「薬剤師を辞めて違う仕事がしたい……」
「私は薬剤師に向いていないかも……」
「でも、薬剤師の資格を捨てるはもったいない……」
しかし、6年以上かけてやっとなれた薬剤師。簡単には辞められずに悩んでいる方も多いでしょう。
かよこさん
筆者も、薬剤師の仕事がつらくて辞めてしまったためよくわかります。
だからこそ、同じように悩む薬剤師の方に読んでいただきたい記事です。
この記事では、薬剤師を辞めて医療ライターとして働く筆者が、
・違う仕事がしたい薬剤師が抱える不安3選
・薬剤師を辞めて自分らしい働き方を見つける方法
・薬剤師を辞めて違う仕事をするメリット・デメリット
を解説します。
さらに、薬剤師以外の働き方を実現する方の実例や、資格を活かせるおすすめの仕事も紹介します。
かよこさん
この記事を読んで、薬剤師のキャリアの選択肢を広げ、豊かな人生を送りましょう。
薬剤師を辞めて違う仕事がしたい人が抱える不安3選
まずは、今の仕事を辞めて違う仕事をしたいと考える薬剤師の多くが抱える不安を紹介します。
【薬剤師を辞めて違う仕事がしたい人が抱える不安3選】
①お金・収入に関する不安
②転職活動に関する不安
③薬剤師の仕事を辞めることへの不安
それぞれの不安に対する対策方法も紹介しているので、キャリアチェンジを迷っている方は参考にしてください。
お金・収入に関する不安
薬剤師を辞めたいと思った時、最初に不安になるのが以下のようなお金や収入の面でしょう。
薬剤師を辞めたら収入が下がるかも……
生活できなくなったらどうしよう……
薬剤師の収入は平均的に高いため、仕事を辞めると一時的に収入が減ってしまうこともあります。
しかし、薬剤師資格を持ちながら別の職に就く人材は希少性が高く、通常よりも高い値段でお仕事をいただけることも少なくありません。
かよこさん
筆者も薬剤師ライターをやっている中で、希少な資格に注目するクライアントに、通常より報酬を上げていただくケースもありました。
まずは、副業として小さく始めてみて、どれくらいの収入がもらえるか試してみても良いでしょう。
転職活動に関する不安
以下のような転職活動自体に関する不安を抱えている方も多いでしょう。
スキルがないから薬剤師以外の仕事は見つからないかも……
転職活動や面接が苦手……
転職しても結局変わらないかも……
筆者も、この気持ちが強くて中々転職に踏み出せませんでした。
おすすめの解決策は、まずは小さく行動してみることです。どんなに簡単なことでもいいので、自分にできそうな行動から始めてみましょう。
かよこさん
筆者の場合は、まず初心者向けライティング講座「医療ライターのはじめかた」*を受講して現在の働き方にたどり着きました。
【筆者が転職に踏み切るまでの流れ】
①医療ライター講座を受けてみる
②まずは副業から医療ライターとして働いてみる
③収入を得られる自信がついてから転職
最初のアクションが思いつかない場合は、このようにスクールに参加してみるのもおすすめです。
【医療ライターのはじめかた*】
株式会社Meditedが運営する医療者専用のスキル学習プラットフォーム「Medi+」のコンテンツの1つ。未経験からでも医療ライティングが学べる初心者向け講座です。
Medi+の「医療ライターのはじめかた」講座
薬剤師の仕事を辞めることへの不安
転職を考える時には、薬剤師の仕事を辞めること自体への不安を感じている方も多いでしょう。
苦労して取得した薬剤師資格を捨てるのはもったいない
一度薬剤師を辞めたらもう戻れないかも
薬剤師以外の仕事をすることに対して周囲からの反対が怖い
筆者も、現場から離れると決意するのに時間がかかりました。
しかし、心配はいりません。薬剤師資格は一度取得すれば一生使える資格です。
かよこさん
薬剤師資格があれば、いつでも薬剤師の仕事に戻ることが可能です。
現在では、一度薬剤師を辞めた人が業務に戻るための復職支援プログラムを実施している薬局もあります。1〜3年のブランクがあっても薬剤師に復帰できる場合がほとんどです。
再就職が容易に可能な薬剤師の資格を持っているからこそ、新しいことに挑戦できます。
かよこさん
人生は一度きり。やりたいことに挑戦してみてはいかがでしょうか。
薬剤師を辞めて違う仕事をする時のおすすめの方法
薬剤師を辞めて違う仕事をする時のおすすめの方法を5つ紹介します。
かよこさん
仕事を辞める前でもすぐにできることをまとめたので、はじめの一歩を踏み出してみましょう。
①違う仕事がしたい理由を明確にする
まずは、薬剤師を辞めて違う仕事がしたい理由を明確にすることが大切です。
以下の質問例を参考に、薬剤師を辞めて違う仕事をしたい理由を洗い出してみましょう。
【薬剤師を辞めたい理由を明確にする質問例】
・なぜ薬剤師の仕事を辞めたいと感じていますか?
