「フリーランスとしてもっと仕事を増やしたいけれど、営業のやり方がわからない」
「クラウドソーシングサイトで、医療系の案件が見つからなくなってきた」
「継続案件や、上流工程の仕事にチャレンジしたい」
そんな悩みを抱えていませんか。特に医療系フリーランスの場合、専門知識はあっても営業経験がなく、仕事の取り方に迷う方は少なくありません。
そこで注目されているのが、次世代の求人サービスである「キャリアSNS」です。
薬剤師ライターいとう あきらさん
キャリアSNSとは、人脈を広げながら情報発信し、自分のスキルや実績をアピールすることで、よりマッチ度の高い仕事につなげられるサービスです。
この記事ではキャリアSNSの定義からおすすめサイト5選と、キャリアSNSを活用した営業における3つの鉄則について、実際に利用している現役薬剤師ライターが解説します。
キャリアSNSとは、発信や交流で仕事につながるサービス


キャリアSNSとは、プロフィールや実績、日々の発信を通じて、仕事の機会につながるSNS型のサービスです。
従来のクラウドソーシングサイトと同じく、オンラインで仕事を探す場として利用されています。[1][2]
ただし、クラウドソーシングサイトは掲載されている案件に応募する流れが中心であるのに対し、キャリアSNSは発信や交流、プロフィールなど人とのつながりを通じて仕事のきっかけが生まれやすい点に特徴があります。



いとう あきらさん
近年では、求人に応募するだけでなく、プロフィールを見た企業から声がかかったり、投稿や交流をきっかけに仕事の相談につながったりするケースも少なくありません。
営業が苦手な医療系フリーランスにとっても、自分から積極的に売り込むだけでなく、専門性や実績を見てもらいながら仕事の接点を作れる場といえるでしょう。
キャリアSNSが医療系フリーランスにおすすめの理由


医療系フリーランスにとってキャリアSNSとは、単発の応募だけに依存する働き方から一歩進み、より高単価案件や継続的な仕事につながるサービスです。
ここでは、キャリアSNSをおすすめする理由を3つ紹介します。
専門性や実績だけでなく、人柄や考え方も伝えやすい
キャリアSNSでは、スキルや実績だけでなく、仕事への考え方や人柄も伝えやすい点がメリットです。
たとえば、プロフィールに経歴や得意分野を記載するだけでなく、日々の投稿を通じて、仕事で大切にしていることや情報発信の姿勢を伝えられます。



いとう あきらさん
クライアント側も、実績だけではわかりにくい価値観やコミュニケーションの雰囲気を把握しやすくなるでしょう。
医療系フリーランスは、専門知識に加えて、情報の信頼性も求められます。キャリアSNSで考え方や人柄が伝われば、信頼してもらうきっかけにもなるでしょう。
発信を続けることで、長期的な仕事の機会が広がりやすい
キャリアSNSでは、日々の発信が営業につながります。
たとえば、得意分野やこれまでの実績、仕事で大切にしていることを発信することで、企業や担当者に「この分野に詳しい人」「安心して相談できそうな人」と認識してもらいやすくなります。



いとう あきらさん
すぐに依頼につながらなくても、投稿を見た人の記憶に残ることで、必要なタイミングで声をかけてもらえる可能性もあるでしょう。
継続的な発信により認知が広がり、営業が苦手な方でも仕事につながりやすいです。
業務委託だけでなく、転職や複業の選択肢も広げやすい
キャリアSNSは案件獲得だけでなく、転職や複業など働き方の幅を広げる場としても活用できます。
プロフィールや発信を通じて企業との接点が生まれると、単発の案件だけでなく、継続的な業務委託や副業、転職の相談につながる可能性があります。今は働き方を変える予定でなくても、情報収集や人脈作りの場になる点もメリットのひとつです。



いとう あきらさん
医療系フリーランスとして活動しながら、今後の働き方を見直したい方にとって、キャリアSNSは相性が良いといえるでしょう。
キャリアSNSおすすめサイト5選


