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医療ライター講座や「MediWebラボ」運営中、まいまいさんにインタビュー!【MediWebラボ企画vol.3】

こんにちは!MediJumpを運営しています、薬剤師ライターのまいまいです。

今回は、運営している「MediWebラボ(元:医療ライターの交流ラボ)」内で開催した「取材し合おう!イベント」にて、医療ライターであるラボメンバー同士で取材&記事作成した記事をvol.1〜4に分けて紹介していきます!

この記事では、ラボオーナーの私(まいまい)が取材いただいた内容を記事化しています。どうして薬剤師から医療・取材ライターやメディア運営をはじめたのか?今後やりたいことは?など、気になる方はぜひご覧ください!

講座やコミュニティ運営中、まいまいさんの自己紹介

ーー最初に、まいまいさんの自己紹介をお願いします。

医療ライターの松岡マイです。3年前までは薬局で薬剤師として働いていましたが、体調を崩したことをきっかけにフリーライターに転向しました。

現在、フリーで医療ライターや取材ライターをしながら、医療ライターのはじめかた講座や医療ライター向けコミュニティー「MediWebラボ」の運営、医療ライター系メディア「Medi Jump」の運用をしています。

ーーありがとうございます。まいまいさんが現在の働き方に至るまでの経緯や、これから叶えたい夢についてたくさんお話を伺えたらと思います。

はい、よろしくお願いします!

薬剤師として働いて感じた、理想とのギャップ

ーー薬剤師をされていたまいまいさんが、フリーランスへ転向されたきっかけを教えてください。

就活をしているときは、薬学部に入ったら薬剤師になるのが当たり前だと思っていたんです。進路も病院薬剤師、薬局薬剤師、製薬会社の3パターンしか、候補として考えていませんでした。

ただ実際に薬剤師として働いてみたら、自分の性格や理想とする働きかたとは違うと気がついたんです。そして薬剤師として働いていたときの体調不良をきっかけに、「自分が実現したい暮らしかたや働きかた」が何かを考えるようになりました

自分の理想の暮らしや働きかたを考えた結果、好きな場所で過ごしてもちゃんと稼げる働きかたが、自分の理想なのではと思いました。体調を崩した時に、医師から「寒さも病気の原因のひとつ」と言われていたので、寒い時期にあったかい国に自由に行けるのをイメージしていましたね。

働きかたの選択肢って、自分が思っていた以上に多いんだな、と今でも気づかされています。「この暮らしかたや働きかたって、自分の特性にあってないのかも?」と感じたら、その都度振り返ったり理由を書き出してみることが大切ですね

ーー好きな時に、好きな場所で働くことが憧れだったんですね。

はい。学生の頃から、旅しながら働く旅系のライターさんが綺麗な写真をアップされているのをみていたのもあり、漠然とした憧れはずっとあったように思います。

薬剤師として同じ場所や人たちと働いていたこともあり、ひとつの場所に固定されるのでなく、さまざまな場所に足を運んでいろいろな景色を見ながら働けたら楽しそうだな、と思っていました。

ーー薬剤師として働いてみて、性格面では具体的にどんなところが合わないと感じていたのでしょうか。

私は好奇心がとても強くて、いろいろな場所に行って情報をゲットしたり、旅先で出会った気の合う方と話すことが好きなタイプでした。ゲストハウスに泊まって、出会った方の働きかたや生きかたを聞いて、自分の知らない世界を見れる時間がとても楽しかったんです。

いろいろなことに興味がいくタイプなので、ひとつのことにずっと集中するシングルタスクよりも、ある程度マルチタスクな方が過ごしやすい性格なのかな?と思います

好奇心旺盛な私にとって、働く場所が固定されていて、毎日同じ人と顔を合わせるというスタイルでの働きかたは、少し窮屈に感じてしまいました。

好きな時に好きな場所で働くという”憧れ”を実現

写真提供:まいまいさん

ーー場所にしばられない憧れの働きかたをしたいと思ってからは、どのように行動されていったのですか。

場所にしばられない働きかたを実現するために、派遣薬剤師をしながらライティングの勉強をはじめました。

冬の3ヶ月は沖縄で、夏の3ヶ月は北海道で派遣薬剤師をやってみたり、派遣薬剤師の体験談を記事にするお仕事をしたりしていました。

Webライターを始めたばかりの頃を振り返ると、頑張ってるという自覚なく頑張れていたと思います。派遣薬剤師をしていたときも、仕事が終わったらカフェにこもってカタカタと記事を書いたり、1週間のお盆休みを全部ブログ作りに充てたり。

好きな時に好きな場所で働くライフスタイルを実際にやってみて、とても自分に合っていたので続けたいと思いました。どこでも働けるようにWebスキルを本格的に学びたく、1ヶ月のキャリアスクールに通い、ライティングとデザインの基礎を勉強しました。

そして個人事業主に切り替え、以降はWeb系のフリーランスをやっています。

現在の働きかた

ーー現在も、旅をしながら働いているのですか?

