけたくないという気持ちもあり、費用面も含めてすべて自己完結する形で進めることにしたんです。ただ、一番近くにいる息子には、何かを感じ取られていたみたいですね。

ーー安心して勉強できそうな雰囲気がMedi+(メディタス)」から感じられたのですね。実際に受講された中で、何か感じたことはありましたか?

いざ受講することを決めたのですが、家にはパソコンがなくiPadで受講しました。卒業後に医療ライターとして本格的に稼働するためパソコンを購入したんです。

また、学生時代以降ほとんどパソコンを使う機会がなかったので、操作方法も手探り状態でしたが、なんとか課題をこなせました。講座の課題のことでわからないことや迷うことも多かったのですが、その都度質問ができたので、とても助かりました。

講座で使うアプリやソフトには、はじめて使うものも多く、慣れない操作で大変さもありましたが、医療ライターとして稼働するためのツールに慣れるきっかけにもなったので良かったと思います。

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家族に内緒の挑戦。今では一番の応援団に

ーーパソコン操作に慣れるところからのスタートだったんですね。そんなももさんの様子を家族はどのように思っていましたか?

「Medi+医療ライターのはじめかた講座」を受講していることを、家族にはいつ話そうかなと思ってはいたのですが、なかなかきっかけがありませんでした。ただ、パソコンを購入したり、コソコソ調べたりしていたので、「何かやってるな」とは思われていましたね。

以前に私が仕事で悩んでいたのを知っていたのですが、医療ライターの活動について否定されることはなく、静かに応援してくれました

ーーとても優しくて素敵なご家族ですね!ももさんのご様子や活動を温かく見守られている雰囲気が伝わってきました。

家事と育児を両立、医療ライターももさんの一日のスケジュール

ーー育児と家事をしながらだと、執筆作業時間の確保も一苦労ですよね。スケジュール調整もなかなか大変かと思いますが、一日どのように過ごされていますか?

【1日のスケジュール】

7:00起床
9:00子どもを幼稚園に送迎
10:00~14:00執筆活動
14:30子どものお迎え
夕飯作りなどの家事
22:00就寝

記事の納期が迫っている時は、朝早めに起きて作業したり、子どもに一人で遊んでもらってる間に作業をすすめるようにしています。

クライアントの負担を減らす、誠実な記事づくり

自宅での様子

ーーももさんは現在、更年期や認知症、その他にもさまざまな分野について執筆されていますね。依頼された方々からの評価がとても高いのですが、医療ライターの仕事で大切にしていることや意識していることは、ありますか?

執筆はとくに丁寧に取り組んでいます。なるべくクライアントに修正の手間をとらせないような記事を作りたいと思っているので少し時間がかかっています。

特別意識していることはあまりありませんが、強いて言えば参考文献をわかりやすい場所に貼りつけてみたり、複数の参考文献がある場合は依頼者にどっちを使った方が良いかを相談するようにしています。もっと多くの記事に携わりたいので、記事の質と時間のバランスは今後の課題です。

ーー記事の完成図をイメージしながら、丁寧に執筆をされているのですね。執筆や作業時間の管理について、何か工夫されていることはありますか?

医療ライターをはじめたばかりのときは、一つの記事を作成するのに、どのくらい工数や時間がかかるのかがまったくわからなくて……家事が疎かになってしまうことも。これではいけないと思い、作業をはじめる前に時間を決めてから仕事をするようにしました

薬剤師と医療ライター。私らしい仕事のバランス

ーー限られた時間と集中力を目的に合わせてコントロールすることは、本当に難しいですよね。いろんな課題や葛藤もあるかと思いますが、医療ライターとしての今後の目標や展望はありますか?

今後は、医療ライターとして活動し、扶養範囲内の収入を目標に、安定した案件の獲得を目指しています。医療現場への復帰も視野に入れており、家事や育児に支障のない範囲で、薬局薬剤師と医療ライター業務を両立できたらと考えています。医療ライターと薬局薬剤師の2本柱で働く方が、環境の変化や刺激もあり、身体や気持ち的にもいいのかなと。

ーー最後に、医療ライター講座を受講しようと考えている方にアドバイスやメッセージがありましたら、お願いします。

大人になってから新しい何かにチャレンジすることは、とても勇気が必要です。しかし、挑戦はとても素敵なことだと思いますので、迷っているなら是非受講してほしいと思います。やってみて「思っていたのとなんか違うぞ」と思ったら辞めればいいです。挑戦しようと思うこと自体もなかなかないことだと思うので、やるやらないで悩んでいる方は、とりあえず一歩踏み出してみることをおすすめします。

医療ライターのはじめかた講座
医療者専用の医療ライター講座として2020年にスタート。約100名の卒業生が90以上のメディアで活躍中。医療資格を持つ医療・薬機法ライターによる無制限の質問添削対応が大好評!医療情報をわかりやすく届けたい方におすすめです。

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執筆

2003年に看護短大にて看護師免許取得後、大学へ編入し養護教諭免許を取得。卒業後は病院やクリニック、高校、大学の保健室にて医療や健康づくり分野に携わる。病気や健康について悩む人たちにもっと寄り添いたい、わかりやすく役立つ情報を提供してその助けになりたいと思い、医療系取材ライターに転向。
現在はフリーの医療系取材ライターとして、クライアント様の思いが読み手の心に伝わるような記事の作成、執筆活動を行っている。趣味はマラソンで、最近はトレイルやウルトラマラソンにもチャレンジ中。第5回Medi+医療系取材ライターのはじめかた講座卒業生。