初心者向け添削付き動画講座「第17回医療ライターのはじめかた」受講生募集中

現役薬剤師ブロガー&「医療のつながり」運営者、キクオさん

こんにちは!”自分らしく、楽しく、おもしろく” 働く、全国の医療従事者たちを紹介するメディア、「Pharma Trip」です。

今回は、現役薬剤師ブロガーのキクオさんにインタビューさせてもらいました!

ブログを始めたきっかけは?どんな働き方をしてきたの?など、気になる点について聞かせてもらいました✨

mai

薬剤師ブロガーとしてM3キャリアにてコラム記事を書くなど、薬剤師だけでなく多方面で活躍されているキクオさん。

医療情報を発信しているinstagramのフォロワーはなんと10.9万人!
最近は新しく「医療のつながり」というinstagramメディアも運営されています。

現役薬剤師ブロガー&「医療のつながり」運営者、キクオさん

photo by キクオさん

 

ーー初めまして!正社員の頃から、ブログやコラム記事などを拝見していました。
今回はインタビューを受けてくださりありがとうございます。

初めまして、今回はよろしくお願いいたします!

大学病院に就職して病院薬剤師を6年経験し、その後転職して個人経営の調剤薬局にて働いています。

愛知県在住で、薬剤師歴はトータルで8年目になります。

ーーありがとうございます。早速ですが、ブログはどのタイミングで始められたのでしょうか?

病院薬剤師3年目になった頃から少しずつ転職を考えていて、マイナビ薬剤師さんやリクナビ薬剤師さんに登録してお話を聞いていました。

その後病院薬剤師6年目となり転職をしたので、その経験をきっかけに本格的にブログを始めました。

キクオさんのブログについて】

「薬剤師は日本中にロマンを届けたい」というコンセプトを元に、「薬ロマ!!」というブログを運営されています。

薬剤師の転職記事から薬学生の勉強方法、薬剤師の恋愛事情まで幅広く記事があって面白いブログです✨(薬ロマ!!のプロフィール記事はこちら

引用:薬ロマ!!

今回、maiさんのブログの、元病院薬剤師のラーメン屋さんの記事を見させていただいて、動線があって読者の興味が湧くような記事を書いているなと思っていました。なのでインタビューしてもらえて嬉しいです。

ーー全然まだまだですが……!ありがとうございます!

いやいや、やっぱり文章を書くっていうお仕事っていうのは、本当に根気がいると思っているので。
考えながら記事を執筆することは大変だし、分からないところはその都度調べています。
特に医療情報は間違えられないですよね。

今までこうやってライター同士話せる機会がなかったので、嬉しいです!

ーー医療ライターは難しいですよね…私もお話しできて嬉しいです、よろしくお願いいたします!

ライティングやブログの執筆について

photo by unsplash

 

ーーブログ「薬ロマ!!」を運営する前に、ライター経験や執筆経験はあったのでしょうか?

ライター経験はないですね。
でも「薬ロマ!!」を始める前に簡単なブログは書いていました。恥ずかしいレベルの文章だったんですけど。

ブログは、1回下書きをして、何回も見直して、文章を改行して…と試行錯誤しながら作っています。
難しい専門用語で伝えれば伝わるものもあると思うけど、あえてシンプルにとか、漢字じゃなくてひらがなを使ったりとか。
目線を下げてっていうのは、少しずつ意識するようになりました。

やっぱり簡単に記事を執筆しているわけではないので、今回のように理解されることはすごく嬉しいですね。

ーーキクオさんはブログ以外にもinstagramで医療情報の発信をされていますよね。
私は薬剤師だからこそ、医療系の文章を書くのにすごく神経を使ってしまって少し苦手意識があって。
キクオさんはその点どう考えられていますか?

そうだったんですね、でもすごく分かります。
本当に医療を分かってるからこそ、医療情報ってめちゃくちゃ時間をかけるものだと思っていますし、ブログは日記みたいに気軽に書きたいっていう気持ちもあります。
最初は医療ブログを作ろうかと思ったんですけど、それもあってブログでは敢えて医療記事は書いていません。

maiさんの、人との関わりの中で記事を書くという考えは正解なんじゃないかなと思います。僕もどっちかというとそっちが好きなので。

ただ、世の中の薬剤師や医療者じゃない人が医療記事を書くのは、医療者として嫌だなと思っています。

 

この投稿をInstagramで見る

 

