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【副業・フリーランス必見】「ソフトスキル」を磨いて重宝される医療ライターになろう

副業やフリーランスなど、働きかたにも多様性が生まれ、挑戦する方も増えていますよね。
そんな中、これまで以上に重要視されるようになった能力のひとつに「ソフトスキル」があります。ソフトスキルは、副業やフリーランスに限らず「誰かと仕事をする上で欠かせない能力」です

完全にひとりで行う仕事でなければ、関わる相手が必ずいますよね。
「自分はフリーランスなので、同僚はいない」という人も、医療ライターであれば「クライアント」がいるはずです。

薬剤師ライター 
すぎやまさん

あなたがクライアントの立場なら、どんなスキルを持つ医療ライターに記事執筆をお願いしたいと感じますか?
ソフトスキルは、その問いの答えにつながると筆者は考えます。医療ライターにも求められるソフトスキルについて、知っていきましょう

ソフトスキルは、働き方の変化に順応していくために必要

ソフトスキルは、働き方の変化に順応していくために必要

近年の社会的な変化により、働き方は多様になりました。国が推奨しはじめた背景もあり、副業やフリーランスは以前よりとても多くなりましたよね。

薬剤師ライター 
すぎやまさん

出勤して働くことが少なくなった代わりに、求められるようになった能力とはどんな力なのでしょうか
副業やフリーランスなど多様な働きかたが気になるかたは、ぜひ知っておきましょう!

ソフトスキルとは?

共通スキル、コアスキルとも呼ばれるソフトスキルは、一般例として以下のように言われています。「仕事をするうえでベースとなる、能力や心構え」ともいえそうですね。

  • コミュニケーション能力
  • リーダーシップやチームワーク
  • 創造する力
  • 自発的な姿勢
  • スケジュール管理能力
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すぎやまさん

目には見えませんが、考え方や姿勢にかかわるため、仕事を進めるうえで相手に影響を与える可能性が高いですね

ソフトスキルに対し、ハードスキルも存在する

「ハードスキル」は個人の経験や学習で得た専門的な技術のこと。医療ライターに関連のある3つのハードスキルをご紹介します。

  • SEO
  • WordPress入稿
  • 薬機法などの専門知識や資格

ソフトスキルに比べて、ハードスキルは「目に見えやすい=客観的に評価しやすい」特徴があります。それゆえ、従来の社会ではハードスキルのみが重視されることが多くありました。

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しかし、現在はハードスキルのみでなく、ソフトスキルも持つ人物が重宝される傾向に変わってきています。

あなたは持っている?医療ライターに役立つソフトスキル5選

あなたは持っている?医療ライターに役立つソフトスキル5選

医療ライターとして活躍するために身につけたいソフトスキルについて、5つご紹介します。

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すぎやまさん

上記で挙げたソフトスキルの能力や心構えの例に対して、「具体的にどんな“力”を元にしているのか」を深掘りしていきます!

テキストコミュニケーション力

「テキストコミュニケーション」とは、対面での会話ではなく、メールやチャット等を用いた文章でのやり取りのことです

医療ライターをすでにはじめている方であれば、クライアントとの連絡でテキストコミュニケーションを用いる機会は増えているでしょう。一般企業でもリモートワークの導入が行われたことにより、メールやチャットの使用頻度は増えています。

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すぎやまさん

テキストのみで顔が見えない分、誤解や認識のズレが生じる可能性があります
相手に分かりやすくなるよう、以下のような簡潔で丁寧なやり取りが望ましいですよね。

  • 何を伝えたいのか分かりやすくするために結論から書く
  • 何往復もやり取りが続かないように、「一度で相手に伝わる文章」を心がける
  • 曖昧な表現を使用せず、必要であれば議事録や過去のやりとりを使用する
  • 箇条書きを使用して視覚的に見やすくする
  • 相手がフランクであれば、自分も堅苦しくなりすぎないよう意識する

とくに、「一度で相手に伝わる文章を心がけること」や「曖昧な表現を使用しないこと」は、テキストコミュニケーションをスムーズにするポイントとなるでしょう

質問力

記事を作成していて疑問点がでた場合、クライアントへの確認や先輩医療ライターへの相談が必要になることもあるでしょう。このとき、自分の考えや疑問をしっかり整理し、調べても分からなかった点に絞ったやり取りができると、お互いの時間を有効に使えます

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やり取りの往復が続くと、クライアントにとっては何度もやり取りしないと結論にたどりつけない、コミュニケーションがとりにくい人だな」というネガティブな印象につながってしまいかねませんよね。