現在は、パートナーとの同棲がはじまったこと、コロナ禍であったことから、定住して暮らしています。パートナーもリモートワークだったので、ワーケーションに行って気分転換をしたこともありました。

“憧れの働きかた”をやってみたからこそ、以前よりも定住して過ごす安定さを実感するようになったかもしれません。また、コロナ禍は「在宅」が「働きたい場所」でもあったので、「好きな場所で働く」は、ある程度実現できていたんじゃないかなと思います。

どこにいても、どんなライフイベントがあっても働きやすい働きかたにシフトチェンジできるように、今後も柔軟に考えながら過ごしていきたいです

薬剤師から医療ライターになったきっかけ

ーー数あるWebスキルの中でも、ライティングを選んだ理由を教えてください。

ライティングは、自分の経験を文章にしてお仕事につなげられるので、薬剤師としての経験が無駄にならないと感じました。薬剤師から転職するとしても、今までとまったく違う働き方をするのは不安でした。せっかくなら薬剤師としての知識を少しでも活かせたらいいなと思い、まずはWebライターに専念しました

また、他のWebスキルの中でもWebライターが一番始めやすそうだと感じたこと、文章力は他のお仕事にも必要な要素でもあるので学びたいな、という気持ちもありました

ーーWebライターの中でも、どうして医療ライターをされているのですか。

最初は憧れだった旅系のライターもやっていたのですが、トラベルライターの数はとても多いため必然的に案件も安価になりやすくて。趣味である旅をしながら働けるのは楽しかったのですが、稼働量が多くてもあまり稼げないことがありました。

医療系のライティングは、専門性が高いため単価も高いですし、自分の強みも活かせたことが今につながっています。

興味のあるものはとりあえずやってみて、楽しいか、自分に合ってるのか、ちゃんと稼げるのかを判断しながら、随時シフトチェンジしています。

ーー実際にやってみながら自分に合う働き方を模索していったんですね。

まいまいさんが、これから叶えたい夢

写真提供:まいまいさん

ーーまいまいさんが、これから叶えたい夢はありますか?

まずは医療ライターのはじめかた講座や、コミュニティー「MediWebラボ」運営、ブログメディア「MediJump」運営など、自分で運営しているサービスを充実させていくことに専念したいと思っています。2,3年後に海外移住することも想定して、少しずつUIデザインの勉強もはじめました。

ーーまいまいさん自身もサービスも、さらにパワーアップしていきそうですね。
どうして今、UIデザインを学ばれているのでしょうか。

パートナーがWebエンジニアで、彼の仕事の都合で2,3年後くらいに海外に移住を考えています。
講座をゆくゆくはWebサービス化したいこと、Webデザインを学んだことがあり楽しかったこと、パートナーと共同でWebサービスを作れたらいいねと話していたことから、UIデザインに興味を持ちました。
私がUIデザインを学び、サービスの実装面は彼にお願いして、講座運営側も受講生さんもより使いやすくなるようWebサービスの基盤を作りたいと考えています。私は「毎日の暮らし」を大切に生活していきたいので、海外移住という新しい目標に合わせて、自分自身の働きかたも柔軟に考え続けられればと思っています

ーー海外でも働けることを視野に入れていらっしゃるのですね。
自分のサービスを拡大するために考えていることはありますか。

医療ライターのはじめかた講座や、コミュニティー「MediWebラボ」運営、ブログメディア「MediJump」運営の中で外注を強化して仕事を少しずつ預けていき、自分自身は運営面に専念して行けたらと思います。

自分が持っていない強みを持っている人と一緒に講座を作ると勉強になりますし、受講生さんにもより良いものを提供できるなと。

スキルも実績もある、よりお仕事を増やしたい現役の医療系クリエイターの方々をどんどん巻き込んで外注できれば、クライアントさんも私も受講生さんもお互いにメリットがあり、良い循環が生まれるなと考えています。

正直、自分一人で頭の中で考えているやりたいことや、メンバーさんの希望内容を全部やるのはキャパオーバーなので、少しずつ自分は運営にフォーカスしていきたい。内容の改善・充実や集客、運営を継続するためのマネタイズなどに、より力を入れられたらと思います。

あとは、嬉しいことに「医療ライターのはじめかた」卒業生さんがどんどん実績を増やしているので、「MediWebラボ」の中でチームとして外注できるよう、私も頑張っていきたいです!

ーー素敵なお話をありがとうございました。まいまいさんのこれからが楽しみです。

ペアインタビューをしてみて:取材ライターの感想

薬学生ライター

えみぞうさん

今回は、MediWebラボ企画/取材ライティングをし合おう!イベント】として、MediJumpを運用されているまいまいさんにインタビューをしました!

講座を作られたり、自分で仕事を作って周りに価値を提供できる憧れのまいまいさんとお話して、憧れの方も今に至るまでさまざまな経験と努力をされてきたのだなと勇気をもらいました

薬学生ライター

えみぞうさん

どこでも働けるライフスタイルを実現させたまいまいさんが、日本から海外へと活躍の幅を広げて行かれるのがとても楽しみです!

SNSの紹介

【まいまいさんのSNS】
・Twitter:https://twitter.com/mai_nomad

「取材し合おう!イベント」企画:MediWebラボ
医療×Webで活躍するクリエイターさんの参加をお待ちしています!🙌
https://community.camp-fire.jp/projects/view/577055

取材・記事作成:えみぞう

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メディア運営・編集

京薬卒、(株)Medited代表取締役。 医療・取材ライターや医療系介護メディアの編集長業務、キャリアスクールでの講師メンター業などを経て2020年よりオンライン動画講座「医療ライターのはじめかた」メディア「MediJump」の運営を開始。2022年より医療×Webクリエイターの交流コミュニティ「MediWebラボ」をスタート。2023年に法人化し、経済産業省JStarX起業家プログラム等に採択。「医療資格は、ずっと味方」をテーマに活動しています。