・現在の業務のどんな点がつらい/嫌だと感じていますか?
・仕事をする上で最も大切にしたいことは何ですか?
・どんな環境・人間関係・労働条件で働きたいと思っていますか?
かよこさん
辞めたい理由や希望する条件を洗い出し、現在悩んでいる問題を解決するためにはどのような仕事が適切なのか考えましょう。
②ロールモデルを見つける
自分が理想とする働き方や仕事を実現しているロールモデル(お手本となる人)を探しましょう。
ロールモデルを見つけることで、理想の働き方がイメージしやすくなります。
かよこさん
ロールモデルを探す時は、以下の方法がおすすめです。
【ロールモデルの探し方】
・SNSで探す
・交流会やイベントへの参加
・コミュニティへの参加
かよこさん
筆者の場合は、「薬剤師の資格を活かして働くWebライターの方」をロールモデルにしていました。
まずは目標とする働き方をしている人を探して、話を聞いてみましょう。
③薬剤師を辞める前に少しだけ試してみる
すぐに薬剤師を辞めるのではなく、辞める前に副業で少しだけ試してみるのもおすすめです。
①正社員として働きながら副業を始める場合
→副業から始められる仕事を探す
(医療ライター/取材ライター/Webデザイナーなど)
②忙しくて副業ができない場合
→派遣・パート・時短勤務などで勤務時間を減らして副業する時間を確保する
かよこさん
筆者は正社員の薬剤師として働きながら、少しずつライター活動を始めました。
新しい仕事や環境が自分に合っているか不安な場合は、まずは少ない時間から試してみるのが良いでしょう。
④積極的に行動する
新しい仕事を始めるための最も効果的な方法は、「積極的な行動」です。
かよこさん
最短で現状を変えるためには、やはり積極的に行動するしかありません。
具体例として以下の方法などがあります。
・転職エージェントに相談する
・スクールや独学で、新しいスキルを身に付ける
・新しい人に会ってみる
・自分のやりたいことを信頼できる人に話してみる
・副業を始めてみる
筆者はライターをやってみたいと思って積極的に行動し、オンラインスクール「医療ライターのはじめかた」を受講しました。
かよこさん
はじめの一歩を踏み出せたおかげで、現在はライター活動をこなせています。
些細なことからでもよいので、まずは積極的に行動してみましょう。
⑤一緒に頑張る仲間やメンターを見つける
目標を達成するためには、一緒に頑張れる仲間やメンターが必要です。
ひとりきりで頑張ろうとしても、不安が大きくなってしまい、挫折につながる場合があります。
かよこさん
みなさんが6年間の薬学部生活を乗り切れたのは、一緒に頑張る仲間たちがいたからではないでしょうか。
仲間やメンターは、以下のような方法で探してみるのがおすすめです。
【仲間・メンターの探し方】
・コミュニティに参加する
・イベントに参加する
・仲間と一緒に学べるスクールに参加する
筆者は、医療ライターの集まるオンラインコミュニティに入って多くの仲間に出会いました。
かよこさん
モチベーションが高まって、現在もライター活動を楽しく続けられています。
モチベーションを上げるためにも、仲間を見つけておいたほうがよいでしょう。
医療×Webクリエイターのコミュニティ「MediWebラボ」
MediWebラボは、Medi+講座の卒業生も多く参加しているオンライン交流コミュニティです。
医療ライターやWebデザイナーなど、医療資格×◯◯で活躍する方が集まり情報交換・交流を楽しんでいます。
医療×Webクリエイターのための交流コミュニティ「MediWebラボ」について
薬剤師を辞めて違う仕事をするメリット
続いて、薬剤師を辞めて違う仕事をするメリットとデメリットを整理してみましょう。
まずはメリットから見ていきます。
理想の働き方に近づける
自分で決断して、薬剤師を辞めて違う仕事をすることは、理想の働き方に近づけます。
「薬剤師を辞める」のは大きな決断です。努力してなった薬剤師を辞めてでも自分の理想の働き方を目指すことは、なかなかできません。
かよこさん
