「新しい治療や薬の知識についていけるか不安……。」
「もう一度、職場で人間関係を一から築くのが大変。」
「そもそも再就職できるのだろうか?」
育児や体調不良をきっかけに医療現場を離れてしまうと、以前と同じように働けるだろうかと不安になる方もいるでしょう。
今回お話を伺ったのは、ブランクを経て医療ライターとして再び働きはじめた薬剤師の河江いなさん。第18回「Medi+医療ライターのはじめかた講座」を受講し、医療に特化したライティングスキルを得たことで、家族との時間を大事にしながら自分のペースで働いています。
医療ライターとして再スタート!薬剤師の河江さん

ーーはじめに、簡単な自己紹介とこれまでの経歴をお願いします。
薬剤師の河江いなです。
薬学部を卒業してからずっと病院で働いていましたが、2025年春に体調を崩して退職。現在は医療ライターとして活動をしています。
ーー河江さんはどのような性格ですか?
普段から、一度気になると納得いくまで調べる性格です。仕事でも、細かい部分まで確認することを大切にしています。周りからは、コツコツタイプと言われますね。面倒な性格だと感じることもありますが、責任を持ってやり抜く性格です。
ーー河江さんが医療ライターに興味を持ったきっかけは何でしょうか?
きっかけは、娘の出産です。
娘が1歳半のときに正社員として復職しましたが、仕事量が多いうえに夜勤や土日出勤もあったため、育児と仕事の両立が大変でした。娘が熱を出すたびに休み、同僚に迷惑をかけてしまうこと、職場へ謝ることが、精神的に大きな負担になっていきました。
また、夫はフルリモートの仕事で在宅勤務なので、柔軟に働けて羨ましかったんですよね。薬剤師でも在宅ワークができるのかと調べていたところ、「Medi+(メディタス)」を見つけました。
ーーさまざまな種類の講座がある「Medi+」ですが、「Medi+医療ライターのはじめかた講座」受講の決め手は何でしょうか?
文章を書くのは苦手なんですが、取り組みやすそうだなと直感的に感じました。とくに「薬剤師」という仕事柄、医療ライターが一番活かせそうだなと思ったんです。
仕事と育児を両立しながらスキルを習得

ーー実際に受講した感想を教えてください。
現役の医療ライターとして活躍してる先輩方からアドバイスやフィードバックを受けられるのが、とても良かったです。医療ライターに挑戦しようと思ったとき、いくつかの書籍を読んで、独学で勉強しました。しかし、実際に実践するのは難しく、思うように執筆できませんでした。講座では添削サポーターが、第三者として執筆した文章を見てくれるため、アドバイスが的確で、とても心強い存在でした。
また、講座卒業後も、講座の動画が半永久的に視聴できるため、今でも見返しています。クライアントワークでも、とても助かっています。
仲間と一緒に。的確なアドバイスでスキルアップ
ーーなるほど、本では得られない実践的なアドバイスは助かりますね。講座や添削サポーターの方々の雰囲気はどうでしたか?
添削サポーターのみなさんは、とても優しくて、ほんわかした雰囲気でした。
同期の受講生さんとも、オンラインで交流する機会もありました。「仲間ができた」という感覚です。受講中は質問し放題なので、どんどんアウトプットしたり、質問したりする積極的な仲間の姿に刺激をもらいましたね。
ーー当時、家事育児があるなかで病院薬剤師としても働いていた河江さんですが、どのように学習を進めましたか?
確かに、受講当時は病院勤務しており、夜勤も土日出勤もあったため、仕事と講座受講の両立ができるのか不安は大きかったですね。
そのため、なるべく隙間時間を有効に使って勉強していました。たとえば、子どもの寝かしつけの時は動画の講座を「聴く」だけ、気になった部分を後でじっくり見返すといった工夫をしていました。
また夜勤の日は、出勤前の時間を使って課題に取り組むことも。
失敗を恐れずに!1カ月で案件受注を達成
ーー講座受講後、何か変化はありましたか?
講座で自己紹介文や提案文の課題があったため、案件ごとにアレンジしながら、気になった案件はすぐに応募しました。卒業して1カ月程度で受注できました。
今までの自分だったら、失敗したらどうしようと思い、動くことができなかったんですね。でも、「失敗してもそこから学ぶことがあったら失敗ではない」という考え方に変わっていきました。失敗を恐れずに、さまざまことに挑戦できるようになったことが、成長であり、「変化」です。
医療ライターとしてやっていくのであれば、自分から動かないといけないことを今でも身に染みて感じています。
病院で働いていた当時はどうしても受け身な部分がありましたが、医療ライターとして活動しはじめ、あらゆる面で能動的に考えて動けるようになりました。
ブランクがあっても、自分のペースで「前進」

