「仕事が途切れてしまった……」「案件が見つからない」
医療ライターとして仕事をしていると継続的に仕事ができず、不安になることもあるでしょう。
2児のママであるゆうこさんは、薬剤師の資格を活かしながら在宅で働きたいと、第19回「Medi+医療ライターのはじめかた講座」(2024年9月開催)を受講。
医療ライターとして活動をはじめますが、一旦仕事が途切れてしまった経験をしたそうです。しかし、その期間にスキルを磨き続け、現在はWebデザイナーとしてキャリアを広げています。
専業主婦から在宅ワークに挑戦!薬剤師のゆうこさん

ーーゆうこさんのこれまでの経歴と現在の活動について教えてください。
薬剤師のゆうこです。薬学部卒業後、大学病院に約3年間勤務しました。その後、結婚を機に転職し、パートタイムで薬局薬剤師を経験。出産をきっかけに退職し、一時期は専業主婦として育児に専念していました。
そのうち「在宅で働ける仕事がしたい」と考え、漢方とSNS運用を勉強して、オンライン漢方相談*をおこなっていました。その後「Medi+医療ライターのはじめかた講座」を受講し、現在は医療ライターとして活動をしています。さらに、2025年秋頃からはWebデザインを本格的に学びはじめ、ライティングとデザインの両方に対応できるクリエイターを目指して活動しています。
ーーそもそも薬剤師を目指したきっかけは何ですか?
「人の健康に携わる仕事がしたい」と考え、医療分野に興味を持ちました。
学生時代、化学の授業が好きだったこともあり、医療の中でも薬に関わる専門職である薬剤師の道を志しました。
ーー医療ライターとして活動する前は、オンライン漢方相談をされていたとのことですが、漢方に興味をもったきっかけを教えてください。
薬剤師の資格を活かした在宅ワークについて調べていたときに、オンライン漢方相談にたどり着きました。漢方の考え方である「症状単体ではなく体全体を診て、体のバランスを整えていく」ところに魅力を感じたことがきっかけです。私と同じような、30〜40代の女性の体に役立つ内容が多い点にも惹かれました。
現在はオンライン漢方相談はおこなっていませんが、機会があればまた再開したいと考えています。
SNS運用が合わず、医療ライターへ方向転換
ーー「Medi+医療ライターのはじめかた講座」を受講した理由は何ですか?
オンライン漢方相談の集客を兼ねて、Instagramでの発信をはじめましたが、SNS運用が自分の性格に合っていないと感じてしまって……。育児や家事を両立しながら投稿をコツコツ続けていくのは想像以上に大変でした。
また、フォロワーが思うように伸びず、周りと比べてしまって苦しくなってしまいました。「自分がやりたいことでない」と感じ、他の仕事を考えていたところ、医療ライターという職業に出会ったんです。
「Medi+医療ライターのはじめかた講座」は動画講座のため、自分の好きなタイミングで受講できる点が私には合っていました。他の受講生との交流が少なそうなイメージがありましたが、卒業後に加入したコミュニティ「MediWebラボ*」では、さまざまなクリエイターの方と交流でき、イベントの内容も充実しています。
ーー講座で学んで、一番良かったと思う点は何でしょうか?
講座の内容は実践的で、卒業制作として1本の記事を書き上げたことは自信につながりました。
また、クラウドソーシングサイト*への活用方法を学べたことも印象的でした。もともと慎重な性格なので、独学では不安でクラウドソーシングサイトに登録する勇気が出なかったと思います。しかし、クラウドソーシングサイトに登録したことで、クライアントからのスカウトで案件受注ができました。講座で、自己紹介文や提案文を丁寧に添削していただいたことも、現在の仕事につながっていますね。
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立ち止まった時期を糧に。Webデザインに挑戦