筆者は、決断までに時間はかかりましたが「現場以外の自由な働き方にチャレンジしたい」と思い、キャリアチェンジしました。
その結果、理想のライフスタイルに近づきました。
大きな決断ができれば、絶対に自分の理想とする働き方に近づけるでしょう。
価値観が広がり生きやすくなる
薬剤師を辞めて価値観が広がれば、生きやすくなる可能性があります。
薬剤師を辞めて違う仕事をすると、医療業界とは全く違う価値観を持った人と出会えるからです。
かよこさん
筆者は、さまざまな業種の方との出会いで視野が広くなり、柔軟に考えられるようになりました。
今の仕事がとにかくつらい方は、一旦薬剤師から離れてみても良いでしょう。
薬剤師資格×◯◯のレア人材になれる
薬剤師以外の仕事を経験すると、薬剤師×〇〇のレア人材になれます。
薬剤師から異業種にチャレンジする方が少ないため、薬剤師資格を持っているだけで多くの人に興味を持ってもらえるでしょう。
かよこさん
そこから仕事に繋がり、薬剤師時代よりも収入が上がることもあります。
そのため、薬剤師の資格を持ちながら別の仕事にチャレンジするのも良いでしょう。
薬剤師を辞めて違う仕事をするデメリット
続いて、薬剤師を辞めて違う仕事をするデメリットも紹介します。
かよこさん
デメリットを理解し、薬剤師を辞めるリスクが大きすぎないかチェックしましょう。
一時的に給与が下がる可能性がある
薬剤師として高い給与を貰っている方は、転職によって一時的に給与が下がる可能性があります。
ただ、薬剤師として得た経験をアピールできれば、十分な収入を得られる可能性は高いでしょう。
かよこさん
自分のやりたい仕事や自分に向いている仕事をした方が、収入は増える可能性が期待できますよ。
給与にこだわらず、やりたいことがあるならチャレンジするのも良いでしょう。
新しい職場や仕事に慣れるまでに時間がかかる
どのような仕事を選択しても、新しい職場や仕事に慣れるまでには時間がかかります。
医療職とは一転、一般職になると社員の雰囲気や仕事内容も大きく変わるからです。
かよこさん
医療職では一日中動き回っていたのに対し、転職先によっては一日中デスクワークとなる場合も。
転職後の労働環境や人間関係に慣れるまでには、ある程度時間がかかることは理解しておきましょう。
新しい知識やスキルを学ぶ必要がある
薬剤師を辞めて違う仕事をする場合は、新しい知識やスキルの学習が必要です。
業界で必要となる知識やスキルが薬剤師とは異なるからです。薬剤師の知識が全く役に立たないケースもあるでしょう。
かよこさん
筆者の場合は、医療ライターとして働くために分かりやすい文章の作成方法や記事の書き方などを学び直しました。
学ぶことが嫌いな方や、新しいことを学ばずに楽をして稼ぎたいという方は、転職せず今の職場を続けた方がいいかもしれません。
薬剤師を辞めて違う仕事に!新しいキャリアを築いた3名に独占取材
まずは、薬剤師を辞めて別の働き方をされている3名の方の取材記事を紹介します。
こちらで紹介している方は全員、多くの薬剤師と同じように医療機関での勤務を経て新しいキャリアを構築中です。
かよこさん
実際に働き方を変えた実例を参考に、自分がどんなキャリアを歩みたいのか考えてみましょう。
がんばりすぎない働き方を目指して医療ライターになったメグミさん
メグミさんは、ドラッグストア・薬局で薬剤師として働いた後、現在は医療ライター*として活躍しております。
現場のハードワークで体調を崩してしまい、「がんばりすぎない働き方をしたい」と考え医療ライターに挑戦したそうです。
同じ調剤薬局やドラッグストアの薬剤師の方は参考になるでしょう。
子育てを期に15年勤めた薬局を辞めて薬機法ライターになったテラさん
テラさんは、さまざまな薬局で15年間働いたのち、薬機法ライター*として活躍中のママ薬剤師さんです。
3人の子供の世話に専念したいという思いから、Medi+の「医療ライターのはじめかた」講座を受講し、働き方を大きく変えました。
子育てと仕事の両立で悩んでいる薬剤師の方に読んでいただきたい記事です。