キャリアSNSにはさまざまなサービスがあり、それぞれ特徴があります。どれかひとつに絞る必要はなく、複数を併用することで案件や出会える企業の層が広がるでしょう。
ここでは、医療系フリーランスが使いやすいキャリアSNSを5つ紹介します。
Wantedly
Wantedlyは企業と求職者の共感を軸にマッチングする、利用者の多いキャリアSNSです。
特徴は次の通りです。
- 登録ユーザー数は400万人以上、登録企業数4万社以上[3]
- カジュアルな面談形式で、応募前に気軽に企業に話を聞ける
- ストーリーや社員インタビューから、企業の価値観や働く雰囲気を把握しやすい
企業のビジョンやカルチャーを事前に理解できるため、条件だけではない納得感のあるマッチングが実現しやすい点が魅力です。



いとう あきらさん
Wantedlyは、医療ライターにも活用されています。実際の活用例については、以下の記事でも触れています。
YOUTRUST
YOUTRUSTは、知人や友人とのつながりを起点に使えるキャリアSNSです。
以下のような特徴があります。
- 仕事で出会った人や同職種の人とつながれる
- プロフィール上で転職意欲を示せる
- 約500のコミュニティで社外交流が可能[4]



いとう あきらさん
「友達の友達としか繋がれない」という知人経由の信頼関係をベースに、転職や副業のチャンスにつながりやすい点が魅力です。
世界200か国以上で利用される、世界最大級のプロフェッショナルネットワークです。[5]
特徴は次の通りです。
- 国内外の企業や求人情報にアクセスできる
- 求人へ直接応募できる仕組み
- 世界中の人脈を構築できる



いとう あきらさん
国内サービスだけでは見つけにくい企業やポジションに出会える可能性があり、キャリアの選択肢を広げられる点が魅力です。
医療英語に自信のある方、将来的に海外案件に関わりたい方にも、選択肢のひとつになります。
Yenta
Yentaは、AIによる紹介でビジネスパーソン同士をつなぐビジネスSNSです。[6]
特徴は次の通りです。
- AIがプロフィールや興味関心、利用目的に合う相手を推薦してくれる
- 使うほどAIが学習し、マッチング精度の向上が期待できる



いとう あきらさん
目的に合う相手と効率的につながりやすく、将来的な仕事やコラボのきっかけを作りたい方にとって活用しやすいサービスといえるでしょう。
Pitta
Pittaは、対話を起点に人や企業とつながれる、カジュアル面談プラットフォームです。
特徴は次の通りです。
- 必ずしも選考を前提とせず、フラットに話せる[7]
- 会社説明や仕事紹介に限らず、気軽に対話をはじめられる
- 「〇〇について話しましょう!」という募集に応募するため、何について話すか予め整理できる
選考を意識しすぎず「気になるテーマで、まず話してみる」ことからはじめられる点が魅力です。



いとう あきらさん
営業や転職を前提とせず、人との交流や将来的な仕事のきっかけを広げたい方にとって、選択肢のひとつになるでしょう。
キャリアSNS営業で失敗しない3つの鉄則


キャリアSNSの営業は、応募数だけ増やしても成果につながるとは限りません。企業側が求めているのは、特定の「専門性」を備えた人材です。特に医療系フリーランスは、知識や実務経験をいかに戦略的に伝えるかが結果を左右します。
ここでは、専門性を武器にキャリアSNSで成果を出すための具体的なポイントを3つに分けて解説します。
プロフィールは「誰に何を提供できるか」を書く
キャリアSNSでは経歴の羅列ではなく、「誰に何を提供できるか」を明確に示すことが重要です。
NG例 | ○○大卒、○○病院所属医療ライターとして活動しています。 SEO記事の執筆が可能です。幅広く対応できますので、お気軽にご相談ください。 |
OK例 | 医療系オウンドメディアを運営する企業向けに、生活習慣病のSEO記事を制作しています。 キーワード選定・構成作成・執筆・校正・監修が可能です。 |
「○○病院所属」「医療ライター」「幅広く対応可能」といった表現だけでは、クライアントは具体的に何を依頼できるのか判断しにくくなります。
また、医療ライターとしての強みを伝えるには、肩書きだけでなく「対応できる分野」や「誰に向けた記事を書けるのか」を示すと、クライアントに伝わりやすいです。