ーー体調を崩して退職してから、どのくらいで医療ライターをはじめたのでしょうか?
退職から半年ほどは、体調を回復させることを優先していました。病院を2025年春に辞めて、医療ライターをはじめたのは夏頃からです。現在は体調も回復しつつあり、さらに本腰入れて挑戦しようとしているところです。
医療ライターの仕事は、在宅で自分のペースで進められるので、ストレスなく再び働きはじめられました。以前は子どもが熱を出したら、仕事を休んで同僚に迷惑をかけたり、夫とどっちが休むか相談したりと精神的に負担でしたが、その必要がないので良いですね。
まだ収入が不安定ですが、医療現場以外でも働けるスキルがあるのは、とても心強いなと思っています。現場に復帰したい気持ちもありますが、しばらくは医療ライターとして活動していきたいですね。
ーーまさに、講座を受講した強みですね!現在の働き方と、1日のスケジュールについて詳しく教えてください。
現在は病院を退職し、在宅で医療ライターとして活動しています。
育児があるので、基本的には平日のみの稼働と決めて取り組んでいます。
| 5:00~6:00 | 起床、執筆 |
| 7:00 | 子ども起床、朝食 |
| 9:00 | 子どもを保育園に送る、家事 |
| 10:00 | 作業開始 |
| 12:00 | 昼休憩 |
| 13:00~14:00 | 作業再開 |
| 17:00 | 子どものお迎え |
| 18:00 | 夕食 |
| 21:00~22:00 | 子どもと一緒に就寝 |
ーー育児との両立で工夫していることはありますか?
隙間時間をうまく使うことや、基本的に休日は仕事をしないと決めていることです。
とくに平日は、隙間時間があれば仕事を進めるようにしていますね。平日の娘がいる時間帯や休日は、スマホを見ないようにし、短い時間でも娘と遊び、向き合う時間をしっかり確保するようにしています。
メリハリをつけ、集中して作業することを最近意識しています。
医療ライターとして、さらに活躍の場を広げる

ーーこれから新しく取り組みたいことはありますか?
医療ライターとして、もっと執筆量を増やしたいですね。場数を踏んで、仕事が楽しくなってきているところなので、執筆する機会を増やせたらと考えています。他には、人の文章を読むことも好きなので、ゆくゆくはディレクターにも挑戦してみたいですね。
ーー「Medi+医療ライターのはじめかた講座」をこれから受講する方や気になる方に向けて、メッセージをお願いします。
何か新しいことをはじめるとき、誰でも不安になります。私も講座受講の前はとても不安でした。しかし、自分で動かないと道は開けないことを実感しています。
講座を受講しようか迷っている、気になっている方は、ぜひMedi+代表のまいまいさんと面談してみてください。私は実際に面談し、不安なことを相談することで不安が解消されました。
医療ライターのスキルを身につけると、実際に働きかたの選択肢が増え、自分や家族を大切にできる時間も増えるのではないかと思います。まずは、気軽に話を聞いてみるだけでもおすすめです。
ーー河江さんのご経験は、ブランクがあっても自分らしい働き方を選べることを教えてくれました。忙しい日々の中でも時間をうまく見つけ、自分や家族のペースを大切にしながら前に進む姿がとても印象的です。貴重なお話をありがとうございました。
医療ライターのはじめかた講座
医療者専用の医療ライター講座として2020年にスタート。約100名の卒業生が90以上のメディアで活躍中。医療資格を持つ医療・薬機法ライターによる無制限の質問添削対応が大好評!医療情報をわかりやすく届けたい方におすすめです。