薬剤師×取材ライターとして自分のペースで働くふぁるまさん
ふぁるまさんは、薬局勤務から医療ライター・取材ライターへ転身した薬剤師さんです。
会社員としての働き方が合わないと感じ、より自由度の高いフリーランスの働き方を目指したいと考えたようです。
はじめは、時間と場所を選ばず働ける医療ライターとして旅をしながら活動し、その後取材ライターとしても活動の幅を広げています。
2023年12月現在は薬剤師に再度戻り、パート薬剤師とライターの2足のわらじを履いて活躍しております。
かよこさん
2023年12月現在は定住されていますが、ふぁるまさんは「旅をしながら働く」夢をかなえた薬剤師ライターさんです。
理想のライフスタイルがある薬剤師の背中を押してくれるような記事となっています。
今回は3名の方の取材記事を紹介しました。薬剤師を辞めて新たなキャリアを歩んだ方もいれば、一度現場を離れて再度薬剤師に戻った方もいらっしゃいます。
かよこさん
全員レアな薬剤師人生の歩み方ですが、いきいきとしているのが記事から伝わりましたね。
薬剤師をしながら挑戦できる在宅ワーク5選
薬剤師として働きながら、副業で挑戦できる在宅ワークの仕事を5つご紹介します。
すべてオンラインで完結可能な仕事であるため、薬剤師業務が終わってからでも仕事をすることが可能です。
かよこさん
薬剤師を完全に辞める前に新しい仕事を経験してみたい、という方は参考にしてください。
医療ライター
医療ライターとは、薬や健康、病気、美容などの医療に関する記事を執筆する仕事です。
医療資格は必須ではありませんが、医学的な専門知識を熟知し、一般の方へ分かりやすく伝える能力が問われます。
薬剤師の資格を持っていれば、より需要のある職種です。
かよこさん
筆者は現在、この医療ライターとして主に医薬品の使い方や病気に関する記事を執筆しています。
類似する職種でより専門的な記事を執筆するメディカルライターもあります。両者の違いについてはこちらの記事を参考にしてください。
医療系取材ライター
医療系取材ライターとは、医師や薬剤師などの専門家や患者さんへのインタビューを記事にする仕事です。
最近ではオンライン形式でのインタビューも増えているため、挑戦しやすい副業の1つと言えるでしょう。
かよこさん
医師や患者さんとのコミュニケーションが好きな方にはおすすめの仕事です。
薬機法ライター
薬機法ライターとは、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)の専門知識を持ったライターを指します。
薬機法ライターは多くの場合、法律により表現方法が定められている医薬品や化粧品、健康食品などに関する文章を執筆します。
かよこさん
薬機法ライターと医療ライターは非常に相性が良く、両方行っている方も少なくありません。
医療ライターをやりながら、薬機法ライターにチャレンジしてみるのも良いでしょう。
Webデザイナー
Webデザイナーとは、Web広告のバナーやWebサイトのデザインを考える仕事です。
医療職とは全く違うスキルが必要になりますが、未経験からでも比較的目指しやすい職業でしょう。
かよこさん
医療業界であれば、薬局や介護施設のHPのデザインやバナー作成などの案件があります。
未経験からスキルを学べるオンラインスクールも多数あるので、気になる方はチェックしてみましょう。
動画クリエイター
動画クリエイターとは、広告動画やプロモーションビデオなど様々な動画コンテンツを企画・撮影・編集する仕事です。
薬局の紹介動画作成など、薬剤師の経験を活かした動画作成の依頼を受けることもあります。
かよこさん
薬剤師資格を持ちながら動画編集者になった方もいらっしゃるので、気になる方は以下の記事を読んでみてください。
医療機関以外で薬剤師におすすめの仕事5選
続いて、病院や薬局・ドラッグストア以外で働きたい方におすすめの仕事をご紹介します。
かよこさん
医療機関以外にも薬剤師資格を活かせる仕事はあるのでぜひ参考にしてみてください。
研究職