薬剤師キクオです💊 今回は痛み止めとして、認知度が高い「ロキソニン」について調べたこと、よく聞かれること、注意するべきことなどをザッとまとめてみました‼️✨ 過去にサブ垢でもまとめたけど、今回はそちらよりも詳しく書いたので是非参考にして下さい😊✨ それでは、いきましょう♫ ✅ロキソニンの使い方 頭痛にも使われるよ☺️ ・関節リウマチ ・変形性関節症 ・腰痛症 ・肩関節周囲炎 ・頸肩腕症候群 ・歯痛 ・手術後外傷後並びに抜糸後の鎮痛消炎 これらは⬆️ 1回60mg、1日3回飲むよ😌 頓服の場合は1回60mg〜120mを服用💊 急性上気道炎の解熱・鎮痛の場合だと❓❓ 1回60mgを頓用するよ🙆‍♂️ 年齢、症状により適宜増減 原則として1日2回までとして、1日最大180mgが限度になってるね‼️ ✅ロキソニンって飲んでからどのくらいで効果でるの? これはよく質問される😁 効果が現れる時間は以下⬇️ 1回60mg(1錠)飲むと15分以内に2割の人に‼️ 30分以内は約5割の人に効果が認められる🙆‍♂️ これだけ❗️ 「30分以内に効き始める」と知っておこう♫ では、飲む間隔はどのくらい空けるべき⁉️ ロキソニンの半減期は約70分 これだけ❗️ 「4時間はあけて飲もう」 市販薬のロキソニンSには4時間以上の間隔が記載あるよ☺️1日最大180mg(3錠)までも忘れてないで🙆‍♂️ ✅ロキソニン剤形まとめ 錠剤、テープ、粉、ゲルの4つの剤形があるんだ💊 「内服のメリット」 🙆‍♂️市販薬が豊富 🙆‍♂️効果の時間を調整できる 「外用のメリット」 🙅‍♂️持続的に効果がある 🙅‍♂️比較的に副作用が少ない 錠剤に比べてテープやゲルは副作用(胃痛)が少ないよ‼️ テープは1日に何枚も長期で貼ったりすると副作用が起こるから注意してね🤔 ✅ロキソニンの簡単な注意事項 ①15歳以上の成人が正しい適応 「半分にして子供に飲ませていい?」とたまに聞かれることがあるけどやめてね🙅‍♂️ ②ロキソニンアレルギーがない方に使おう ロキソニンや似ている薬を飲んだ時に喘息発作が起きる方がいるよ💦 ③妊娠中で後期の方は使わない 医師・薬剤師に相談してね🙆‍♂️赤ちゃんに悪影響、市販薬も使わないようにしよう ④空腹時には飲まないように 胃痛が起こりやすくなるよ😂 ✅ロキソニンの副作用 代表的なのは「胃痛」「胃の不快感」だね💦 添付文書によると2.25%の報告があったよ‼️ 消化器症状を抑えるために、よく一緒にムコスタやセルベックスが処方されるよね☺️ その違いはなんだろう⁉️ ・ムコスタは食事の影響を受けない ・セルベックスは食事の影響を受ける 絶対ではないけど頓服で『痛いとき』の場合 ロキソニン×ムコスタの方がよいとされているよ⭐️ ✅市販で購入できるロキソニン ロキソニンS特徴 →クリニックから処方されるロキソニンと基本的には同じ😊 この中で1番安い(12錠 税込713円) ロキソニンSプラス特徴 →胃を守る成分がプラスされている🤔 眠くなる成分は入ってないよ⁉️ (12錠 税込768円) ロキソニンSプレミアム特徴 →鎮痛補充成分のカフェインをプラス🙆‍♂️ つらい頭痛に素早く効く、胃を守る成分も入っているね☺️⭐️ (12錠 税込768円) 本投稿はロキソニンの添付文書とインタビューフォームを参考にしています🙆‍♂️ 少しでも参考になったと思ったらイイネ👍やコメント📝シェアして頂けると投稿のモチベーションに繋がります‼️😁 勉強や仕事辛いけど頑張ろうね‼️☺️⭐️

薬剤師キクオ@ブロガー(@kikuo1005)がシェアした投稿 –

ーーそうですよね。キクオさんのInstagramは医療者への知識提供が分かりやすくて、すごく勉強になります。

ありがとうございます。
僕はmaiさんのような働き方の人に出会ったことがなかったので、すごく新鮮で応援したいです。

自分の過去や悩みがあって、それを改善しようと主体的に動くとか、自分らしく生きて働くとか、すごく大事だなと思っています。
ライティングとかデザインとか、医療系で持っている人は少ないので、それだけで強みですね

ーー確かに中々いない働き方ですね、ありがとうございます!

