初心者向け添削付き動画講座「第17回医療ライターのはじめかた」受講生募集中

【講座卒業生インタビューvol.3】講座の添削サポーターとしても活躍中!第5回卒業生のすみれさん

こんにちは!”自分らしく、楽しく、おもしろく”働く、全国の医療従事者を紹介するメディア、「MediJump」です。

今回は、2021年に開催したオンライン医療ライター育成講座「第5回 医療ライターのはじめかた」卒業生のすみれさんにお話を伺いました。
現在は「医療ライターのはじめかた」講座やMediJump添削サポート業務をお手伝いしていただいているすみれさんに、講座を受けたきっかけ、講座を受けてからの変化や今後の展望などを教えていただきました!

副業医療ライター、すみれさんの自己紹介

ーーこんにちは。早速ですが、すみれさんの簡単な自己紹介をお願いします。

こんにちは、よろしくお願いします!

私はもともと薬局薬剤師として、4年ほど働いていました。
その後の4年間は、漢方薬局の薬剤師として働き、2021年の6月に医療ライターのはじめかた講座を受けたのち、今年(2022年)の夏に会社を退職しました。
今は実家を拠点に旅行をしながら、バケーションを楽しんでいます。

今年(2023年)の3月ごろになったら薬剤師に復帰して、副業で医療ライターも続けていきたいなと思っています。

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「医療ライターのはじめかた」を受講したきっかけ

ーー漢方薬局で働かれていたなかで、どうして講座を受講しようと思ったのでしょうか?

実は、2021年に講座を受講する前に、少しだけ自分で医療ライター活動は始めていたんです

そもそもWebライターという働きかたを知ったのは、大学時代の先輩がきっかけでした。
「ワーキング・ホリデーに行っていて、生活費はWebライターで稼いでいたよ」と聞いたことが、印象に残っていたんです。

私の医療ライターとしての最初のお仕事は、ランサーズでいただいた市販薬の記事執筆でした。ただ、私はまだ全然Webライティングの知識がなく、発注してくださった方もご自分のブログ記事を外注するのははじめてという状況だったんです

レギュレーション(執筆ルール)やマニュアルなどもなくて、「このテーマで書いてみてください」という状態で。自分なりに手探りで記事作成をして納品した後、その方がまた継続でお仕事をくださったんですが、「本当にこれでいいのかな」という思いが強くありました
そんな時に、まいまいさんの「医療ライターのはじめかた」講座を見つけたんです。

初回面談で講座内容の概略を教えていただいた時に、知っているWebライティング知識が1つもなくて。「このままだと多分やっていけないな、しっかり学びたいな」と思い受講することを決めました

ーーすみれさんにとって、良いタイミングでお力になれてよかったです……!

本当にありがとうございました!

講座全体の感想とメリット・デメリット

ーーすみれさんは、講座の受講前後でどんなことが変わったと思いますか?

講座受講前は、スキルという点では”なにもない0からのスタート”で、初めて知ることばかりでした。受講後は、ちゃんと学んだんだという安心感を得ることができましたね。

ーー講座全体の感想と、メリット・デメリットについて教えていただけますか?

まず、フルタイムで仕事しながらも、帰宅後の自由な時間に講座の動画を見ることができました
当時は1ヶ月間の講座で、1週間ごとに課題の提出もありましたが*、私にとっては無理のないスケジュールでした。(*現在は3ヶ月間の講座で、課題提出までの期間は約2週間となっています。)

動画でインプットするだけではなく課題でアウトプットする機会があること。そして、課題に対する添削から、動画での解釈が足りない部分や誤解していたところを指摘していただけたこともありがたかったですね

さらに、まいまいさんの動画の声や添削のコメントなどでかけてくださる言葉がいつもすごく優しいなと感じていました。仕事で疲れている中、プラスで課題をするのは大変なはずなのに、講座の課題にコメントをもらうことで逆に心が潤っていたなと思います。

ーーありがとうございます。そう感じていただけて良かったです!

