「営業がうまくいかない」
「営業の経験がなく、初めてで不安」
「営業がすごく苦手」
このように、案件を獲得するための「営業」に苦戦している医療ライターさんもいると思います。
かよこさん
筆者も以前は営業の経験が乏しく、自らアプローチすることが非常に苦手でした。ですが、今では営業のコツをつかんで積極的に営業できるようになりました!
この記事では、営業が苦手だった現役医療ライターの筆者が実践している営業の方法やコツを解説します。
かよこさん
営業が苦手な方や初めて営業をする方でもすぐにできる方法を紹介しています。この記事を参考に、案件獲得を目指していきましょう!
医療ライターにおすすめの営業方法5選
はじめに、医療ライターにおすすめの営業方法を5つご紹介します。
①クラウドソーシングサイト…初心者でも応募可能な案件がたくさんある
②SNS…医療ライター同士のつながり作りや営業先を見つけることができる
③ポートフォリオ…営業をしなくても案件の依頼がもらえる
④メディアに直接営業…ライバルが少なく自分を売り込みやすい
⑤交流会・コミュニティ・知人の紹介…穴場の案件に出会える可能性が高い
各営業方法の注意点や向いている方の特徴もあわせて解説していますので、自分に合った営業方法を見つけてみてください。
①クラウドソーシングサイト
クラウドソーシングサイトとは、インターネット上で仕事を依頼したい人と受けたい人をつなぐマッチングサービスです。
かよこさん
クラウドソーシングサイトには初心者でも応募可能な案件がたくさんあります。そのため、興味がある仕事に集中して応募できるでしょう。
クラウドソーシングサイトをおすすめしたい医療ライターの特徴は以下のとおりです。
- 人とのつながりが少ない初心者
- 自分が書きたい案件に効率よく応募したい方
- 単価よりも経験を積むことを重視したい方)
さらに、クラウドソーシングサイトによってはパッケージ出品*やスカウト機能*など仕事を募集する形の営業方法もあります。組み合わせて活用しましょう。
②SNS
X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSを活用して営業する方法もおすすめです。医療ライター同士のつながり作りや営業先を見つけることができます。
以下のようなSNSの使い方がおすすめです。
- 医療系メディアの編集者から執筆依頼をもらえるようにDMをあけておく
- 「#ライター募集」などのハッシュタグを調べて、仕事に応募してみる
- 仕事を依頼してもらえるよう経歴や公開できる記事を投稿する
かよこさん
SNSを使った営業は、普段からSNSを見ている方やSNS運用にも興味がある方におすすめです。
ただし、初心者ライターを狙って高額なセミナーへ誘導するような悪質なアカウントもあるため、つながるアカウントは慎重に選びましょう。
③ポートフォリオ
ポートフォリオとは、自分で書いた記事をひとつのサイトにまとめた作品集です。ポートフォリオを見たメディアから案件の依頼が来る場合もあり、営業をしなくても案件を獲得できる可能性が高くなります。
無料で簡単にポートフォリオを作成できるツールもあるため、ポートフォリオがない方は必ず作成しておきましょう。
無料で使えるおすすめのポートフォリオ作成ツール
- note…ブログが書けるほか、SNSのようにフォローやハッシュタグなども利用可能
- edireco…テンプレートがあり、簡単にポートフォリオを作成できる
- Notion…仕事管理にもおすすめのツール。公開する範囲を指定できる
かよこさん
noteやブログなどで記事を書いている方は、記事の1つとしてポートフォリオのページを作成することもおすすめです。
ポートフォリオを作成したら、月1回程度は更新し、更新日を記載することが大切です。
長期間更新していないと、現在活動しているか判断できません。結果、案件の依頼がなかなか来ない原因になってしまいます。
④メディアに直接営業
メールやお問い合わせフォームなどを利用して執筆したいメディアに直接営業する方法もあります。
ライバルが少なく、営業方法によっては高単価案件を獲得できるチャンスを掴みやすい直接営業は、自分の売り込みが得意な方にはおすすめの方法です。
直接営業のときには、次のポイントを意識してみましょう。
- 営業するメディアの条件を箇条書きで整理する
- 定型文を用いず、ひとつひとつ丁寧に営業メッセ―ジを作成する
- 冒頭に自己紹介を丁寧に行う