病院薬剤師から薬局薬剤師へ、転職をした理由

photo by unsplash

 

ーー病院から薬局へ転職した理由について、教えていただけますか?

病院薬剤師として働いていた時は、上司とうまくいかなかったんです
自分がやりたいことと上司が求めてることを、上手くすり合わせることができませんでした。

その結果チームの中で足並みを揃えることができず、人間関係の面で「嫌だな」という気持ちが先行してしまいましたね
もちろん病院で働く中でもいい面はあったけど、環境を変えたいなと思うようになり、転職活動を始めました。

今まで人生の中でそんな挫折は無かったし、1年目の頃は「薬剤部の部長になるぞ!」とか思っていたのですが……仮に部長になれたところで、理事長だったり、上に沢山の人がいる。
病院全体のことを、自分は変えられるんだろうか?と思うようになり、正直嫌気がさしてしまいました

そうやって悪い面を考えている中で、周りの同級生が調剤薬局独立して「年収がいくらだよ」と言われると、「こんなに頑張ってるのに、自分は何をやってるんだろう」とか「30才の節目になる前に何かしたい」とか思うようになってしまって

ーー30才になる前に、何か自分にできる挑戦をしようと考えたんですね。

はい。
ちょうどその時に結婚を考えていたので、収入も増やしたいし、自分の力でお金を稼ぐことをやってみたいと思い、転職活動とブログを始めました。

人間関係とお金の面。あと自分にも負けちゃったという、ネガティブな理由の転職でしたね

人生を考えたきっかけ・ターニングポイント

photo by unsplash

 

ーーキクオさんにとっての人生のターニングポイントがあれば、教えていただきたいです。

やっぱり、ブログが多くの人に見られるようになった時が一つのターニングポイントでした
今はありがたいことに、月に10万人がみてくれるサイトになっています。

病院薬剤師として働いていた時は、手取りが20万円とかで。
2年目3年目と働く中で、目の前の患者さんのために治療しているにも関わらず、実際薬剤師の存在感はあんまり……うーん、どうなんだろうなと考えていて

その時に、他の手段でお金を稼ぐって何があるんだろうと考えて。
薬局の経営とかも興味あったのですが、まずはやれることからやろうと思ってブログを始めました

最初はブログとかアフィリエイトとか、人を騙してお金をもらってるんじゃないかと印象が悪かったんですけど、プロの方とお話しする中で、経験を元にして書くものなら誰かのためになるんじゃないかと考えるようになりました。

ーーキクオさんのブログは、実体験を元にして記事にしている印象が強いです。

自分が実際に時間を割いて、登録したり話を聞いたりした派遣会社約8社を比較記事にするなど、体験ベースの記事を書いています。
でもそういうのを、あまり理解されなかったり、「アフィリエイト」が……とかよくないこともあったので、あまり表立ってそういうことは言わなかったですけど。

ーー「本当に良い」と思ったものや、経験を紹介する中で何か言われてしまうのは、少し辛いですね……

でもそうやって、実際に自分が頑張ったら頑張った分だけ収入になる体験をしたら、まただんだん自分の気持ちが変わったんです。2つ目のターニングポイントですね。

photo by unsplash

 

ブログを始めた最初の頃は、収入も欲しいしがむしゃらだったんですけど、ある程度軌道に乗ってきたときに、他に自分ができることは何だろう、と考えるようになりました

頑張っているけどあまり陽のあたっていない企業さんや、フリーランスで自由に見えるけど、裏では大変な思いもしているであろう個人で働いてる薬剤師さんを、自分の「ブログ」という大きな広告の中で焦点を当てていけたらと思っています。

それはお金や収入じゃなくて、自分がしたいこと。
ここ一年の間に、人に焦点を当てて、色んな働き方もあるんだよというのを、周りの人に知ってもらいたいと意識が変わってきました。

お金も大事だけど、お金以外のことに自分の影響力を使えるといいなと思っています。

ーー今運営されてるinstagramメディアも、その目標に繋がっているんですね。

そうですね。自分がやれることからやっています。
影響力を良い方向に使っていきたいですね。

ーー「自分がやれること」をしっかりやりきってきた2年間があるからこその影響力ですね。ブログも簡単に軌道に乗るものではないですし。

おっしゃる通りで。やっぱりブログって、SEOやgoogleのアップデートにすごく影響されますよね。

そんな風潮の中で、ネットだけで仕事をするということは選択肢のひとつであって、他の繋がりを考えるべきなんじゃないかなと思っています。
こうやって他の薬剤師さんと繋がったり、企業さんとお話ししたり。そして企業さんにとってもメリットになるものを、自分から動いて仕事にしていけたらいいなと思っています。

辛かったことや失敗したこと

photo by Pexels

 

ーー今までの経験の中で、辛かったことや失敗したことはありますか?