いとう あきらさん
一般向けにわかりやすく解説できるのか、医療者向けに専門的な内容をまとめられるのかまで伝えると、依頼後のイメージを持ってもらいやすくなります。
知識や経験を発信して自分を知ってもらう
キャリアSNSはプライベートなSNSとは異なり、仕事上のつながりを広げる目的で利用される場です。そのため、発信内容は「企業側から見て依頼したいと思えるか」を意識しましょう。
NG例 | 日記や愚痴など、仕事とのつながりが見えにくいネガティブな内容 |
OK例 | 専門知識・現場経験・仕事で得た気づきなど、自分の強みや姿勢が伝わる内容 |
日記や愚痴など、仕事とのつながりが見えにくいネガティブな発信は、クライアントに悪い印象を与える可能性があります。
一方で、専門知識や現場経験、仕事で得た気づきを発信すると、自分の強みや仕事への姿勢が伝わり、「この人に相談したい」と思ってもらいやすくなります。
また、発信がない状態では、活動実態や人柄が伝わりにくく、スカウトや仕事の相談につながる機会を逃してしまう可能性があります。



いとう あきらさん
小さな気づきでも継続的に発信を積み重ねることで、信頼につながりやすくなるでしょう。
実力と募集内容にミスマッチがある場合、素直に伝え実力を磨こう
クラウドソーシングサイトの場合、「初心者OK、未経験OK」の案件も一定ありますが、キャリアSNSの場合は即戦力となる経験者を求めている企業が多い状況です。
そのため「案件が欲しいから、やったことがなくても”できます”と答えてしまう」フリーランスもいるかもしれません。
信頼をなくしたり、単発で終了したりとお互いに悪い状況にならないよう、募集されているスキルを磨いた上で応募していきましょう。



いとう あきらさん
初心者や未経験の場合は、自主制作として記事やデザインを作成したり、クラウドソーシングサイトや医療系コミュニティなどの案件獲得できる場所で確実に実績を作っていきましょう。
キャリアSNSでのつながりを広げてみよう
キャリアSNSでは、つながりを広げることが案件獲得につながります。
営業と聞くとハードルが高く感じますが、小さなアクションからはじめることが大切です。まずは以下のポイントを意識して、キャリアSNSを活用してみましょう。
- 気になる企業や人をフォロー・お気に入り登録
- コミュニティに参加して情報交換
- イベントに参加してカジュアルに交流



いとう あきらさん
いきなり営業DMを送る必要はありません。
「営業=売り込み」ではなく「関係づくり」と捉えることで、無理なく行動できるようになります。
営業が苦手な人こそキャリアSNSを活用しよう


営業が苦手な方でも、キャリアSNSを活用すれば案件獲得の可能性は広がります。DMだけが営業ではなく、発信やプロフィールによる「見つけてもらう営業」も手段のひとつとして活用しましょう。
発信と関係づくりを積み重ねることで、企業側から声がかかる機会が増えやすくなります。医療系フリーランスは、専門性が大きな武器になるため、特に相性のいい手段といえるでしょう。



いとう あきらさん
キャリアSNSで何を発信すべきか迷う場合は、講座で自己紹介や営業方法を基礎から学ぶ選択もあります。基礎を学べば、発信の質も高めやすくなります。
営業が苦手だからといって機会を逃さず、自分に合った方法で仕事を獲得していきましょう。まずは登録してみて、できることから少しずつはじめてみてください。
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[5]Linked In|LinkedInについて
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