他にも、提案文を課題で作った後、講座は次の記事作成のテーマに進んでいても、「こういうメディアを見つけて提案文を送りたいのですが、こんな感じでいいと思いますか。」という質問に対してアドバイスをいただけたことが実践的でありがたかったなと思います。

デメリットとしては、配信していただく動画は、当時は講座終了後にはもう見られないと思っていたことですね。ただ、あの時たくさんメモをとったことで、理解できたこともあったなと思います。
今は半永久的に講座動画を視聴できますし、過去の卒業生さんにも該当部分の動画を当時のslack*でシェアしていただいているので、今から受講される方はデメリットに感じない部分かなと思います。
(*現在はDiscordに移行しています。)

副業医療ライターを続けて、変化したこと

ーー講座を卒業してしばらく経ったころ、すみれさんに副業医療ライターの記事を書いていただきましたね。その当時となにか変わったことがあれば教えてください。

副業医療ライターを続けることで、ライティング関係を本職とされている方とお話しさせていただく機会が増えました
今まで関わりがなかった方達とお話をさせていただくと、世界が広がるようで楽しいし勉強になります。
本業だけやっていたら出会えなかった方ですし、得られなかった感覚もあるのかなと思いました。

普通、調剤薬局だったら門前の科、漢方薬局だったら漢方中心というように勉強をしていきます。しかし、ライティングをしていると、依頼をいただいたらその都度勉強しなおすことになります。さまざまな疾患や保険など、幅広い事を学ぶ機会をいただけることも楽しいなと感じています

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ーーありがとうございます。ちなみにすみれさんは、講座を卒業してからどんな医療系記事を書かれているのでしょうか?

クラウドワークスでお仕事いただくことが多くて、漢方系の記事を執筆させていただいてました。最近はオンラインピル処方の記事などですね。

あと、以前薬局で配られる月刊新聞を作るお仕事をまいまいさんにご紹介いただいて、今も継続しているのですが、そのお仕事が本当に大好きで。やってみて、はじめて「自分はこのような仕事が好きなんだな」と気づきました

ーー講座受講時から漢方記事執筆のお仕事をしたいと話されていましたね希望を実現したり、自分が楽しめるお仕事をしっかり継続されていたりと、素敵な働きかたを選択されているんだなと感じます。

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講座やメディアの添削サポーターをしてみて

ーーMediJumpでの記事作成を講座卒業生さんに依頼した際、すみれさんが執筆した記事の添削量が圧倒的に少なかったことから、MediJumpでの添削サポート業務を継続でご依頼させていただいています。感想やチャレンジしてみて良かったこと、変わったところがあれば教えてください

まいまいさんが作ってくださった添削例資料を確認しながら、講座を卒業したばかりの医療ライターさんの記事を添削させてもらっています。Webライティングで間違いやすいポイントは、自分も癖でやってしまうことがあるので、業務を通して個人的な勉強にもなっていますね。
MediJumpの添削サポーターを継続することで、自分自身も少しずつ間違いや修正点に気づきやすくなっていると感じています

私が記事を確認した後にまいまいさんがさらに添削してくれるのですが、「読んでいてなんとなく違和感はあるんだけど、どうしたら修正したらいいかわからないな」と感じた文章の添削は私も見せてもらえます。なので、「こうやって添削すればいいんだな」というのを全体的に勉強させてもらっています。


ーーありがとうございます。すみれさんに添削サポートをしていただけることで、私自身とても助かっています

ーー2022年8月スタートの第13回「医療ライターのはじめかた」講座から、講座の添削サポーターにもお声かけをさせていただきました。受講生から添削する側になってみていかがでしたでしょうか?

受講生さんに対して思うことは、まず皆さん、とてもきちんと課題を仕上げてくださっているなと感じます。本業や生活もある中で、本当にすごいなと感心しています。

添削サポートという意味では、やはり難しいなと思います。
こうしたほうがいいなと思ったことを、受講生さんがポジティブに捉えられるようにどう伝えたらいいのか迷うことがあります

私は講座の課題コメントで気持ちがほぐれたりうれしい気持ちになったりしていましたが、そう感じてもらうことも難しいんだと、やってみる中で実感していますね。

ーー実際に自分がやるとなると、難しいと感じることもありますよね。すみれさんの添削からは心遣いがとても伝わってくるなと感じていますので、これからもぜひよろしくお願いします!