やっぱり病院で働いていた時が辛かったです。
結構体育会系の病院で、自分はいじられ役のポジションでした。

薬剤部の薬剤師が当時100人くらいいて、同期は15人くらい。
周りの同期が仕事できる人が多く、実際に自分は仕事ができなかったので、自分はそういう役割だと思って演じていた部分もありました

組織の中にいると、やっぱり焦点はできない人に当たる
上司にもできない薬剤師って思われてるのを感じていました。

ある時後輩の私語に付き合ってしまったことがあり、「お前先輩だろうが」という感じで上司に怒鳴られて。怒鳴られるのは慣れていたけど、その時足も出てきたんですよね。
その時、「社会人になってもこんな経験しなきゃいけないのか?」と思いました。

その上司は仕事もできて、僕の中では尊敬していました。医師からも信頼されていて、仕事熱心な方でした。
でも、仕事できない人の気持ちはあんまりわかんないのかなと。それが辛かった思い出ではありますね。

尊敬してた上司だけど、暴力とかそういうことをされると、心の底から尊敬できなくなってしまう。そしてやっぱりそこの環境でも居づらくなったことが、転職したきっかけの一つですね。

ーー暴力はいけないですね……

僕らの20個上とか上の年代は、体で覚える病院だったようです。時代に合ってないとは思いますけどね。
当時本当に目をつけられていて、クソーと思いながら働いていました。
あんまり思い出したくない記憶ですね。辛かったことです。1番印象に残ってるかも。

photo by Pexels

 

ーー辛い状況にずっといるのではなく、自分で行動して変えていったというのが、色んな人の希望になるのではと思います。

そうですね、あんまりこういう辛かったことは言ってきませんでしたし、言うものでもないと思っていました。

誰かに情報発信をするようになってからは、「自分と同じような悩みの人もいるかもしれない」と思うようになりました。
ブログでも動画でも媒体はなんでもいいと思いますが、その悩みに対してプラスで解決方法も一緒にセットで伝えれるといいですよね。

ーーそうですね……!
私もブログやライティング記事を書く上で、「過去自分が悩んでたことを、今の自分が説明して解決してあげるブログを作るのが、自分にとっても相手にとってもいいブログになるよ」と言われてきました。

ブログをやってて、その情報発信の本質や大切さをわかり始めたんだと思います。
本当に自分の過去の悩みを解決したコンテンツは需要があるんじゃないかなって思ったりしますね。

ーー過去の自分が本当に悩んでいたことを知ってるからこそ、いい文章が書けるし、一番いい内容になっていきそうですね。

現在の働き方

photo by Pexels

 

ーーキクオさんの現在の働き方について、教えていただきたいです。

調剤薬局の薬剤師と、週2.3回の病院薬剤師のバイトをしています。

あとはInstagramのメディア「医療のつながり」を運営したり、企業さんのSNS関連のコンサルなども行なっています。

自身のブログ記事M3キャリアでのコラム記事執筆も行なっています。

ーー本当に多方面で働かれているんですね……!まさか病院薬剤師のバイトまでされているとは思いませんでした!

調剤薬局が結構融通が効くところなので、ある程度自由に働かせてもらっています。
病院薬剤師のバイトは、薬局の隣のクリニックの先生から「病院薬剤師を経験した薬剤師さんにお手伝いして欲しい」とご相談があり、そこから始めました。

ーーキクオさんしかできないことだったと思うので、それは嬉しいですね!

そうですね、経験を生かして働かせてもらっています。

今後やりたいこと

photo by キクオさん

 

ーーキクオさんが、今後やりたいと考えていることはありますか?