また、メディアが医療ライターを必要としていない可能性も考慮し、普段以上に丁寧なやり取りを心がけて連絡をしましょう。
⑤交流会・コミュニティ・知人の紹介
交流会・コミュニティ・知人の紹介では、コミュニケーションを通して自分のことを知ってもらいやすく、案件を獲得しやすくなります。
コミュニティに所属したり、交流会に定期的に参加したりすることで、思わぬ流れで仕事につながる場合もあります。フレンドリーな方や人脈を広げたい方にはおすすめの営業方法です。
かよこさん
筆者は交流会やコミュニティに参加して、医療ライターの仕事につながった経験があります。WebサイトやSNSには掲載されていない穴場の案件に出会える可能性も高いでしょう。
ただし、打算的な態度は相手にも伝わってしまうため注意が必要です。「案件」ではなく相手の「困りごと」を探すようにしましょう。
医療ライターの営業が成功するコツ3選
次に、医療ライターの営業が成功するコツを3つご紹介します。営業が苦手な方でもすぐに実践できる方法を厳選しました。ぜひ参考にしてください。
自分に合った営業方法を実践する
まずは、自分に合った営業方法で仕事を探すことが大切です。自己分析で自分の性格や特性を掘り下げて、マッチする営業方法を実践してみましょう。
前章で営業方法を5つご紹介しましたが、無理にすべてを実践する必要はありません。むしろ合わない方法を選ぶと、ライターとして仕事をする前に営業活動で疲弊してしまい、挫折の原因になります。
得意分野を作っておく
かよこさん
医療ライターになったのであれば、医療に関する記事を執筆したいですよね。
医療ライターの分野だけでもたくさんのジャンルがあるため、その中でも得意分野を作っておくと案件獲得のチャンスが高くなります。
「婦人科疾患についてはより深い知識を持っているため、専門的な執筆が可能です」と営業の際にアピールできるように、得意とする専門分野を作ってみましょう。
得意分野を何にするか悩む場合は、医療業界で働いてきて興味や経験のある分野を選ぶと良いでしょう。
丁寧な営業を心がける
どの営業方法でも、相手に依頼したいと感じさせる必要があります。そのためには、毎回丁寧な営業を心がけましょう。
特に、テキストマナーや誤字脱字には注意しましょう。営業メッセ―ジでミスが多発すると、記事の執筆でも誤字脱字が多いのではないかという印象をクライアントに与える可能性があります。
また、オフラインの交流会の場合は話し方や言葉遣いのマナーも大切です。
自分を売り込む事ばかり考えず、クライアントが求めていることをリサーチしたうえで営業すると、丁寧な営業を心掛けられますよ。
営業が苦手でも自然と依頼が来るライターになる方法
営業に苦手意識を持つ医療ライターも多いでしょう。実は筆者も、営業が苦手です。
しかし、自然と依頼が来るライターになれると、営業をしなくても仕事が途切れなくなります。
かよこさん
そんな仕事が途切れない医療ライターになるために、次の3点を意識してみましょう。
- ライティングスキルを向上させる
- SNSで発信する
- ポートフォリオを充実させる
ライティングスキルを向上させる
実力が評価されると、案件の継続や再依頼に繋がるケースがあります。筆者は案件が継続になった経験や、同じクライアントから別の仕事を依頼されたこともありますよ。
SNSで発信する
医療ライター用のSNSで定期的に発信してみましょう。あなたに興味をもった人からDMで依頼が来る場合もあります。
かよこさん
活躍している医療ライターのアカウントを参考にして、プロフィールの作成や発信をしてみましょう。
ポートフォリオを充実させる
特に記名記事をポートフォリオに掲載するとクライアントの目に留まり、興味を持ってもらえる可能性が高まります。
かよこさん
ポートフォリオをしっかり作りこみたい方は、以下の記事もおすすめです。
営業のコツを掴んで案件が続く医療ライターになろう
案件を獲得できるかは、営業のタイミングによっても左右されます。ときには断られることもありますが、まずは失敗を恐れず営業の回数を重ねることが大切です。
かよこさん
医療ライターとして活躍したい方は、今回ご紹介した営業方法にぜひチャレンジしてみてくださいね。
医療ライターの営業方法についてより詳しく知りたい方は「医療ライターのはじめかた」の受講がおすすめです。
「医療ライターのはじめかた」では、医療ライターの基礎スキルや営業方法が学べるほか、ポートフォリオに掲載できる記名記事を書くことができます。
▼詳しくはこちら💐
「医療ライターのはじめかた」講座について