副業医療ライター、すみれさんのこれからの働き方

ーー現在のリフレッシュ期間を終えた後、副業医療ライターを再開されるとのことでしたが、やりたいことやこう働きたいという展望はありますか?

まず、私が薬局に復帰したいと考えている理由が2つあります。
1つめは、対人業務など、実際に人と話したり関わったりすることが好きだからです。パソコンを通してだけではなくて、患者さんや同僚に会って働きたいという思いがあります。

2つめは、会社という安定したものに属しておきたいという気持ちもありますし、旅行もしたいから。実家や長く住んでいた地域が遠いので、長期休みも欲しいなと思っています。
ちょっと後ろ向きですけど、そう考えると「医療ライターだけでゆとりを持って生活する」ことに自信がないから、”副業”という自分が楽しく働ける形で、医療ライターを続けたいなと思っています

3月からは、毎月1週間のまとまった休みをもらえるパートで働きたいなと思い、今探しているところです。3週間は薬剤師をやって、1週間は旅行や会いたい人に会いに行きながら医療ライターもして……というのが、これからやっていきたいなと思っている理想の働き方です。

ーーすごく理想的な働き方ですね。理想が叶う働き先が見つかるよう応援しています!

ありがとうございます!
副業のための時間としては、本業が終わった後の夜の時間と休日を使えたらと思っています。
副業医療ライターをやってみて、私は「副業のライティング業務で疲れてしまう」というタイプではなく、「息抜きや気分転換としてプラスに転換するタイプ」なんだなと知りました。なので、薬局で働きながら、副業として楽しく続けていきたいですね。

ーー違う働きかたを並行していると、頭の使う部分が違うのかなって思うくらい楽しくなったり、リフレッシュできたりしますよね。ご自身で理解して実践されているのが、とても良い働きかただなと感じます。

これから医療ライターを始める方へのメッセージ

ーー最後に「医療ライターにチャレンジしようかな。講座は気になるけど迷っている」という方に向けて、メッセージをお願いします。

まず、講座が気になっている方へ。
私もでしたが、新しいことをはじめるときって、きっと不安になると思います
こんな質問して大丈夫かな、本当に何も知らない人が受講していいのかな、実際に受講をはじめても自分だけができないんじゃないかな、と心配になる方もいるでしょう。
でも、本当に自分にとってプラスになる経験や知識になると思うので、「えいっ」と踏み出していただくといいのかなと、卒業した今はすごく思います

医療ライターをやってみようかと迷っている方へは、
実際に私も医療ライターをやってみて、今まで知らなかったことを知る機会が得られたり、必要としている方に記事が届くように書いたりと、すごく素敵なお仕事だなと実感しています。興味がある方みんなで挑戦していけたら嬉しいです

ーーすみれさんの実体験や、素敵な思いがこもったメッセージですね。たくさんお話ししてくださり、ありがとうございました!

インタビュアー/編集:松岡マイ

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この記事の執筆者

薬剤師ライター:中川 あや さん

大阪薬科大学卒。地元の調剤薬局で薬剤師として従事する傍ら、ライターにも挑戦。
”いつでもどこでも働ける”を目指して自分の働き方を模索中。「読んだ後、その先の行動へつながる記事」を目指して執筆しています。

SNS:Twitter

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メディア運営・編集

京薬卒、(株)Medited代表取締役。 医療・取材ライターや医療系介護メディアの編集長業務、キャリアスクールでの講師メンター業などを経て2020年よりオンライン動画講座「医療ライターのはじめかた」メディア「MediJump」の運営を開始。2022年より医療×Webクリエイターの交流コミュニティ「MediWebラボ」をスタート。2023年に法人化し、経済産業省JStarX起業家プログラム等に採択。「医療資格は、ずっと味方」をテーマに活動しています。