現在もやっていることですが、まずは自分で仕事をとることを大事にしようと思っています。
企業さんから依頼される仕事だけではなく、自分からtwitterを介して会ってくださいとDMするとか。

自分の実績を使って直接営業して、実際に会って「企業さんにはこういうメリットがあります」という提案をして仕事をとってきたので、それを続けたいと思っています。

ーー自分から動かれていたんですね。「薬ロマ!!」は薬剤師にとって有名なブログだし、仕事が舞い込んでくるんだろうな、というイメージでした。

待っていても仕事が自動的に入るわけではないので、今は結構水面下でアプローチしています

営業をしていこうと思ったきっかけは、M3キャリアさんから記事執筆の依頼をいただいた時ですね。
そこから意識を変えて、M3キャリアさんでのコラム記事を元に営業させてもらっています。

ーー大きい実績を作れているのと作っていないのとでは全然違うので、活用できるのはとてもいいですね…!

maiさんのブログも、もし作ってなかったら「どういう人なんだろう?」と思っていたと思うので、そういう自己紹介記事があるといいですよね!
Webサイトとかほとんどの方が持ってないと思うので。

photo by unsplash

 

他にもいっぱいワクワクする夢があって。
Instagramメディア「医療のつながり」ももちろんその一つで、今後も続けていきたいなと思ってます。

あとは、自分が薬学生の頃って、勉強するなら図書館とか学校しかなくて。
薬学生だけではなく、医療系の学生とかが気軽に集まれる普通のカフェで何かできればいいなと思っています。繋がる場所を作っていきたいですね。

今の調剤薬局の代表とすごく仲良くさせてもらっているので、薬局を要にして、地域のために何かやっていけたらないいなと思っています。

今後、個人で活躍される方って今後増えてくると思うんですね。
maiさんみたいに自分のタイミングで働いたり、自分で仕事を取ったり、そんな方がこれからもどんどん増えると思うんです。そういった人を増やしていきたいなと思っています。
医療系のインフルエンサーを育てる・フォローするような会社を作っていきたいですね。

例えば情報発信をしたいけど、どうしたらいいか分からないとか、フォロワーの増やし方が分からない人ってきっといると思うので、そういった方に対して応援や支援をしていきたい。

フォロワーが増えた後もマネタイズのお手伝いができるように、その人にあったマネタイズ方法やPR商品の仲介を、自分が提供できたらいいなと思っています。

ーーいくらいい事をやっていても、見てくれる人がいないと誰にも届かない。
フォローしてくれる人を増やすことは大事ですね。

そうですね、それを会社でやっちゃいたい。みんなでプラスになれたらいいなと思ってます。

会社からお金をもらうんじゃなくて、自分で仕事を掴むっていうのを積み上げていけば、一人一人の意識も変わりそうですよね。

できれば来年には会社を立ち上げようと思っているので、フリーランスの方や薬剤師の方に、ぜひお願いしたいなと思います。

そんな環境があるだけでも、2年前の僕だったら助かるなと思います。
ぜひよろしくお願いします!

後輩薬剤師へメッセージ

ーー後輩薬剤師へ伝えたいことはありますか?

やっぱり、好きなように生きて欲しいなと思っています

薬剤師国家試験があるからって、別に薬剤師にならなくてもいいよっていうことは伝えたい。

好きなことをやってお金もらえれば一番幸せだけど、中々難しいですよね。
でも、ありきたりなことだけど、仕事でもなんでも好きなことに熱中して欲しいと思います。

ーー「好き」といパワーはとても強いですよね。今回は沢山話を聞かせてくださり、ありがとうございました!

インタビューを終えて

物腰が柔らかくて、とても親切な対応をしてくださったキクオさん。

優しさの中にも芯の強さがあり、これからもどんどん新しい繋がりを作っていくんだろうなと感じました!

mai

キクオさんのInstagramメディア「医療のつながり」にて紹介していただきました🙇‍♀️

私も今後の活動を頑張ろうと思いました、ありがとうございました!

 

この投稿をInstagramで見る

 

インスタメディア「医療のつながり」(@iryo_uno_tunagari)がシェアした投稿

キクオさんのSNS
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

メディア運営・編集

京薬卒、(株)Medited代表取締役。 医療・取材ライターや医療系介護メディアの編集長業務、キャリアスクールでの講師メンター業などを経て2020年よりオンライン動画講座「医療ライターのはじめかた」メディア「MediJump」の運営を開始。2022年より医療×Webクリエイターの交流コミュニティ「MediWebラボ」をスタート。2023年に法人化し、経済産業省JStarX起業家プログラム等に採択。「医療資格は、ずっと味方」をテーマに活動しています。