ーー継続の案件が切れた経験があると伺いましたが、そのときの気持ちを率直に聞かせてください。
正直、とてもショックで、今後のことを考えると不安も大きかったです。築いてきた実績やクライアントとの関係が途切れてしまったことが、非常に残念でした。
ーーどのように気持ちを立て直しましたか?
案件が途切れてしまったのが、ちょうど子どもが夏休みに入るタイミングでした。夏休みは子どもが家にいるため、仕事に充てる時間が減ってしまうかもしれないと不安だったので「ちょうど良かった」と思うようにしました。そのおかげで、子どもと夏休みを思いっきり楽しめましたね。
空いた時間には、次にどうつなげていくかを考える時間にしていました。時間がなくてできていなかったポートフォリオの整備やブログの更新を進めました。
もともと専業主婦だったため、仕事がなければ育児中心の生活に戻ります。ただ、育児以外のことにも目を向けていたいという思いが強く、何か挑戦したいと手は動かし続けました。
ーーいま振り返ってみて、その経験から得た学びは何でしょうか?
デザインを学びはじめたのも、ちょうど案件が切れたタイミングでした。結果的に、新しいことへ挑戦するきっかけになったと感じています。
現在も仕事は不安定で不安なこともありますが、「すべての経験が次につながっている」と前向きに捉えられるようになりました。
広がるキャリアの可能性
ーー現在、Webデザインにも挑戦中のゆうこさん。デザインに興味を持ったきっかけを教えてください。
以前からライティングと並行して、Instagramの運用代行やLP制作にも携わっていました。
文字で伝えるライティングと、視覚で伝えるデザインではアプローチが大きく異なります。その違いに面白さを感じたことが、興味を持ったきっかけです。
ライティングは言葉でじっくり伝える仕事ですが、デザインは一瞬の印象で情報を届ける役割があります。それぞれ工夫するポイントが異なり、その違いを楽しんでいます。
ーー新しい分野の学習はどのように進めていますか?
独学だとモチベーションの維持や知識の深さで限界があると感じているため、講座を活用するようにしています。そのための自己投資は惜しまないですね。
もともと学ぶことが好きな性格なので、楽しみながら学習しています。
ママ×在宅ワーク、ゆうこさんの1日のスケジュール
ーー現在の1日のスケジュールを教えてください。
【1日のスケジュール】
| 6:30 | 起床、子どもたちのお弁当作り、朝ごはん準備 |
| 7:15 | 家族で朝ごはん |
| 7:45 | 後片付け、自分の身支度、子どもたちの登園準備 |
| 8:30 | 子どもたちの送り、買い物、家事 |
| 10:00 | 仕事開始 |
| 12:00 | お昼ごはん、夜ごはんの準備 |
| 13:00 | 仕事再開 |
| 16:00 | 子どもたちのお迎え、習い事送迎 |
| 18:00 | 夜ご飯、子どものお風呂 |
| 19:30 | 子ども寝かしつけ |
| 21:00 | 仕事、勉強 |
| 23:00 | 就寝 |
子どもがいない日中や、子どもが寝た後の時間を、仕事と勉強に充てています。子どもの生活リズムを意識し、なるべく早い時間に寝かしつけ、自分の時間を確保しています。
また、育児と仕事を両立させるために、仕事を選ぶ段階で工夫しています。子どもがまだ小さいので、お迎えの時間が早かったり、長期休みもあったりするため、思うように仕事が進まないこともあります。そのため、毎日稼働が必要な案件よりも、事前にまとめて納品できるなど、臨機応変に対応できる案件を選ぶようにしています。
ーー育児をしながら働くなかで、この働きかたを選んでよかったと感じる瞬間はありますか?
私が一番大切にしたいのは、子どもや家族と過ごす時間です。特に子どもが小さいうちは、できるだけ一緒に過ごしたいと考えています。
薬局薬剤師として復帰するか悩んだ時期もありましたが、子どもの体調不良や長期休みのことを考えると、在宅で働ける環境は大きなメリットだと感じています。
不安でも挑戦できる

ーー今後、医療ライター・クリエイターとしてどのような仕事に挑戦していきたいですか?
現在はデザインへの興味が強く、さらにスキルを磨いていきたいと考えています。将来的には、クリニックのホームページ制作や、記事やLP*を集約したサイトづくりに携わることが目標です。
医療資格者の中には、豊富な知識やスキルを持ちながらも情報発信の方法に悩んでいる方も多いと感じています。そういった方々の想いを、わかりやすく伝える手助けができる存在になりたいです。
ーー講座受講を検討している医療資格者の方へメッセージをお願いします。
私は常日頃から「やらずに後悔するより、やって後悔したほうがいい」と考えています。
これまで紆余曲折ありながら、さまざまなことに挑戦してきましたが、後悔は一切ありません。
一見、直接つながらないスキルも、すべてが今につながっていると実感しています。 少しでも興味があれば、ぜひ一歩踏み出してみてほしいと思います。
ーー最後に「案件が切れてしまった」「この先が不安」と感じているフリーランスの方へ、ゆうこさんの経験から伝えたい言葉はありますか?
私自身、今でも不安を感じることはあります。案件に追われている時期は、勉強に手が回らなかったり、十分な休憩時間を確保できなかったりすることもあります。
だからこそ、案件が切れたタイミングは、やりたかったことに向き合い、自分を癒す時間として捉えることも大切だと思っています。不安な時間も決して無駄ではなく、きっと次につながる時間になるのではないかと感じています。
ーー本日はありがとうございました。
医療ライターのはじめかた講座
医療者専用の医療ライター講座として2020年にスタート。約100名の卒業生が90以上のメディアで活躍中。医療資格を持つ医療・薬機法ライターによる無制限の質問添削対応が大好評!医療情報をわかりやすく届けたい方におすすめです。