実験や分析等を繰り返して、新しい成分を発見し、品質管理や医薬品の開発などに貢献します。
主に以下の就職先があります。
【主な就職先】
・製薬会社
・食品メーカー
・化粧品メーカー
かよこさん
研究を根気強く続けられる方や、実験や研究が好きだった方にはおすすめです。
ただし、大学院を卒業して博士号を取得することが必須条件となっている場合が多いため、注意しましょう。
CRC(治験コーディネーター)
CRC(治験コーディネーター)とは、医療機関で行われる治験をサポートする仕事です。
具体的には以下の業務内容があります。
・被験者へ治験薬の説明と服薬状況や副作用のヒアリング
・治験結果を報告書にまとめる作業
主な就職先はSMO(治験施設支援機関)*です。
医療機関の勤務経験がある薬剤師を、未経験でも中途入社を採用している企業も多くあります。
かよこさん
薬剤師の資格は必須ではありませんが、臨床の経験を活かしたい方や新薬の開発に携わりたい方にはおすすめです。
公務員薬剤師
公務員薬剤師とは、国または地方自治体の行政機関で勤務する薬剤師です。
公務員薬剤師は、主に「国家公務員薬剤師」と「地方公務員薬剤師」に分けられますが、いずれも業務内容は多岐にわたります。
仕事内容の例 | |
国家公務員薬剤師 | ・医薬品等の安全管理・後発医薬品の使用推進・毒物や劇物の取り締まりなど[2] |
地方公務員薬剤師 | ・地域医療機関の保健衛生管理監督業務・指定薬物の不正流通防止の指導・新規薬局の開設許可など |
かよこさん
比較的収入が安定しており、福利厚生も充実しているため、より安定性を求める方にはおすすめです。
ただし、公務員試験に受かる必要があります。年齢が高すぎると受験資格が得られない場合もあるため、注意しましょう。
薬科大学の教員
薬科大学で薬学生の教育に携わる仕事です。
薬学生へ講義する以外にも、以下のように多岐にわたる業務があります。
【大学教員の業務例】
・担当分野の研究
・学生の研究サポート
・実務実習の指導
・大学の運営
研究テーマを自由に選べるため、好きな分野の研究を仕事にしたい方にはおすすめです。
かよこさん
ただし、研究職と同様に博士号が求められる場合があるため注意しましょう。
医療コンサルタント
医療コンサルタントとは、医療機関へ経営のサポートやアドバイスする仕事です。
以下のような業務内容があります。
【医療コンサルタントの主な業務】
・医療機関の開業支援
・集患支援
・職員採用の支援
・製薬企業へのコンサルティング
など
主な就職先は経営コンサルタント会社です。多くの場合、ある程度医療機関の状況を把握している人材が求められます。
かよこさん
医療機関を経験した薬剤師が応募できる案件もあるため、薬剤師の経験を活かせるでしょう。
経営の知識が豊富な方やコンサルティングに興味のある方におすすめです。
その他異業種転職
その他、薬剤師の資格が活かせる仕事の一例です。
メディカルライター | 医療系の専門知識が必要な文書を作成する仕事 |
MR (医薬品営業担当) | 医療機関を訪問して、自社の医薬品の情報提供や副作用を情報収集する仕事 |
薬剤師専門の 予備校講師 | 薬剤師国家試験へ向けての対策講義や、生徒の受験勉強をサポートする仕事 |
医薬品卸 | 医薬品の品質管理や医薬品の情報提供、問い合わせの対応など医薬品の物流に関する仕事 |
薬剤師を辞めて違う仕事がしたい方へのメッセージ
薬剤師を辞めることは大きな決断ですが、人生は一度きりです。
筆者は、薬剤師の資格があっても違う職業で活躍されている方を何人も知っています。
薬剤師は、医療機関以外でもさまざまな働き方ができる資格です。薬剤師を辞めても、その資格や経験は無駄にはなりません。
かよこさん
理想の生活やキャリアがあるならば、まずは小さなことからで良いので行動してみましょう!
未経験から副業に挑戦したい方は、Medi+の「医療ライターのはじめかた」講座がおすすめです。
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