スキルが同程度であれば、誰でもお仕事しやすい人と関わっていきたいものです。医療ライターとして選ばれるためにも、相手に配慮できる質問力は大切ですね

共感力

相手に対する共感力も、ソフトスキルの一つです。
初心者医療ライターの場合は、共感力を生かしてお仕事につなげるために「自分が共感できる、医療ライターとして関わりたいと感じる医療サイト」を普段からいくつか探しておくことがおすすめです

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クライアントも、スキルが同程度であれば「普段からサイトのことを知っていてくれる、内容に共感してくれる医療ライター」に記事執筆を依頼したいと感じる可能性は高いでしょう。

クライアントが、サイト内の記事を書いてくれる医療ライターを探している場合、ぜひ「自分はここに共感しており、こうやって力になりたい」と述べた提案文*を送ってみましょう。

結果、契約不成立となったとしても、実績を積んでから提案文を再度送ってみてもいいかもしれません。きっと熱意が伝わるはずです。

提案文*:医療ライター側がクライアントに対し、「記事を書かせてもらえませんか?」という意思を伝える文書

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すぎやまさん

また、読者に対しての共感力は、より良い記事作成につながります

たとえば、この記事は「初心者医療ライターに向けて、ソフトスキルを紹介する記事」であり、私自身もペルソナの一人です。

「ペルソナは、きっとこんなことが知りたいだろうな」「こんな内容があったら嬉しいだろうな」と想像したり共感したりできると、読者に喜んでもらえる記事作成につながっていくでしょう

交渉力

医療ライターにとって重要となる「納期」と「文字単価」。これらに問題が生じた場合は、クライアントへのスピーディな連絡、円滑なコミュニケーションが必要です

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体調不良ややむを得ない事情により納期に遅れてしまいそうなときは、理由をしっかり伝えたうえで「納期を少し伸ばしてもらえないか」と相談する機会が出てきます。

実績や信頼を積み上げた結果、もっと文字単価を上げてほしいときは、価格交渉する機会もあるでしょう。

あなたのテキストコミュニケーション力で、交渉結果が変わってくるかもしれません。

スケジュール管理力

医療ライターは記事執筆が主な仕事であり、大半の記事には納品期限が存在します。

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クライアントが希望する納期に間に合わせることはとても重要になりますよね。

しかし、一度に仕事を受けすぎたり、納期が近い仕事を複数受けていたりすると、「気がついたら間に合わない!」という状況にもなりがちです

そのためにも、普段から自分に合った方法でスケジュールを管理しておきましょう。アナログな方法であればカレンダーやふせんを用いて目の入る場所に書いておく、デジタルであればリマインダーを利用する等がありますよ。

新しい時代を進んでいける医療ライターとして、「ソフトスキル=自分」を磨こう!

新しい時代を進んでいける医療ライターとして、「ソフトスキル=自分」を磨こう!

ソフトスキルについて紹介しましたが、その内容は医療ライターだけではなく、社会人、ひいては人として持っておきたいスキルといえるでしょう

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「自分にはソフトスキルが不足しているかも……」と思った方も心配はいりません。自分に足りないスキルを見つけ、行動を改めていけば、時間はかかってもだんだんと身についていきます

身につけたスキルをさらに磨き上げれば、読者に寄り添った内容の記事執筆も可能になるはずです。新しい時代を進むためにも、人間力の高い医療ライターを目指しましょう!

この記事の執筆者

薬剤師ライター:すぎやま りささん

薬学部卒業後調剤薬局に就職、8年間勤務。現在は派遣薬剤師。
薬局の現場での経験、出産・育児の実体験をもとにしたライティング活動を開始しました。
読んだ方にとってためになる、背中を押せる、寄り添える内容の記事を執筆します。

X(Twitter):https://twitter.com/RiSA_mzh3215
note:https://note.com/risa_mzh3215

りささんも受講、添削付きオンライン講座「医療ライターのはじめかた」
りささん参加中、医療×Webクリエイターコミュニティ「MediWebラボ」

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メディア運営・編集

京薬卒、(株)Medited代表取締役。 医療・取材ライターや医療系介護メディアの編集長業務、キャリアスクールでの講師メンター業などを経て2020年よりオンライン動画講座「医療ライターのはじめかた」メディア「MediJump」の運営を開始。2022年より医療×Webクリエイターの交流コミュニティ「MediWebラボ」をスタート。2023年に法人化し、経済産業省JStarX起業家プログラム等に採択。「医療資格は、ずっと味方」をテーマに活動しています。